
資格について思うこと
皆さんは何かの資格をお持ちだろうか。
決して難しいものではないが、仕事に関連する物や運転免許等、僕もいくつかの資格を保有している。
noteやTwitterでフォローしている方の中にも、ちらほら「○○の資格を取りました」と報告している方がいる。
さすがだ。
しかし、僕の保有する資格ほど稀有なものは無いだろう。
持っている方は少ないと思う。
僕が持っているとある資格とはこんなものだ。
【想定①】
仮に僕がこれから転職するとする。
中途採用の面接の場面。
1人の採用枠に対し応募が2人、しかも年齢、能力や職歴は同程度。
どちらが採用されても不思議ではない。
悩みに悩んだ面接官は履歴書に目を遣る。
資格の欄に書かれた内容を見た面接官は言うだろう。
「貴方を採用します」
【想定②】
仮に僕が未知の生命体Xに追いかけられているとする。
未知の生命体なのだから対応のしようもないのだが、見たところ体格も見てくれも人間のそれに近いようだ。
「いける」
打ちのめすことは出来ずとも、生け捕りにするくらいはどうにかなりそうだ。
捕獲しようとしたその瞬間、何者かから声を掛けられる。
「ちょっとちょっと!許可は得てるんですか?」
この時点で無資格の方はアウトだ。
僕は大丈夫。
何故なら僕は許可証を持っているから。
高々と許可証を掲げ、堂々と未知の生命体Xを捕獲することが出来る。
というわけでこの度、僕はカッパ捕獲許可証を取得した。

餌となるキュウリを持っている。
一般社団法人 遠野市観光協会会長より許可を得ているので、カッパ関連でご相談がある際は是非お声掛けを。
初心者なので緑の許可証だが、きっとお役に立てることだろう。
僕はこの資格を取得するために寝る間も惜しんで膨大な時間を勉強に費やし…たわけではない。
岩手県にある遠野市観光協会に行き、所定の金額を支払い、促されるまま小道具(今回はキュウリ)を選び、照れながらポーズを決めて係のお姉さんにデジカメで写真を撮って貰ったら手続完了だ。
出来上がった許可証は数日後に郵便で自宅に届く。
930円(税・送料含む)。
高いか安いかは、貴方次第。
現地に行かないと入手できないので、チャンスのある方は行ってみると良い。
ちなみに同観光協会によれば、カッパを捕獲する際には遵守すべきルールがいくつかあるとのこと。
カッパ捕獲7か条
・カッパは生捕りにし、傷をつけないで捕まえること
・頭の皿を傷つけず、皿の中の水をこぼさないで捕まえること
・捕獲場所はカッパ淵に限ること
・捕まえるカッパは、真っ赤な顔と大きな口であること
・金具を使った道具でカッパを捕まえないこと
・餌は新鮮な野菜を使って捕まえること
・捕まえたときには、観光協会の承認を得ること
民俗学者柳田国男「遠野物語」の舞台として知られる岩手県遠野市。
カッパの目撃談は数知れず。
実はカッパはただの妖怪ではない。
興味のある方は下記リンクを。
※かっぱ伝説語り継がれる岩手・遠野 奇談に秘められた教訓と悲劇
10月でnote開始から一年、今後ともよろしくお願いします。