ひとりでも気軽に入れるカフェ“黒澤文庫”さん
10月某日、大好きな文房具探しのついでに、ランチのお店を探してふらふらしていたら素敵な看板がありました。
お店の名前は、「黒澤文庫」さん。
日本橋髙島屋S.C.4階のフロア奥にひっそりと佇む、【本と珈琲とインクの匂い】がコンセプトの喫茶店。
Cafe 黒澤文庫 -本と珈琲とインクの匂い-
東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋S.C. 新館4階
毎日 10:30~20:00(グットモーニング 10:30~11:00) 公式HP
レストランガイドの「本」「珈琲」「インク」という文字が並んで見えた瞬間に、ここへ訪れることは決まっていました。惹かれる要素しかない。
早速、お店の方に案内していただきます。
空いているときは自分の好きな席が選べます。私は中央の大きなテーブルの端の席を選びました。
おしゃれな雑貨屋とインテリア、古書や蔵書がたくさん所狭しと並んでいるのにひとつの空間としてまとまっています。
私の家で本を4、5冊並べてもこんなに馴染むことはないだろうなぁ…。
ところで、上の写真の右下あたり・・・
謎のゴリラ推し。
スタッフの中にゴリラ好きがいるのか…?
この本の並びを見てよりいっそうこのお店が好きになりました。
芳醇な香りのきのこと黄身が絡んで絶品❤フランス郷土料理のガレット
ガレットを見た目だけInstagramやTwitterで知っていてどんな料理か知らない私のような方のために、黒澤文庫さんが紹介してくれています。
フランス西海岸ブルターニュ地方の郷土料理。この地方ならではの痩せた土地を生かしたそば粉100%の記事、フランス産ゲランド塩を用いてクレープの様に生地を焼き、魚介類や野菜をのせました。これがブルターニュ地方の主食となるガレットです。
髙島屋さんでちょうど「きのこde菌活メニューフェア」なるものを開催されていて、きのこ好きの私は思わず飛びつきました。
生地を折りたたんできのこと黄身を挟んで一口でぺろりと食べちゃうのがおすすめです😍
私のはじめてのガレットは黒澤文庫さんに捧げます。めちゃくちゃ美味でした。
お値段 1155円
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氷だけになっても美味しい✨甘くてたっぷり大容量アイスココア
何ページにも渡る豊富なドリンクメニューの中で、たったひとつを選ぶのは甲乙つけ難かったのですが。
何やらチョコとココア好きが喜んで飛び上がりそうなドリンクがあったので、キミに決めた!アイスココアです。
iwakiさんのガラスビーカーになみなみとココアが注がれていて(実験室みたいでかわいい)、上にはホイップクリームとカカオニブ、ココアパウダーが乗っていました。
それでですね。
驚いたのが、氷までココアなんです!えー!!氷までこだわっているお店はHARBSさんしか出会ったことなかったのに!
おかげさまで最後までココアを楽しめました。私は感動した。
お値段 880円(税込)
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店内の本を手にとって読書感想文。
ふと気になって開いた本の気になった部分で「へぇ〜」となった部分を抜粋。
愛は4つの段階に分類ができるとのこと。
日常で自分の「この気持ちって愛なのかな?恋なのかな?」って思う機会は滅多にないと思いますが、心理学では「恋愛」も含めて分類してみたそうです。
①愛着の愛は赤ちゃんが保護者に対して抱くもの、
②慈愛は見返りなしに誰かを思いやるもの、
③友情の愛は自分に良いことをしてくれた人を好きに、逆に嫌なことをされたら嫌いになるもの、
④ロマンティックな愛は性愛を含むため、結婚するための最重要条件
なかなか面白かったです。
特に③、友人に対する気持ちは「自分にいいコトしてくれたから好きになる」っていう当然といえば当然の帰結なんですが、言語化されると「ああそうか」って気持ちになります。
以上短い読書感想文でした。
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さいごに
お会計は、クレジットカード、電子マネーOKです!
私はPayPayを使いました。
まだまだ食べ尽くせてないメニューがたっくさんあるので、今度は友人や夫と行ってみたいですね〜!
今回は私ひとりで行きましたが、店内はいろんなお客さんがいました。
きれいなドレス姿のお姉さん方、
老夫婦、
世界の戦争を起業側の視点からなくしていこう!と熱く語る女性と、
それに相槌を打つ先輩男性
などなど、個性的な面々が揃っていました。
訪れるお客さんも喫茶店によって違うことありますよね。とても興味深かったです。
黒澤文庫さん、ありがとうございました!