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自分の骨密度知ってる?
最近私の周りで「骨粗鬆症」という言葉が頻繁に聞かれるようになりました
骨粗鬆症とは
骨の代謝バランスが崩れ、骨形成よりも骨破壊が上回る状態が続き、骨がもろくなること・・・・?
骨形成?骨破壊? 骨が形成されて破壊されてってなんのこと?って思いますよね
実は人間の骨は、髪の毛や肌と同じように常に新しく作り直されるという新陳代謝を繰り返しているのです
骨の新陳代謝の仕組み
骨は骨を壊す働きの「破骨細胞」が、古く弱くなった骨を溶かして「骨芽細胞」という「骨を生成」する細胞がカルシウムなどを付着させ「骨形成」をしながら元通りに壊れたところを修復してくれる新陳代謝を繰り返しています
骨芽細胞と破骨細胞のバランスが崩れて起きる 骨粗鬆症
通常は「骨芽細胞」と「破骨細胞」の働きのバランスが保たれて、健康な骨を作っているのですが、このバランスが崩れて「破骨細胞」の働きが上回った状態が続くと骨量が減少
その結果「骨がもろく」「スカスカ」な状態になることを「骨粗鬆症」と言います
骨粗鬆症の原因
・骨を形成するのに必要な「カルシウム」や「マグネシウム」の不足
・カルシウムを吸収するのに必要な「ビタミンD」などのビタミンの不足
・女性ホルモンの減少
・運動不足 など
一般に高齢者の女性に発症リスクが高くなっているのは、閉経後、女性ホルモンの「エストロゲン」が減少するためと言われています
この「エストロゲン」は骨の形成を促し、骨の吸収を抑える働きがあります。
「エストロゲン」が減少すると「破骨細胞」の働きが盛んになり「骨芽細胞」の働きが追いつかなくなってきてしまいます
また骨は刺激を与えることで骨の強さが増します。適度な運動で刺激を与えることは骨粗鬆症予防になります
骨密度検査
骨量は主に骨の中のカルシウム量で決まると言われています
骨密度検査は、骨の中のカルシウム量を測定します
検査方法
DXA(もしくはDEXA)検査
2種類のX線で腰(腰椎)と脚の付け根(大腿骨)の骨密度を測ります
骨密度検査の中では一番精度が高いと言われています
超音波検査
超音波で「かかと」の骨密度を測ります
MD検査
X線で手の骨密度を測ります
どの検査も「保険適用」となります
骨密度検査結果
今回私はDXA検査をやっていただきました
服や下着に金属系のものがなければ、そのまま機器の上に仰向けで寝ます
測定部分は腰椎(背骨の下の方)と脚の付け根の大腿骨部分の2ヶ所測定します
結果はすぐに出ます
今回の私の結果はこんな感じ
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腰椎部分のカルシウム量は同年齢の方の平均と比較すると114%
若年成年の平均骨密度と比較すると95%
大腿骨は少しカルシウム量が少なくて
同年齢の方の平均と比較すると95%
若年成年の平均骨密度と比較すると77%という結果が出ました
この若年成年というのが腰椎は 20才〜44才
大腿骨は20才〜29才の平均骨密度らしい
これは骨密度が最も多い年齢を基準として比較したものだそうです
まだまだ大丈夫?
今回の検査結果では大腿骨の骨密度が若干低いのですが、骨粗鬆症というわけではないので、まだまだ今の所は大丈夫かなという感じではありますが、
でも年齢を考えると、これで安心というわけにはいきません><
骨密度を上げる、もしくは維持するためには
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カルシウムを摂る
カルシウムが多い食べ物といえば
牛乳 乳製品 小魚 干しエビ ひじき 切り干し大根 小松菜 青梗菜
大豆製品 特に大豆製品には骨芽細胞を活発にする女性ホルモンの「エストラゲン」に似た働きをする「大豆イソフラボン」が含まれています♡
ビタミンDも欠かせない
折角摂った「カルシウム」の吸収を促進させて「カルシウム」を骨に沈着させる働きのある「ビタミンD」もしっかり摂りたいビタミン
それには魚介の鮭やマス。しらす干し、うなぎやサンマ、めかじき
そしてキノコ類 まいたけや椎茸 また卵の黄身に多く含まれています
また何と言っても「日光浴」
実はビタモンDは紫外線にあたると皮膚で合成されるビタミン
大体15〜30分程度の目安で腕や脚に太陽の光をあてるのが良いそうです!
