「コロナ休校をプラスに!」する工夫
なぜこのタイミング?!な臨時休校
うちには小学校1年生と、2歳の娘がいます。
夫はフルタイムの会社員。
私はフリーランスで、講師、企画、編集、執筆など手広く?仕事をしています。
3月3日(火)から、この地域の小学校も臨時休校に。
一応3月15日まで、ということですが、
地域の感染者数も増えてきているので、
このまま春休み突入、と思っておいたほうが良さそうです。
問題は小1の長女の平日の過ごし方。
夫が3月いっぱい完全在宅勤務に切り替えました。
なので、学童保育は
「どうしても、私も夫も不在の時のみ頼る」こと決めて、
基本は自宅で、私がイニシアチブをとってケアすることに。
けど、今、仕事が立て込んでまして・・・汗
今週は、校了が1本、
来週は2本、さらに企画納品2本、報告書も一本。
と、実に個人的ではありますが、
「なぜに今臨時休校!?」と叫びたくなるような状況。
そんな中・・・
2月27日(木) 花まる学習会が、有料アプリを無料で提供を決定
3月2日(月) 探究学舎がオンライン講義をスタート
そのほかも続々と、子どもたちの居場所の提供、コンテンツの提案が・・・!
ナニコレ、すごい!!!
みんながみんな、人のこと考えている!感動・・・
私もオンライン講座のコンテンツも持っているのでこれを機に、世の困っている親子のサポートをしたい。
けど、正直、目の前のことに必死で、まったくヨユーなし!!汗。
せめてちょこっとでもお役に立てれば、
という思いで、私自身が、今回の休校を「プラス思考で」捉えて実践してみてよかったことをご紹介していくことにしました。
これからご紹介するポイントは、
実際に4日間取り入れてみて、
親子ともども「よかった!」ものを厳選しています!
ただ、うちはまだ小1であることや、
お子さんの性格や状態によって当てはまらないこともありますし、
そして何より、直接かかわる大人が「やりやすい」ことが大切なので、
あくまで、参考までにご覧ください。
1、これは「休み」ではない「ホームスクーリング」である!
娘:休みだー!イエーイ!
私:違うよ。いつもの学校にはいかないだけだよ。うちで学校するんだよ?
娘:え?!ママが先生するの?!
私:そうそう。あとパパも。時々you tubeも。学校の名前、決めていいよ。
娘:えー!!!すごいね!!じゃあ『ママスクール』にする!(単純)
ということで、この臨時休校は、あくまで臨時であり、
家では学校のごとく過ごすことを娘にはしっかり伝えました。
そして、スケジュールにカキカキ。
(見える化、大事)
このことは、「ダラダラ防止」に非常に役に立ちました!!
休校4日目の今日のこと。
朝、時間割を決めている時に、「やりたいこと」を聞きました。
娘:「やりたいこと」といえば、ディズニーチャンネルで映画を見たいよ。
私:えーっと、それって学校でするっけ?
娘:あ、そうかー笑。しなーい。休みの日の楽しみにしておこう!
とまあ、こんな具合でした。
臨時休校は「休みだ!」と思うと、
宿題もうっとおしくなりますが、
「家が学校になったのだ」と意識すると、宿題は授業の中身に早変わりします。
2、ルーティーンを取り入れる
・朝礼を決まった時間にする
この日は、朝の家のお手伝い(食器洗い。植物の水やり)
がずれ込み、9:00を過ぎましたが、基本9:00スタートです。
きっかけは、在宅勤務の夫。
初日に突然、
夫:はい、ではパパ校長の、朝礼を始めます!!
とふざけて言ったところ、娘の目がめっちゃ輝いた!w
ので、4日間続けています。
めちゃくちゃ大きい声で挨拶するので、気合いが入ります。
学校ではこうしたメリハリをつけるための工夫が随所にあるのでしょうね。
・検温表をつける(朝のみ)
学校から配られていた検温のプリントも初日から使うことにしました。
コレですね。
娘:ねえ、また36.1℃だよ・・・毎日、同じ。なぜ・・・。
など、体温をつけて体調を管理することなど、学ぶことも多くあります。
というか、初日は「体温計の読み方が分からないよ〜!」からスタートでしたが汗。
そのほかも、朝の家のお手伝い内容を決める。
歯を磨くなど、当たり前のことですが、
「コレを続けていると、家族みんなが調子いいねえ」
と思えることをルーティン化していくと、心地よい1日のスタートがきれますね。
何をするかは、大人が提案しつつも、お手伝いはぜひお子さんに考えてもらうと良いと思います。自分で決めたことは、続けられるので!
3、整理整頓、1年間の棚卸しをする
・学校から持ち帰ったものの整理をする
お道具箱、プリント、教科書、宿題などなど、とりあえず持って帰ってきたままにしていませんか?
