素晴らしい本と出会いました✨『マジスター 見崎先生の病院訪問授業』
棚園正一さんの存在を『日本講演新聞』で知り、作品を何冊か読ませていただきました📚
『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』もいい本でしたが,『マジスター』、マジ最高です😆
子どもに寄り添う方々にぜひ読んでほしい作品です💡
山本純士さんの『15メートルの通学路』も読んでみます💨(図書館で予約しました)
珠玉の言葉の数々をご紹介します🤗
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(心に傷を負って殻に篭ってしまった方に寄り添う当初の意識)
「まずは一緒にいることを許してもらえ。
側にいることを嫌がられないようにしろ。
それが当面の目標だ。」
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「教師(大人)の言葉は時に刃となる。
思い上がるな。」
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「どこの世界にも腕のいい職人産はいる。
医者も大工も寿司職人も町工場にも。
きっと、農業の世界にも。
どんな人だって最初から腕のいい職人さんだったわけじゃない。
そんな職人とまだ未熟な自分を比べるなんておかしくないかい?
一人前になれるかどうか、これからが大事じゃないのかなぁ。」
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大人が目標を示すことは、子どもの力にならない。
本当に大切なのは、子ども自身が自分の目標を見つけること。
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「病気で苦しんでいる子どもたちが見ているもの、それは、『絶望に包まれた未来』。
そんな子に、どれだけ丁寧に大人が『病気は治る、元の生活に戻れる』と言ったところで、その言葉は、その子には届かない。」
「そんな時に必要なのは、子ども同士、同じ目標を目指して歩んでいける仲間。」
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「『教師なんてものは、何もわかりはしない、少々、間の抜けた存在なのだ』、いつもそう腹を括っていること。
ちょっとだけ先に生まれたから、君たちの前に立つことになった。
伝えることや教えるべきことは自分はあまり持たないが,少しの間だけ、一緒に過ごしてくれ。
そう思って子どもたちに接することが大事。」
「それができなくなった時、教師は競争を煽り、子どもたちを上から目線で叱り飛ばし、あなたのためなのだなどと言って、自分を正義の人として高みに置くようになる。」
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「授業を受けることは、時に、病気の子どもにとって、明日への希望となる。」
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Amazonのレビューにもありましたが,『続編に期待』です🤗
本当に、素敵な作品、ありがとうございました😊