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フォーカシングと内観療法

ーーーーー<自己紹介>ーーーーー
25歳、社会人4年目。
ミニマリスト/心理カウンセラー

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フォーカシングと内観療法。
それは「自分自身」と向き合うこと。

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心と体が一致していないのは苦しい。
泣きたい時に笑うことが辛いように。

なぜならそれは「嘘」だから。

振り返ってみれば、集団でマンモスを狩って、食糧を分け合って生きてきた時代があった。

きっと、本来ヒトは優しい生き物なのだろう。
だから、僕たちは嘘を吐くのが苦しい。
「良心の呵責に苛まれる」というやつだ。

そんな僕たちが嘘を吐き続けると、
感情は徐々に鈍くなり、やがて「バグる」。

嘘を吐き続ける自分を前にして、正常でいることの方が辛いのだろう。
だから、ヒトに備わった機能として、感情をバグらせる。

泣きたいときに笑い続けていると、
笑いたいのに涙が止まらなくなることがある。
感情のコントロールが利かなくなるのだ。

そもそも、なぜ僕たちは嘘を吐くのだろうか。
嘘を吐きたくて吐く人など、そんなにはいないはずだ。

あるお笑い芸人が言っていた。
「僕たちは感情で嘘を吐くのではなく、環境に嘘を『吐かされる』。」

家庭にしても、職場にしても、辛い時は辛いと言いたいし、助けてほしい時はそう言いたい。ミスをした時は素直に謝りたいし、改善策だって教えてほしい。
僕自身、たくさん経験してきた。

だけれども、そんな素直な心の思いは「環境」によって掻き消されてしまう。

多くの場合、その原因は「否定」にある。
「お前が悪い」「努力不足だ」「そんなこともできないのか」
否定される環境を予見すると、僕たちは嘘を吐く。
環境に嘘を「吐かされた」瞬間だ。

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フォーカシングと内観療法。
それは「自分自身」と向き合うこと。

自分自身と向き合うとは、心と向き合うこと。
自分自身の心の状態を知ること。

心に嘘を吐き続けて鈍くなった感情は、意識的に向き合わなければ、その素直な姿を現さない。

内観療法には「集中内観」と呼ばれる手法がある。
一定期間、環境的・身体的・時間的制約を課し、外部との関わりを絶つことで、自分自身の内面と向き合うというものだ。

覚えておいてほしいのは、外部と隔絶することが広く認められた「心理療法」であるということ。

「学校に行きたくない」「職場に行きたくない」
そんな思いを持ったことはないだろうか。

きっとそれは、身体のサインだ。
そのことを汲みとれる社会になるといい。


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