10月7日(月) 奄美旅行初日
成田空港近くのカプセルホテルでスマホのアラームで4時半に起きました。
あんまりよく眠れなかったけど4時間ぐらいは寝た感じです。
着替えて歯を磨いたりして準備して、空港へのシャトルバスに5時半に乗りました。
ホテルを出てすぐのバス停に並んで乗りました。
一緒に乗っている数人の方たちも一緒の便に乗るのかなと思いました。
第1ターミナルから出る飛行機に乗るのですが、バスは第2と第3にしか行きません。
一度第2で降りて、第2ターミナル内に入って、なんかスタッフさんっぽい方に第1ターミナルにはどうやって行ったらいいですかと聞いたら、外のバス停から無料のやつに乗って行ってくださいって言われて、8番のバス停と18番のバス停が第1ターミナル行きです、あ、18番今バス来てますね。
って教えてくださって、あざますと言って、18番のバスに乗って、第1ターミナルに行きました。
ターミナル間は全部無料のバスで移動できるんですね。
初めて知りました。
飛行機のチケットはPeachで取ってるのでなんかピンク色の自動チェックイン機でQRコードをピッとやって、紙がバーって出て来て、座席番号が書いてありました。
27Aみたいな席だったので、お、窓側かな、と思いました。
そこから荷物検査場へ向かいます。
僕は飛行機に乗るのがまだ3回目なので、飛行機に乗るまでの段取りの一つ一つが新鮮だし、間違えないように注意深くなります。
時間に余裕を持って行動します。
検査は何事もなく通過して、肩掛けのグレーの小さな巾着の鞄と、紫の大きな登山バックみたいなのを受け取って、搭乗待合所に向かいました。
朝一番の便だけどもちろん飛行機は満席なので、待合室に人はたくさんいました。
搭乗の時間が近づくごとに人が増えていきます。
お土産コーナーを見て、トイレに行って、椅子に座って朝のニュースが映っているテレビを見るともなく見ながら待ちました。
飛行機は怖いです。
初めて飛行機に乗った春の福岡旅行の時に、天候が悪くてずっと揺れていて、それで苦手になりました。
正式に、乗るのが怖い乗り物です。
ジェットコースターと同じ感じです。
だからドキドキそわそわして待ちました。
でも今日は天気が良いので、もしかしたらあまり揺れないのではないかと想像していました。
7時になり、奄美行きの搭乗が始まりました。
急ぐこともないのでのんびり列の後方に並びました。
綺麗な客室乗務員のお姉さんに、さっきバーって出て来た紙のQRコードを見せてピッてやってもらいました。
ゲートの先はすぐ外になっていて、バスに乗るようでした。
よくバスに乗る日です。
満員のバスに乗って飛行機のそばまで運ばれて、階段を上がっていよいよ乗り込みました。
座席は後ろの方で、やはり窓側でした。
良かったです。
窓側の方がなんか少しだけ怖くない気がします。
紫の大きいリュックを上の棚に入れて、グレーのは持ったまま座りました。
前の座席の下に置きます。
シートベルトをして、眩しいのでサングラスをかけました。
隣に年配のご夫婦が座りました。
しばらくして、全員が着席して、またしばらくして、やっと離陸しました。
席についてから離陸までが長いですよね。
席の背もたれは倒したりできません。
最初からちょうどいい角度に倒してあるらしいです。
全部そうしたらいいと思います。
倒していいですか、の声かけは煩わしいだけです。
上空にあがって雲の上に出るのは気持ちが良いけど、やはり少し怖くもありました。
成田から奄美大島までなので、ずっと海の上を通ります。
窓の下はまだらな白い雲と、その影が点々と落ちる紺色の海が広がっていました。
やはり揺れは少なかったのだと思います。
時々ガタガタ揺れて、時々Gが少しかかる程度で済みました。
恐怖は感じましたが大丈夫でした。
2時間半のフライトで着陸直前には喜界島が見えて、そこから少し離れて奄美大島が見えて来ました。
隣の席の旦那さんがカメラを手にしていたので、どうぞと言って身を後ろに引いて、窓まで腕を伸ばして写真を撮らせてあげました。
上空から見る奄美大島は山と緑が多く、周囲の海はとても綺麗で映えていました。
無事、奄美空港の滑走路に着陸しました。
太陽が眩しいです。
重たい荷物を背負って空港を出ました。
バス停を探しました。
またバスに乗ります。
名瀬市という、奄美の中心の市街地に向かいます。
