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インドのお寺で住み込み修行したら人生観変わった件①


こんにちは!現在インドに滞在している20歳のカワカミラセンです!

今回は私がインド、リシケシ(Rishikesh)に1週間滞在し、お寺で住み込み修行をしてみたら、人生観が変わるくらいにとっても貴重な体験が出来たお話を皆さんに共有したいと思います。

実は本格的にnoteで記事を書くのはこれが初めてになります!
でも、この体験を皆に共有することに、ある種の使命感を感じて書いてます。

1週間だけの滞在でしたが得られたものが大きすぎて1つの記事ではとても書ききれなさそうなので何回かに分けて書こうと思いますよ!



ちなみに僕の滞在したリシケシはヨガの聖地として、とても有名な場所の1つです!

インドのヨガ留学に興味のある方、ヨガ哲学に興味のある方、はたまた僕のようにお寺の住み込み修行に興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!


リシケシを流れるガンジス川



僕がリシケシに行こうと思った理由


よっしゃ!インドのお寺で住み込み修行したるぞ!!

僕はかなり燃えていました。
うん、僕はちょっと変わっているかもしれません。

なぜそこまで住み込み修行モチベが高かったのか、住み込み修行に至った経緯について説明させてください!


僕は現在南インドに留学しています。

なぜインドを選んだの?


この国のチョイスもちょっと変わっているかもしれません。理由も話せば長くなるのですが、集約すると、

若いうちに日本とは文化が全く異なる国でしか出来ない経験を積みたい。それによって視野をぐんと広げられるから。

といった感じです。僕はインドに滞在して、すでに4か月が経過しているのですが、食文化、宗教観、対人コミュニケーションの文化、ファッション…

挙げればきりがないほどの文化の違いを感じてきました。その中でも特に大きく感じた違いは「宗教観」です。

まちを歩けばいたるところでヒンドゥー教の神さまの像を目にすることが出来ます。

「一応仏教の家に生まれたけど、宗教に触れる機会といえば法事やお葬式くらいで、仏教で大切にしていることなんてそんな知らないよ。というか神なんて本当にいるんでしょうか。」

「科学の進歩した今、宗教の果たす役割って何なのでしょうか」


という、"おそらく"現代の日本人の若者の持つ典型的な宗教観を持つ僕からすると、インド人のヒンドゥー教に対するのめり込み具合は、かなりインパクトがありました。

でも、同時に不思議でした。人口14億人を超える大国インド。言語もカルチャーもそれぞれの州で異なっており、一言でインドを形容するのは本当に難しいのが、この国の特徴です。

そんな彼らの中に通る、一本の共通した価値の軸、いわば彼らをここまでまとめ上げてきたものこそ、ヒンドゥー教なのではないかと、僕は思うのです。

インド国民のうち約8割はヒンドゥー教徒です。しかも、僕が出会ってきたヒンドゥー教徒のインド人は、総じてちゃんと神の存在を信じ、「信仰」している。
一種の無神論者の僕からすると、それは不思議でした。

でも、理解しようとする意志は持ち合わせていました。

ヒンドゥー教に裏付けされた価値観を知ることで、もっとインドのことを深く知ることが出来るのではないか。
インドに来て1,2か月が過ぎ、そんなことをぼんやりと考えるようになっていました。


神様ハヌマーンの像。街中のいたるところで神様の像や絵が見られます

きっかけは、「デリーのついで」


時は過ぎて、インドに来て3か月目。たまたまインドの首都デリーに行く機会が訪れました。デリーの予定はたった1日です。

僕は南インドに住んでいるのですが、デリーに行くとなると飛行機で5時間ほどかかります。せっかく飛行機まで乗って、デリーに行くのであれば、その他の北インドの都市にも行きたいと思っていました。でもお金が無いので、なるべく安く旅費を抑えたい(貧乏学生なのです!)とも思いつつ…

そんな時に、とあるサイトの存在を知ります。

その名は「workaway(ワークアウェイ)」。これは宿泊先でお手伝いをする代わりに宿代、食費を払ってくれるというプラットフォームです。どうやらお金を節約したいバックパッカーや、異文化をより深く体験したい人が利用するらしい。私は早速登録し(登録料は1年間で約10000円ほどかかりました😿)、北インドで受け入れてくれるホストは無いかと探しはじめました。


Workawayで見つけた「お寺で修行しませんか」


そんなわけでWorkawayを使い始めたわけですが、

デリーへ出発の1週間前まで、中々相手先のホストが決まりません…

初めから滞在期間は1週間と決めて色々調べるのですが、最低滞在期間が2週間以上となっていたり、デリーからかなり離れていたり(北インドとひとくくりにしても、本当に広いんですよね、インドって)、中々希望の条件と合わず難航してました。



ちなみに、Workawayに掲載されている滞在先で出来る仕事はそれぞれ違うのですが、インド国内のものをざっと見た感じ、

①農場のお手伝い
②ゲストハウス経営のお手伝い
③教育系NGOによる、子どもたちへの教育ボランティア

の3つに関する募集がよく見られました。



中々条件や自分の希望に合うものが無いなと思いながら、でもそろそろ滞在先決めないと…という焦りの中、探していると、一風変わった募集が僕の目に入ってきました。


「リシケシの寺院に訪れてみませんか。」


んーーなにこれめっちゃ面白そうやんか!!!

よく募集要項を読んでみると、

・朝から晩まで瞑想やヴェーダ、ヨガ哲学、ヒンドゥー教について学ぶことが出来る
・食事はすべてベジタリアン食で1日2回
・リシケシの豊かな自然のもとで生活できる

などと書かれていました。


Workawayに掲載されていた写真。これを見て行くことを決めました。


僕の留学の中の一番の行動における判断軸は、

インドでしかできない経験か否か

でした。お寺に住み込んで、ヨガ哲学や瞑想について僧侶から実際に学ぶことが出来る…

インドに来る以前から、インドといえばヨガと瞑想だと思っていた僕からすれば、その道一筋の僧侶から学ぶことが出来るというのは本当に魅力的でした。

また、先ほど言及したヒンドゥー教についても、学ぶことが出来る場所です。

インドでしか出来ない経験を日々求めて。食事もインド料理がメインです。

行かない選択肢はありませんでした。

僕はすぐにWorkawayからコンタクトを取り、その熱意を伝えました。

幸運にもすぐに対応してくれ、1週間前という急な連絡であったにもかかわらず、住み込み修行を承諾してくれました。


次回、リシケシ編

住み込みまでの経緯でなかなかの長文となってしまいました…

続きは近日中に必ず投稿しますので、ぜひ、いいねやフォローをしてお待ちいただけると嬉しいです!

では、リシケシ編へ続く…
















ヒンドゥー教は多神教で、信者それぞれがお気に入りの神さまを決めることが出来ます。




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