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10年越しの再会

今回のタイでのミッションの一つ
それは、ランマイ図書館への訪問

ランマイ図書館とは、チェンマイ市街から車で2時間ほどの
プラーオという場所にある、
アークという財団法人が運営している図書館です

アークという財団法人
堀内佳美さんという日本人が2010年に設立した団体で
障害の有無に関わらず、タイの農村部にいる子供たちに、本を読んだり学んだりすることの喜びを届けています
@arcbookworm.jp

わたしのアークとの出会いは
10年近く前に遡ります

当時、まだサラリーマンをしており
タイ出張する会社社長の同行をしていました
その際に参加したイベントで
佳美さんがスピーチをされてました

「タイの北部で図書館をやっている」

詳細はそんなに覚えていないのですが
「タイ北部で文字の情報を、地元の人に提供している」
そのことがとても印象に残っていました

というのは、
わたしが2006年にバンコクに来ていた時
あるタイ人と知り合いました
飲食店に勤める彼は、チェンライから来たと言っていました

彼は文字の読み書きができませんでした

彼の年齢は当時のわたしとそう変わらず
わたしはかなりの衝撃を受けたのを未だに覚えています

文字が読めないのは
戦時中などで、仕方なく学校に通えなかった
おじいちゃんやおばあちゃんの時代

そういう認識があったからです

仕事にとても勤勉な彼が
文字の読み書きが出来ないことで
受けてきた不利益や不便さは
わたしには想像ができませんでした

こんなに真面目なのに
こんなに一生懸命お仕事するのに

彼は家庭の事情で小学校に通えなかったそうです
小学生の彼が家庭を支えていました

文字の読み書きが出来ないからといって
不幸と決めつけるのは正しいとは思いません

けど、文字の読み書きが出来ないために
多くのチャンスを逃しているのは事実だと思いました

ずっと心に残っていた彼の記憶が
佳美さんのスピーチを聞いて

単純に「素晴らしい活動だ!」って思いました
けど、その時は佳美さんに話しかける事もできず

そのまま、、、時は経ちました

そして去年
イベント出店している際に、
友人がタイにいるというお客様に出会いました

お話を聞いて
「あ!あのスピーチの人かもしれない!?」

というのも、そのお客様の友人は
日本人女性で全盲の方だという

バンコクで聞いたスピーチの方も
日本人女性で、視力に障害のある方だった!!!

会いたい!
訪ねていきたい!

そこから何とかコンタクトを取れないか
試行錯誤ww
お客様の連絡先を聞き、
紹介してもらえないかなぁ〜と言ってみたり
インスタからコンタクトとってみたり

皆さんお忙しいようで、
なかなか、スピーチしてた佳美さんに辿り着かない!

うーーーん、と悩んで
これだったらと試してみたのは
寄付をしてメッセージを送る!ww
アークはインターネットを通じて活動支援が出来ます
https://www.alwaysreadingcaravan.org/japanese/support.php
これで返信なかったら突然訪問してみるか。。。と
寄付をクレジットカードで少額ですがさせてもらいました

そしたら

返信キターーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

乱舞したのはいうまでもありませんw

そこから何度かやり取りをさせて頂き
ランマイ図書館訪問まで辿り着けたのでした
訪問もとても素晴らしい経験となったのですが

長くなったので
また次回。。。。

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