そこに3泊するホテルがあるので、まずは荷物を預けます。
ちょうどいい時間にバスが来ていたけど、奄美空港を散策したいので一本見送りました。
お土産屋を覗いたり外観を写真に撮ったりしました。
奄美の空気です。
天気は快晴です。
東京は今日からいよいよ涼しくなる感じでしたが、奄美はなかなか暑いです。
ところどころにヤシの木が生えていて南国感が凄いです。
前日のホテルや今日の飛行機など、一つもミスらずに来られた自分を褒めてやりたくなりました。
やることがなくなって、バスが来るまで空港のベンチに腰掛けて待ちました。
これから会う友達に今着いたよーとLINEしました。
数分してバスが来て、目当てのバス停であるウエストコート前までいくことを運転手さんに確認して、整理券を取って乗り込みました。
大型の送迎バスでした。
乗客はなんと自分一人だけでした。
前から4列目の左端の席に座りました。
窓から見える奄美の風景にワクワクしつつ、目当てのバス停に50分かけて到着しました。
値段は事前に調べてあって1100円でした。
支払いは現金のみでした。
Suicaは使えないみたいです。
名瀬市の市街地に着きました。
奄美の中でも特に栄えている場所のようです。
高いホテルもいくつか建っているし、飲屋街もありました。
ホテルに入って、荷物だけ預けさせてもらいました。
紫の大きなリュックだけ預けました。
グレーの肩掛け巾着袋は財布などを入れて所持する用です。
改めて来館されるチェックインの時間は何時ごろですかと問われて、15時とか16時ごろかと思います、とテキトーに答えてしまいました。
これからお友達とご飯を食べて戻るので、ホントにそれぐらいのつもりだったんですけど、全然計画通りにはいきませんでした。
まず友達に車でここに迎えに来てもらいます。
ですがお子さんの学校の運動会があるみたいで、それが長引いて遅れています。
なのでフラフラこのあたりを散歩して待つことにしました。
まずホテルの周りを歩いて散策しました。
それだけでもう楽しいです。
近くに屋仁川通りという夜の飲み屋さんが多い通りがあって、楽しい外装の飲食店が並んでいました。
海の方に近づくと名瀬港があって、そこで海を眺めました。
本屋さんはあるのかなと思ってマップで調べると、近くに古本屋さんと新刊書店が一店ずつありました。
まず古本屋さんに入りました。
比較的新そうな5階建ぐらいのビルの2階でした。
薄暗い店内にはいろんな本が雑然と並んでいました。
細長い店内の、一番奥の窓の近くには家みたいなテーブルと椅子があって、腰掛けて本を読むこともできます。
僕の他に客はおらず、僕はゆっくり棚を見てまわりました。
奄美に関する書籍や雑誌や写真集が、やはり多く見えやすい位置に並んでいました。
居心地がよくてとても良い古本屋さんだなと思い、どうせなら何か文庫本でも一冊買って行こうかと思ったけど、欲しいものが見当たらず諦めました。
途中でカウンターの奥に座っていた店主のお爺さんが、最初僕が入って来た時は気づかなかったけど、今その存在に気づいたような感じで、ああ暗くてすみませんね、今明かり付けますから、と言って蛍光灯をつけてくれました。
その後すぐに出ていくのもアレだと思い、そこから友達からの連絡を気にしながら10分ぐらい店内を見てまわって、他にお客さん入ってこないかなぁと思ったけど入ってこず、ちょっと気まずいけど何も買わず退店するかと思って、店主さんのいる方に軽く会釈しながら店の扉を出たけど、店主さんはカウンターの奥のスペースにいたようで姿は見えず、無駄な会釈になってしまったなと思いました。
そのあと新刊書店の方に向かいました。
なかなか日差しが強くて暑いです。
でも天気が良いのはとても良いです。
店内が涼しいといいなと思いながら歩いて向かいました。
本屋さんは思ってたより手狭な空間でした。
扉を開けたら目の前に雑誌の棚と、右手にレジカウンターがありました。
お若い女性の店員さんがわざわざ立ち上がって深くお辞儀をして「いらっしゃいませ」と言ってくれました。
先に店内にいた若い男女のカップルが入れ違いで出ていき、またお客は僕一人になりました。
特に何か買う予定はないから、また誰も入ってこないで、狭い店内で店員さんと一対一の状態で、黙って出ていくのも冷やかしみたいで嫌だなぁと思いましたが、でもまあ結局そうなりました。
