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「恋と珈琲ゼリーを想う夜」

「恋だったのでしかたありません」

どこかで聞いた映画のせりふ

漫画は知らなかった

この機に読んでみる

だってあなた(って誰だ)

最近のわたし
YouTubeもろくに見ない聴かないなんて
まともなのかおかしいのかわからない

映画もまともには観ていない
記憶にはある映画
『壁どん』の後に流行った『床どん』だからな
今は『何どん』だろ
も少し元気になったら廃りのない『カツ丼』食べに行くかな

欲は少しくらいあるほうが
生活に張りが出るのか?
前頭葉か側頭葉だか部品的にイカれると
年甲斐もなく色ボケると言う

でも

生身の肉体が吐いた言葉に釘付けになる

ブラウン管の向こう側だから

客観的に
冷ややかに
あ、トヨエツだし
なんとなく先は読めるけど
そのセリフ
立ち止まる

雪の朝
二度目の朝
昼前に雪溶けの雨垂れの音

そして硝子の向こうから差す光
優しくて甘いカフェラテの色

お約束の色ヲトコが
お約束のbadなtimingで追いかけてくる場面
まあ、すぐ新しい恋ってのが落っこちてる?のも
ないようであるんだろう、な
このこじらせがなくては
恋愛映画にはならんのだろう、な

『珈琲は万人の飲み物』だけあって

珈琲だけで映画一本軽く撮れる
動画より漫画のコマを求めていた
家のインスタント珈琲は冷めると
味が濃厚になりはっきりと舌に薫りが残る
漫画の夜のともは珈琲ゼリー

高温で焙られて
香ばしくて強い珈琲の香り
冷気の園に遠ざけた
ぬばたまの夜の黒い宝石
ぬばたま×夜×黒い
これ、表現として連想三重奏ってどうなの
凡人の域

ミルクに崩して入れようか
ミルクを買って来なかった
じゃあ硬めにして岩壁のようにすくって食べようかなって

残り香が濃くいつまで消えないのか
夜は深く更けていく
外の音が止み静かになっていく
私の耳は指が動いていても
それらを選り分けていたから察知して大人しくなったのか
息を殺して飲んだのに
何かにつまずいて物音が響くー
そんな夜

恋の先に愛があると知っている人がいる
賢者なのか
愛はなく情やあきらめや算段があるだけ
愚者なのか
恋も愛もなにかしらの感情も否定できない
聖者なのか
どれにも当てはまらず
なにかには当てはまるか
どだい
そんなことを考えるのも厭きて嫌になる
わいの一生

ロマンスとビジネスはシフトonでOFFに切り替えて
でも気は利かせても
遣いすぎず
頭は回転させても
疲労させず
そうしたら体も心も疲れないっていうの?
疲れない人なんていない
みんなおんなじ
同じではないけどさして変わらないさ
そして同じようになんか出来もしないって

珈琲ゼリー
炭焼き珈琲の風味が出てよく出来た
もっと堅めでもよかった
中学生の頃
教師に言われた私の文章は
「お前の文章は硬くていい」だった
確かに記憶の片隅に残っている
それは残骸かもしれないけれど
それがいつかどんどん歪んで壊れて
ぼろぼろ崩れていった

『恋心』

忘れちゃいけないのかもしれないね

かえりたいよ

文学に恋していたもやっぽいおたくの
乙女にも見えないけどまだ許されていた
あの年頃の気持ちに

書く旬間ってね
間違いなくある

この記事
ほんとうは
noteのメンテナンス知らないで書いていた最中に消えた
残したいべきならWordだけど
書きたいことも思い浮かばない
まあ、それでもいいか
プライベートを大切にしたいから

「きっと一生恋なのでしかたないですね」

人には理解されなくても
恋をしているので生きている理由にはなるでしょう
その他諸々めんどーなこじつけは
おいおい一枚づつ、剥ぎ落としていける
そうありたいと思っている
だってこの恋より大切なものはないのだから

わたしは愛する人のものであり
わたしは愛する人の命だから

一生を考えるには夜が一番やすらぐ
外の世界にはまだ心が踊る気配もない
一瞬珈琲が沸いて大きな気泡が出来て
すぐ消えた
つまらなくて面倒でこわーい世界
まだなにか知らない
出がらしじゃない刺激は隠れているのかなぁ

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