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謎解き・ツインソウルの正体 1

ツインソウルとは・・・
双子の魂。魂の片割れ。
もともとひとつだった魂が、二つに分かれた存在。


巷ではいろんな情報で溢れている。

どれもそれぞれの解釈で描かれているため、初めて検索した人がこれがツインソウルの本質だと思ったら困るなあと思う内容が多い。

ツインソウルの世界のバイブル的なものだと思っていたサイトの記事もあるが、それさえ所詮人間の書いたもので、その人間の意識のフィルターが掛かっているため、全てが事実だとは言えない。

年々それも自分の感じているものとずれて来ているように思う。

ツインソウル、ツインレイと言われるもの自体は簡単に言って「二つに分かれた魂」と言う意味で間違いないと思うが、それに付随する「魂の学び」とか「究極の伴侶」とか、結構これらの情報が充実しているため、いやでもロマンテックな状況を引き寄せる。

恋愛を拗らせ、それをツインソウルに当てはめて現実を顧みないとか、スピリチュアル難民という問題も起こったり起こらなかったりすると聞く。


わたしは拗らせているのかなあ・・・

まあ、確かに拗らせているよなあ・・・


でも、誰も頼んでいないし、望んでこうなったわけではない。なにも悪いことしてないのに、どうしてこんな肩身の狭い思いをしないといけないのだろう。有る意味被害者だ。自分は完璧だと思っていたら、突然「実は半分しかないのだよ」って言われてしまったのだから。天地がひっくり返ってしまうとはこの事だ。

そろそろ既存のツインソウルの定説に飽きてきた。試練だの使命だの・・なんだか嘘っほいと感じるようになって来た。

果たしてこの疑いのような想いはどこから来るのだろう。

一体ツインソウルって何なのだろう。

ツインソウルの正体は、目的は、本当は何なのだろう。


魂の領域のことはきっと、言葉ではない。

人の脳では理解できることではない。きっとそうなのだ。

なのでそこらへんのサイトの情報で真実を掴めるわけがない。依頼されたライターさんも大変だっただろう。

明らかに、「わたし知識どころか興味もありませんが、依頼されたのでとりあえずその辺の資料集めて纏めておきます。爪とか指の形が似ているって感じでいいんですね。へー誕生日も同じだったりするんですか、(苦笑)」って様子が伝わってくる。

体験者とそうでない者の文章は明らかに違う。何が違うって質が違う。魂が込められていないと言ったら失笑を買うだろうか。

人の根源的なところを、そんな制限のある場所でサラッと書かれても本質に至るわけがない。


なぜもう一人の自分が突然現れて、人生を狂わせるほどの衝撃を与えるのか。

なぜ一瞬たりとも忘れることができず、この想いは永遠に止むことがないことを知っているのか。


終始そんな疑問に襲われている。それを突き止めないと自分が生まれてきた意味がない気がしていた。

もはやツインの真実は、わたし自身の存在の真実でもあるのだ。


そんなわけで、もうすでにネットはすべて信用できないので、他の方法で真実を探ろうと必死だった。

いつも不思議に感じたのは、信頼のおける魂の書*と言うものにはツインソウルの事はどこにもはっきりとは書かれてはいないこと。

この事実がスピリチュアルに長けている人たちと話を共有できない原因でもある。

スピリチュアルに暗い人にはどうせ理解されないのだからどう思われても構わないのだけど、別のアプローチで精神世界を見てきた人にはその霊性の高さゆえに知識と智慧は敵わない。

所詮恋愛感情の拗れたものだとしか理解されず、重要なのはあくまでもあなた自身だと言われてしまう。相手の人生は別なのだと。

そんなことは分かっている。ただ一人になればなるほど入り込んできている体感的なことや、すべての現象がそのためにあった事は疑いようもなく、もはや自分一人の問題でないということを伝えきれない歯痒さで屈辱を味わう。


ツインソウル関係の書物*は信頼のおける物もあるが、やはりそれはその人の体験であり人生はそれぞれ違うように、それぞれのツインソウルの行程も違う。その話は決してツインソウルの真実の話では無い。わたしはツインソウルの起源を知りたいのだ。

ただ、信頼が置けるからこそツインソウルが有るという結論は出せる。

ツインソウルは有る。なら、何なのか。

実は、はっきりと書いてくれない信頼のおける魂の書は、はっきりと書いていないだけで、それらを匂わせる文がある。興味のない人には全く引っかからないスルーしてしまうような文章かもしれないが、当事者は引っ掛かる。微かな手がかりを持つのだけど、どうも煙に巻かれてしまう。とても微妙な一節なのだ。

なくはない

信頼のおける魂の書物には、ツインソウルは無くは無いと言われているような気がする。

もしかしておちょくられているのではないかと思ったりする。筆者は確信犯なのか、それとも無意識に書かされているのか、やはり倫理に反する事だと明るみできないのか。それとも、真実の大御所の書物にとっては所詮ツインソウルなど取るに足らない現象なのか。


辿り着いたのは、「奇跡のコース」だった。

正確には関連書による、神からの分離、二元性、非二元性の現象の記述によって、わたしはその時、わたしにとってはっきりと、ツインソウルの発祥を確認したのである。


*このお話はわたし自身の体験と直観であり、真実を証明するものではありません。それぞれの存在に当てはめるには大きな不都合が生じるかもしれません。一つのケース、または物語のように読んでいただければ幸いです。



*参考図書

信頼のおける魂の書・・・『聖なる予言』『奇跡のコース』etc..

ツインソウル関係の信頼のおける書物・・・『ソウルメイト』『ツインソウル』飯田文彦著 etc..


その2はこちら



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