奄美のラジオ番組が流れる店内を10分ぐらいうろついて、何も買わずに涼んで店を出ました。
扉を開ける時には、また深くお辞儀して「ありがとうございました」と店員さんに言われて、変な罪悪感を抱きながら退店しました。
友達からまだ連絡はないので、スーパーに行ってみることにしました。
ここは奄美の中心部である名瀬市の、かなり栄えている街です。
途中アーケードのある商店街があったりして、この辺に住んでいる人は生活には不便はないんだろうなぁと思いました。
でももちろんいわゆる都会のような高いビルや大きな商業施設なんかはなくて、どこにいても常に海か山が見える感じで、もう最高だなぁと感じました。
スーパーでは商品の値段をよく見てみましたが、品物の値段とかは特に東京とは変わりないですね。
スーパーの2階はダイソーで、こちらも当然、品揃えとか値段も東京と変わりありませんでした。
そんなことにも、へ〜そうなんだぁと感心しながら歩いていると、友達から電話が来ました。
今終わったよーとのことで、あと10分ぐらいでそっちの方つくけどどこにいる?と聞かれて、グリーンストアと答えるとすぐにわかったようでした。
10分後、店の前まで来てくれて車に乗りました。
小学校の頃からの友達の女の子です。
結婚して、半年前に家族で奄美に移住しました。
車には彼女の3人の子供のうち2人が乗っていて、挨拶しました。
1人は体調が悪いみたいで家で旦那さんがみているようでした。
奄美の郷土料理である鶏飯が食べられるお店に連れて行ってくれました。
車中では奄美での生活のあれこれを聞きました。
色々興味深い話ばかりです。
子供のために車内のモニターでポニョを流していました。
20分ぐらい車を走らせて目当てのお店に到着したのですが、駐車場に車が止まっていなくて、建物も何か暗くて静かな感じがします。
ええ〜っ、と友達は言いました。
そのまま車で建物の入り口まで近づいてみると、「臨時休業」の看板が立っていました。
残念ですがUターンして、別のお店に行くことにしました。
奄美ではよくあることみたいです。
Googleマップでは営業中になっていても、実際行くと閉まっていることが。
だからどこかお店に行く際は一度電話してからの方が良いとのことです。
そうと知っていても流石にここは開いているだろうと思ったお店だったみたいです。
面白くてひとしきり笑ってから、もしかしたら今日が運動会だからお休みなのかもと、運転しながら彼女は言いました。
なるほどと思いました。
家族経営とかで、お子さんの運動会に家族みんなで参加するから臨時休業になっているのかもしれないです。
日曜だし、彼女のお子さんも運動会だったので、蓋然性の高い仮説だと思いました。
途中スコールに見舞われました。
雨が一分間ぐらい降ってすぐやむという現象を目の当たりにしました。
これも奄美では普通のことで、晴れていても場所によって数分間だけ雨が降るのは日常茶飯事みたいです。
鶏飯が食べられる別のお店に行きました。
日曜のお昼で少し混んでいるようでしたが、一番奥の隅のテーブルが空いていて座れました。
店内が広くて開放的で、砂浜と海のすぐ近くにあるお店でした。
窓から海が見渡せるけど、奥の方の席なので少し見える程度でした。
僕は鶏飯とお刺身の御膳とビールを頼みました。
友達の息子くんは海葡萄が大好きみたいで、パスタと海葡萄を注文しました。
友達はまだ小さい娘ちゃんを抱えながら向かいの席でトンカツ御膳を頼みました。
初めての鶏飯はお店の方にやり方を教わって食べました。
具もお汁も優しいお味で温かくてとても美味しかったです。
息子くんは海葡萄を食べすぎててママに注意されていました。
それと並行して娘ちゃんに食事を与えたりしていて、3人のお子さんを育てているこの目の前の友達、すげーと思いました。
お店を出て砂浜の方に行って写真を撮ったりして、その後また車に乗って、次は奄美パークまで連れてってくれました。
奄美パークは、奄美大島の自然や歴史や文化を学べる施設です。
シアタールームで15分間の奄美群島の紹介映像を見たり、島の模型を見たりして楽しみました。
次に奄美大島で活躍した画家の田中一村さんの展示を見ようと施設内を移動していた時、もう一人のお友達から電話がかかって来ました。
その方も女性で、同じく東京から奄美に旦那さんと一緒に移住した方です。
その方とも会って、案内してもらう手筈になっていました。