まずは、気持ちよく次の学年を迎えられるように、
この整理をすることを提案すると良いかもしれません。
うちは初日にまず、コレをしました。
お道具箱には、図工で使った毛糸やらなんやらごちゃごちゃーっと入ってるし、
筆箱も、消しかすで作った練り消し、小さくなった鉛筆などで汚い・・・。
これは、お子さんに自分で整理してもらいます。
娘:ママじゃなくて、自分でやったら気持ちよかった。
と、感想ノートに書いてました。
・1年の振り返りをする
プリント、ドリル類の整理のついでに、
「学活」の時間として、1年の振り返りをしてみました。
やり方は、1年生の最初の「連絡帳」「おけいこ帳」「ドリル」を本人にみてもらい、ただ、感想を聞きます。
私:どう?
娘:げえ!超、字、汚いね・・・。計算めっちゃ簡単なのに、めっちゃ間違えてる。えー、私、バカだったのー?!w
私:いやいや、できることが増えたってことだよ。毎日コツコツ、宿題やってたからだよ。よく頑張ったねー。字は書けない、読めないだったのにねえ(ホント)。
娘:そうかー!(素直な性格なのです)
そのほか、生活の時間の作品などもまとめて持って帰っていると思うので、
整理しながら、「何が楽しかった?好きだった?」など、
色々、お子さんに聞いてみると楽しいと思います。
たまった紙類を捨てたい!という下心からやってみたのですが
思いがけず、親の私も、娘自身も「成長」を実感できる素敵な時間になりました。
学習の定着には、「自分ができている」と認識することが最も重要だ、
と言われているので、親からのフィードバックタイムは案外貴重かもしれません。
4、時間割をある程度、決める
・基本は学校の時間割にのっとる
基本は、学校の時間割の教科を取り入れるようにして、
娘自身に、それぞれの内容と、順番は決めてもらいました。
・ポストイットを持ち出すだけで、娘、喜ぶ!
普段使わないアイテムって、喜びますよねーw。
ポストイットに教科名を書いて、毎日ペタペタ張り替える形式にしました。
朝、自分で考えられるのが普段の学校と違うところで、楽しいようです。
・学習内容は、試行錯誤。とりあえず、宿題は入れる。
普段は、娘の勉強を細かくみてあげられていないので、
これを機に知るべく、宿題を教科の時間に当ててやりました。
そこで、娘の学力を見立てて私の方でドリルを入れてみたり、
無料公開動画を入れてみたりと、この4日間はとにかく試行錯誤しました。
おかげで、ある程度娘の苦手なところ、
食いつくものが選別できたかなあと思います。
・30分で区切る
学校の授業は普段40分ですが、ひとりで学習では集中力が持たないだろうと思い、ひとまず全部30分で区切りました。
この辺りは、本当に臨機応変に!
娘がだらっとし始めたら、順番を変える提案をしたり、
近所におつかいに行ってもらったりしました。
・息抜きの時間を入れておく
国語(読書)、図工、生活、音楽(ピアノ)が、
娘にとっては息抜きタイムになっています。
補足として、、、娘はとにかく活字嫌い、本を読みません!
が、珍しく3学期になって図書室から「もののけ姫(上・下)」を何回も借りてきてハマっていました。
なので、メルカリで漫画の「もののけ姫」を買っておいたところ、
さらにどハマり!
読書タイムはこの漫画ならOKということにしてます。
早く「文章」を読んで欲しいけれど・・・汗。そこは我慢・・・w。
娘:あー、学校の図書の時間もソファあればいいのにねえ、うふふ。
で、この息抜きタイムは、私が仕事で手が離せないときに、重宝する!
ということもわかりました。というのは30分以上でも延長したいと娘が自分がいうから、手放せるという・・・。
ドリル系はどうしても、途中で質問が入るので。
プラスになってきた?
4日間の間に工夫してきて、良かったポイントをピックアップしてみました!
改めて、娘にとっては、
・規則正しい生活とは、ルーティンがあることで作られていく
・自分で自分の時間割(と一部中身)を決められるという喜び
・好きなことで学べるという喜び
この辺りがじわじわとプラスになって来ているようで、
金曜日の今日は
娘:あー、明日はママ学校やすみかあ。ザンネーン。
と言っていたので、まあまあ飽きてはいないようです。
私自身は寝不足が続いてますがw、
娘の側で、細やかな成長を感じる瞬間も多くあり、
ホームスクーリングの良さを実感しています。
「休みは続くよどこまでも(爆)」状態なので、
せっかくならば、親子で気持ちよく過ごせると良いですね。
来週もいろいろ実践あるのみ!
一緒に楽しみましょうねー!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました:)
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