ただし日焼け止めを使用するとビタミンDの生成率は下がってしまうそうなので
日焼け止めを塗らない「手のひら」を有効活用するのもいいかもですね♪
ビタミンKも摂りたいビタミンの一つ
もうひとつ、大事にしたいのがビタミンK
ビタミンKはカルシウムが骨に取り込まれるのを助ける働き
納豆やほうれん草、小松菜、ニラ、ブロッコリーやキャベツに多く含まれています
こう見ると、日常わりと摂取している食べ物が多いので嬉しいのですが、牛乳や乳製品は大人になると中々量を摂るのは難しいですよね
沖永良部島の桑の葉はカルシウムが牛乳の約20倍
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私が飲んでいる「沖永良部島の桑の葉茶」はカルシウムが牛乳の約20倍
沖永良部島は珊瑚礁の島 珊瑚の土壌からいただいたミネラルが「桑の葉」にたっぷり含まれています
自然の成分だから安心だし
牛乳を毎日大量には飲めない大人にとっては サプリではなく食物として摂れるのがありがたいです
歩こう!!
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骨粗鬆症の予防や改善には「歩く」=「ウォーキング」がとても有効だと言われています。
宇宙飛行士が長期間無重力空間にいると、骨密度が低下してしまうというNASAでの研究にもあるように、骨に負担がかかると骨は骨密度を上げてくれることがわかっています
特に脂肪などがついていない、かかとからの振動は伝わりやすく、骨を刺激して骨芽細胞を活発にし、骨密度を上げてくれるそうです
ウォーキングは歩いて骨に刺激を与え、有酸素運動にもなり、お天気の日は日光浴を兼ねて歩いてビタミンDを合成してもらえる、骨粗鬆症予防、改善にはもってこいの運動ですね
かかと落とし
私の椅子ヨガでは椅子に座って「かかと落とし」をやっています
立って行うより負荷が軽いのと、マンション住まいの方はご自宅で「トントン」と中々できないので、この時とばかりに私も一緒にトントンと「かかと落とし」を行います。
かかと落としにはふくらはぎも動かすことができるので、むくみ予防にもなります
まだまだ大丈夫と思わないで
痛みなどもなく、何事もなければ通り過ぎる「骨粗鬆症」
でも「くしゃみをしただけで」「手をついただけで」「荷物を持っただけで」「椅子に座っただけで」
こんな「・・・だけで」骨折してしまった方が沢山いらっしゃいます。また一度骨折をすると次の骨折のリスクが高くなるとも言われています
骨折はほんとに痛いし、そのリハビリも大変
寝たきりになってしまったり、介護度が高くなることが多いと言われています
認知症に進んでしまう方もいられるそうです
骨密度検査はすぐにでき、結果が見える検査
私はわりと自信があったのですが、結果的には腰椎はまだまだ大丈夫なものの
大腿骨はこのままだと、危ない領域に入るのかも・・
栄養というより、もしかしたら運動が足りないのかな?などこのnotoを作りながらあれこれ考えています
カルシウムもミネラルも沢山の桑の葉茶
notoでご紹介している「沖永良部島生まれの桑の葉茶はこちらから
ご購入いただくことができます
カルシウム量が増えたご報告
骨粗鬆症と診断、注射治療をしなければいけないくらいにカルシウム量が少なくなっていた方が、注射治療に加え「桑の葉茶」を毎日飲むようになって半年後の定期検診で、注射治療でもカルシウム量は2%増えれば良いと言われている中で、なんと約7%もカルシウム量が増えていたとご報告いただきました
年だからと諦めず、良いものを美味しく♡
足りないものを安心な形で摂り入れる♡
自分らしく、元気に生きるコツですね