でも僕の滞在初日の日は仕事が入っていて、夜まで手が空かないかも、とのことでした。
でも電話で、もう仕事が終わったとのことでした。
まだ夕方の16時でした。
おおっいいね、と思いました。
小学校からの同級生であるAさんと、大人になってから出会ったBさんを、僕は奄美で引き合わせたいと思っていました。
たしかBさんも年齢は一緒なので、2人はお友達になれるだろうと思っていました。
東京にいた時に一回3人であったこともあるのですが、短い時間だったので、今回自分が2人が住む島に行って、3人でご飯でも食べられればと思っていたのでした。
Bさんも車で近くまで来てくれるみたいで、Aさんはじゃあお家のことあるから一度帰るということになって、中間地点で僕が車を乗り移る感じになりました。
女性2人に車で送迎してもらう感じで、至れり尽くせりの良いご身分です。
僕は免許持ってるけど運転できません。
プラチナペーパードライバーです。
結局、田中一村展には入りませんでした。
コンビニのところでAさんの車からBさんの車へ乗り変えました。
Bさんとはワーと言いながらハイタッチして挨拶しました。
夕陽が綺麗に見える高台があるようで、そこに向かうことになりました。
Aさんも一旦帰ってすぐに向かうので、向こうでまた会いましょうということになりました。
Bさんとは久々の再会です。
助手席に座って色々お話しました。
Aさんはまだ奄美に来て半年だけど、Bさんは数年経っています。
だからそのぶん奄美に詳しくて、運転しながら色々教えてくれました。
良い時間に大浜海浜公園に到着しました。
夕日が遠くの空を薄いオレンジに染めています。
二人で砂浜まで降りて行きました。
珊瑚のかけらがたくさんあって、砂浜も海もとても綺麗です。
雲もほとんどなくて夕日が綺麗に見えました。
写真をたくさん撮りました。
靴と靴下を脱いでBさんと一緒に足だけ海に浸かりました。
20分ぐらいしてAさんから連絡があり、到着したみたいでした。
上の高台の方の駐車場にいるみたいで、Bさんと車でそちらへ向かいました。
足は水道で洗いました。
太陽はだいぶ沈んで水平線からチラッと見えるぐらいになりました。
オレンジが濃くなって、空全体が暗くなって来ました。
Aさんは子供3人を連れて来ました。
体調不良の次男くんももう大丈夫みたいです。
AさんとBさんは改めてゆっくり挨拶しました。
ヤシの木が並んでいる駐車場から海を見下ろす形で、柵の付近でみんなで話しました。
エモーショナルでした。
3人で明日飲みましょうということになりました。
BさんがAさんの一番下の娘ちゃんを抱っこしたりして、その姿が夕陽のオレンジの光と相まって、とても素敵な光景でした。
6人全員で、僕のスマホで写真を撮りました。
腕をいっぱいに伸ばして、夕陽と6人全員が映るように撮りました。
いい写真が撮れました。
Aさんとは今日はここでバイバイしました。
また明日と言って別れました。
Bさんのお家が僕の泊まるホテルから近いので、彼女に送ってもらうことになりました。
すっかり日が暮れてライトを点けて運転する中で、Bさんがある知り合いの方の話をしました。
その人はなんでも人の守護霊が見えるらしいのです。
凄く信頼できる方らしくて、僕にも会わせたいとのことでした。
見てもらった方がいいですよ、と勧められました。
Bさんは決断力が早くて思いついたらすぐ行動する方なので、早速その方と連絡を取り、たまたま今の時間が空いているみたいなので、僕も半信半疑ながら、見てもらうことにしました。
近くの港で待ち合わせとなり、広い駐車場に車を停めてその方を待ちました。
穏やかな方で、怖いことは言わない人なのだそうです。
僕は基本的には占いや心霊の類も信じていないですが、そういう力がある人に直接みてもらうっていうことはしたことがないので、楽しみではありました。
少ししたらその男性がやってきました。
年齢は我々より少し上で、ラフな格好をしていて見た目ではそういう力のある方だとは全くわかりません。
車から離れて港の海のすぐそばまで3人で移動しました。
地べたに座って、挨拶もそこそこに、じゃあ見ますねぇ、という感じで始まりました。
Bさんも近くに座り、スマホをいじっていましたが、途中からそれは彼が僕に向かって話すことを、メモしてくれているんだとわかりました。
1時間弱ぐらい話しました。
