現代イタチョコ文章3 映画「カニヲステルにしろ」を観た
先日、イタチョコ映画「カニヲステルにしろ」を観に行きました。
今回はその感想を書きます。
映画館の巨大スクリーンに、初代iMacの14インチ画面にFlash2.0で作ったという宮ラシのアニメーション映画が映し出された時の、あのジャギジャギ感は生涯忘れることはできません。感動しましたがでもストーリーの方はちょっとうろ覚えになっていますが、まだ覚えてるところを書きますね。そんなにはありません。
カニヲステルにしろ〜捨て場所に気をつける〜
捨て場所に気をつける、このサブキャッチがなかったら何のことかわからなかった方もいらっしゃるかも知れませんが、そこは実はミスリードを狙っているのです。宮ラシ監督一流の二流です。
ラショウ3世が食べたカニの殻を捨てたときにそこに伯爵がいて、もろに殻を被ってしまった。
「もうー、気を付けろよな!」
かんしゃくを起こす伯爵、
(ちなみにこの場合かんしゃくと伯爵で韻を踏んでます)
想像力のある方はこれくらいまでの内容はタイトル画で想像できるかも知れません。
しかしそうではないのです。
「カニヲステルにしろ」はなんと城の名前です!
ニュルンベルグ城はみなさんは知っていますか?
カニヲステルにしろもそれと同じことです。
ウナギをニュルンとつかみ損なってベルグっと舌を出す。ちょっと苦しいですが、そのようなことを皆さんは思ってしまいますか?
ミスリードですね。印象操作です。
語韻に誘導されないようにしてください。
ゴインゴインゴインゴイン!
ほらーまた誘導されたあ!
ゴインゴインゴインゴイン!
カニヲステルにしろはただの城の名前なのです。
なになに?カニを捨てようとしてニュルンとつかみそこなってベルグっと舌を出す?何を言ってるんですか、それじゃカニヲニュルンベルグ城じゃないですか。とにかく気をつけて欲しいのは宮ラシの一連の印象操作です。
正確には宮ラシだんごと呼ばれる三連の印象操作です。
印象ジェットストリームアタックです。
ストーリーでしたね。ここまで申してたら私もさらにだいぶ筋を忘れて来ました。
ゴインゴインゴインゴイン!
ああー、また忘れる!私が誘導されてるー!
いや、ゴインゴインはロボットが飛んでる音でした。
伯爵の操る飛行ロボットが飛んで来るんです。
コナンも混じってきたかなあ…
もうそこはいいです。元ネタが嫌い過ぎて知らないんです。
ラショウ3世映画で取り上げるべきはやはりこのシーンでしょう。
しびれますね。ラショウ3世!
「よしな!銃はこっちに向けてるんだゼ」
大抵の相手はこれでかんねんしてしまいます。
誰でもこれを言われたらよすと思う。
余裕伯爵だった伯爵もふるえあがってしまいました。
当然爵位は男爵に落ちてしまいます。
ラショウ3世の愛用の『オケサーSADO-38』に
狙われた布団は次の日みんなおねしょされて干されてますからね。
おそろしい話です。
そろそろ終わります。
ゴインゴインゴインゴイン!
ほらあ!
私の幻燈はこれでおしまいであります。
(これは宮ラシケンジでしたか。ウフフ)