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らっしーファッション塾

まずは言い訳からです。
完全に忙しくて日付を跨いでしまったらっしーです。

今回は先週の続きになるので読んでない方はそちらを先にお読みになってください!

実は日本と縁のあるルイヴィトン

1896年に登場したモノグラム、ヴィトンを代表するアイテム(売上のおよそ6割を占めるとのこと)となり今に至るまで多くのファッショニスタに支持されています。このモノグラム実は日本の家紋から着想されたものなのです。

日本の独自文化「ジャポニズム」は世界中のファッションに影響を与えています。ジョンガリアーノ、ジャンポールゴルチエ、そしてルイヴィトンなど多くのハイブランド、メゾン達が日本の文化や和服の着こなしに憧れ洋服においてそれをどうにか表現できないかと苦心してきたものです。

余談ですが日本人のファッションデザイナーは各時代に必ずヒーローがいます。ヤマモトカンサイ、ヨウジヤマモト、コムデギャルソン、イッセイミヤケ、全て世界的な評価を受けた服飾史に名を残す人物です。これは日本のメディアでだけで言われていることでなく、パリの有名デザイナーなどに「尊敬するデザイナーは?」とインタビューしても大概が「レイカワクボ」と答えます。我が国日本は「ファッション後進国」ではありますが、決して「才能」や「素養」ないわけでは無いのですね。

ただ残念なことにギャルソンやヨウジがそうであるように、日本国内での評価は世界的な評価の「後追い」ばかりです。そのため日本人のブランドなのにまるでパリ発であるかの様に扱われることも多い。このへんはおそらく私が危惧する日本人のリテラシーなどが原因だとは思いますが。

さてヴィトンのモノグラムが家紋から発祥されたものと説明しましたが、この背景の一つにはパリでのジャポニズムブームがあります。1867年パリ万国博覧会で展覧された日本ブースが大人気、庭園や家紋など独自の文化が新しいもの好きなパリジャンたちの心を掴んだと言われています。

そして背景のもう一つはヴィトンが偽物商品に悩んでいたこと。「正規品であることの証として家紋を入れる」ことに思い至ったという話です。現行品でも一切変わらないこのモノグラムですが、真ん中の星は薩摩藩・島津家の家紋を参考にしたと言われています。

ちなみにその後に発表されるダミエも日本の市松模様が着想点だと言われていますし、何かと日本とは繋がりがあるブランドなのですね。

その後はアメリカ市場に販売網を広げ快進撃は続きます。超有名ですが、今では証明ができないので都市伝説の域かもしれませんが・・・タイタニック号ヴィトンの話をご存知でしょうか。富裕層が乗船していたタイタニック号にはルイヴィトンのトランクが多数積まれていたと言われていますが、なんと完全防水のヴィトンのトランクは沈没後に海に浮かび浮き輪がわりとなり人命を助けたというのです。また他のトランクが内部まで水が侵入してきたにもかかわらずヴィトンのトランクだけは中のスーツが一切濡れてなかったとも。

これらが真実か虚構か今ではもうわかりませんが、当時も話題だったらしく逸話としてルイヴィトン普及に一役買っていたと推察されます。

因みにまだまだあるのでこちらは次回にします!
夜中の更新になりましたが読んでくださりありがとうございます!


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