あなたにはこういう守護霊がついていますとか、前世はこういう人がいたとか、スラスラとお話されるのでびっくりしました。
その内容も驚きで、彼は僕のことなど何も知らないはずなのに、僕にとって思い当たる節のあることばかり彼の口から飛び出て来ます。
バーナム効果とか、そういうのとは一線を画すものです。
終始びっくりしてしまっていて、後からもっとこういうこと聞けば良かったとか思いましたが、でも充分満足のいくお話を聞かせてくれました。
彼曰く、自分が話してるのではなく、相手についている守護霊の代わりに喋っているだけなんですよ、とのこと。
Bさんが全部長いことメモしてくれて、LINEで送ってくれました。
とてもありがたかったです。
こういう体験は初めてだったので、凄いなぁと感動しました。
ちょっと価値観が変わった感じです。
深くお礼を言って別れて、またBさんと二人で車に乗りました。
お腹が空いたので2人でご飯を食べに行くことにしました。
その前にホテルにチェックインすることにしました。
実は守護霊を見てもらっている最中に一度スマホが震えて、出なかったけど番号を見るに、泊まるホテルからの電話のようでした。
そこで、あ、そういえば一度荷物を預けた際、チェックインは15時とか16時とかになると言ってあったんだと思い出したのでした。
もう19時近くでした。
だからその着信を見てからは守護霊の話を早く切り上げなきゃいけない、でももっと色々聞きたい、という葛藤の中で話を聞いていました。
でもそれも途中からまあいいかと思って、話を聞くことに集中しました。
そんなこんなでまたBさんの車でホテルまで送ってもらって、軽く謝りながらホテルでチェックインして、7階の部屋で荷物を置いて、顔を洗って少し休憩してから再び外に出ました。
車を置いたBさんとまた合流して、彼女が見つけてくれたお店に入りました。
全部案内してもらってばかりです。
ありがたい限りです。
ちょっと高級感のある、でも親しみやすそうな居酒屋さんで、黒糖焼酎をたくさん置いているところでした。
カウンター席しか空いておらず、二人で横並びで座って食事しました。
油ソーメンとか島ラッキョウの天ぷらとかを食べました。
どれも美味しくて優しいお味がしました。
でもBさんに言わせると、普通の油ソーメンはこんな感じではないとのことでした。
やはりここがちょっと良いお店であるようでした。
美味しい黒糖焼酎のソーダ割りを飲みました。
飲みながら、さっき守護霊を見てもらった時の話をしました。
僕が相談する内容がBさんにとって初耳だったりするものもあって、彼女がそれに驚いていたりして、少し恥ずかしくなりました。
近い未来のことも話してくれて、それが比較的明るく前向きな内容のものだったから気持ちも楽になりました。
Bさんとも関連する内容で、その話題で二人で盛り上がりました。
カウンターのテーブルに肘をついて、ほろ酔い気分に浸りながら、もの凄く良い一日になったなぁと感じていました。
初めての奄美旅行の一日目として最高に充実したものになりました。
自然豊かな島の雰囲気を感じて、天気にもとても恵まれて、美味しいご飯を食べて、女友達2人と会って運転してもらって、その2人を引き合わせることができて、海に足だけ浸かって綺麗な夕陽を見て、子供達とも触れ合えて、最後に不思議な体験までして、3泊4日の旅の初日がこんな感じになるとは思っていなかったです。
そもそもBさんとは、お仕事があって初日には会えないかもしれなかったのです。
でもそれが早く済んで、そこからBさんに色々運んでもらったので、Bさんと会ってからは全くの無計画のアドリブ旅となっていました。
それがとても楽しくて充実したものになったから、これが奄美の力なのかぁと思ったりしつつ、いやいや間違いなくAさんとBさんのおかげだなぁと思いました。
ホテルの部屋でお風呂に浸かりながら、今日1日のことを振り返りました。
成田空港近くのカプセルホテルで早朝に目を覚まして、飛行機に乗ってビクビクしていたのが今日の出来事とは思えませんでした。
お風呂から上がって、疲れているけど体調は問題ないなと思いました。
こういう旅行で体調崩したりしたら目も当てられないので、十分注意することにしています。
明日はホテル前に9時に集合で、またBさんに車を出してもらいます。
何もトラブルなく初日を終えられたことに満足しながら眠りにつきました。