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舞台 裏切りの街2010(25歳)舞台を円盤で観たレビューと、写真を見るだけで苦しくなる、この頃のインタビュー 菅原裕一 役
ネタバレ無しレビュー
高騰していた話題作が再販されるということで、大喜びで円盤を買ったのですが
胸が苦く、苦しくなるようなストーリーでした
ちょっとメンタル削られて、もう2回目を見る気力がない...と思ったのですが、
この頃、同時期に再販でこの円盤を買ったタナ友ちゃんのツイートで、この頃の圭モバを読んで、この頃の圭くんごと抱き締めたくなった...という感想を読んで、圭モバを読みに行きました
普段明るく楽しそうにお芝居している圭くんが、行き詰まり、苦しそうに、でも諦めず鼓舞して挑んでいる様子を読んで、私もいとしさで胸がいっぱいになりました。
圭モバを読んでから、もう一度、この舞台の円盤を見ると、いろんな感情が込み上げてきて
やっぱり、このストーリーも三浦さんも苦手だけど、圭くんの菅原くんは見る度に愛しさが湧いてきて
圭くんが悩み苦しみながら、大きなものを得たこの作品が、私にとっても、心動かされる作品になりました
プラスアクトインタビュー
そして、これもタナカー友達にオススメしてもらったインタビュー
いつもインタビューでは、役を纏ってない圭くんが、まるで菅原みたいな陰の空気を纏ってあらわれたプラスアクトのグラビア
インタビューで赤裸々に語られる、まだ答えのでない苦悩
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田中圭は実に出来る役者だ。これまで、どんな役だって器用にこなしてきた。ところが彼の器用さ加減、出来過ぎ加減が今回、挑戦している舞台「裏切りの街」では仇となっているようだ。彼が演じるのはどうしようもなくダメな男。ダメな男を演じるのは、出来る彼にとって珍しく出来ないことのひとつだったらしい。俳優生活10周年の彼が今、初めて感じている焦りを赤裸々に語ってくれた。
彼なりの葛藤はあったのだろうが、そこを人に感じさせることはなかった。行動もまたスマートなのである。その彼が俳優生活10周年を迎えて、いまだかつてない大きな壁にぶち当たっている。取材場所に訪れた彼のまとっている空気にまず衝撃を受けた。いつものポジティブさは完全に消え去り、どんよりと肩を落としてマイナスオーラが漂っている。まあ、それはそれで色っぽくてよいのだけれど、本人はそれどころではないらしい。
芝居でダメ出しをされることがゼロだった。
何年もガチでダメ出しをされることがなかったという、器用でスマートな圭くんが、みんなの前で罵倒され続けるのはどんな気持ちだったんだろう
辛い胸のうちの吐露が何ページにも渡って続けられています。
本当に僕が出来ないから、先にいけない状況でもう3週間。共演者のほかの人はただ僕のために待っている状態みたいな感じなんですよ。みんなの稽古は僕が怒られるのを見ていることになっちゃってる(苦笑)
私、圭くんに与えられる試練は、例え困難でも楽しく乗り越えられる困難であって欲しいと思っているので
このインタビューを読んで、三浦さんとはもう組んで欲しくないと思ってしまいますが、この経験も飲み込んでパワーアップして、成長の糧にしたんだろうな
★田中圭さん全作品レビュー