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【映画】ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのキャラクターから学ぶ、心理分析の観点【心理学】


現在、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)でスーパーマリオブラザーズ・ムービーが見放題!

Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)にて、2023年12月30日(土)より『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の見放題配信が開始されています!
さっそく初日に子供と一緒に見ました!
職業病の心理分析をしながら😅

各心理分析の観点について

  • パーソナリティ障害

  • ASD(自閉症)傾向

  • ADHD(注意欠陥障害)

  • その他

について分析しています。

パーソナリティ障害とは

あまり聞き慣れないことばだと思うので、解説します。

パーソナリティ障害は、思考、感情、対人関係、自己認識における長期的な困難を特徴とする心理学的障害です。
分類: 多くの種類があり、主なものには回避性、境界性、自己愛性、反社会性パーソナリティ障害などがあります。

主なパーソナリティ障害

  • 回避性パーソナリティ障害:極端な社会的不安、拒絶に対する過敏性。対人関係を避けがち。

  • 境界性パーソナリティ障害:感情の不安定性、衝動的な行動。対人関係における極端な恐れや不安。

  • 自己愛性パーソナリティ障害:自己中心的で自己愛が強い。他人への共感に欠けることが多い。

  • 反社会性パーソナリティ障害:社会的な規範や法律に反する行動。他人の権利を尊重しない傾向。

キャラクター別心理分析

ルイージ

回避性パーソナリティ障害(理論上)。
理由: ルイージは時々不安や自己疑念を示し、社会的な状況において劣等感を感じることがある。

  • ASD傾向:社交的な振る舞いはあるが、時には社会的な状況に不安を感じることがある。

  • 感受性:感情が豊かで、周囲の環境や他人の感情に敏感。

  • 自己疑念:自分の能力や価値に疑問を抱きがち。

クッパ

反社会性パーソナリティ障害(理論上)。
理由: クッパは支配欲が強く、衝動的で自己中心的な行動を取ることがある。

  • ADHD傾向:衝動的な行動や注意の散漫さが見られることがある。

  • ASD傾向:社交的な振る舞いに難があり、自己中心的な傾向がある。

  • 支配欲:コントロールを求める傾向があり、自己中心的な振る舞いをすることがある。

  • 執着心: クッパはピーチ姫に対して強い執着を見せる。これは彼の感情的な依存や所有欲を表している可能性がある。

  • コントロール欲: クッパの行動は、しばしば支配欲やコントロール欲を反映している。ピーチ姫を何度も誘拐することは、このコントロール欲の表れと見ることができる。

  • ナルシシズム: 自己中心的で自己愛が強いクッパは、ピーチ姫に対する自分の感情を最優先に考えがちで、彼女の意志や感情を無視する傾向がある。

  • 理想化: クッパはピーチ姫を理想化し、彼女に対する現実とは異なる期待を持っている可能性がある。

  • 失恋に対する無防備さ: クッパはピーチ姫からの拒絶に対して非現実的な反応を示すことがあり、失恋に対する無防備さを露呈する。

  • 単純化された愛情観: クッパの愛情は、所有や支配によって表現されることが多く、より複雑で成熟した愛情の理解に欠ける。

キノピオ

  • 忠誠心: キノピオはプリンセスピーチやマリオブラザーズに対して高い忠誠心を持っている。

  • 社交性: 彼は友好的で、他者とのコミュニケーションを重視する傾向がある。

  • 協力的: キノピオは協力的で、困難な状況においても他者を助けるために積極的に行動する。

  • 恐怖感: 一部のシナリオでは、キノピオは危険な状況に対して恐れや不安を示すことがある。

  • 適応性: 新しい状況や変化に対して柔軟に対応する能力を持っている。

  • 楽観主義: 困難な状況においても、前向きな態度を保つことが多い。

  • 感情表現: キノピオは感情を豊かに表現することがあり、喜怒哀楽をはっきりと示す。

マリオとピーチ

さすが主人公枠です。ネガティブな要素がみられませんでした。

  • 楽観主義:困難な状況でもポジティブな態度を保つ。

  • 対人関係能力:他者と協力し、友情を大切にする。

  • 自尊心:自己の価値を認識し、尊敬する行動を取る。

  • 慈悲心:他者への共感や思いやりが強い。

まとめ

クッパはやばい。
こういう敵キャラの設定をするのがやはり王道だと思いました。

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