春ゆきてレトロチカ | ネタバレ無し感想
スクエニの新作『春ゆきてレトロチカ』をクリアしました。
プレイ時間は18.9時間。Steam版をプレイ。
ひとことで言えば、めちゃくちゃ面白い!!
2日間で一気にクリアしました。やめ時がわかりませんでした。
以下、【ネタバレ無し】の個人な感想を投下していきます〜
〈 ストーリー 〉
面白かったです。最後はボロボロ泣きました。
終章の手前までは、まあそこそこの面白さで駆け抜けたような印象です。
ただ、終章が良すぎる。ここでストーリーの評価がグッと上がりました。
しかし、ひとつ問題点が。「終章」をプレイする為の入口がわかりづらい。存在に気づかずにプレイを終えてしまう人もいるのでは。
本当に勿体ないです!「終章」があって初めてストーリーが完結します。
具体的な入口はここには書きませんが、「終章が存在する」ということ自体はプレイする皆さんに是非知ってほしく思います。
〈 演技 〉
最高でした。キャストの方の演技を見るだけでも、このゲームを買った甲斐があるなと思えるくらい。
主人公役の桜庭ななみさん以外は存じ上げませんでしたが、違和感なくストーリーを楽しめましたし、それぞれの演技に引き込まれました。
1人何役も演じられているのにキャラが混乱せずに済んだのは、キャストの演じ分けが素晴らしかったからですね…
プレイ後に見られる、キャストインタビュー(早期購入特典かも)も非常に面白かったです。
〈 推理要素 〉
じっくり推理したい!という人にとっては、推理パートが少し苦痛かもしれません。
理由は、プレイヤーが自分で推理すればするほど、推理パートの作業ゲー感が増してしまうことにあります。
事件解決のヒントとなる「仮説」を得る作業をある程度行わないと進められない仕様であるため、「あ~もう犯人わかってるよ~!」という人にはストレスかも。
一方で、推理パートを進めながら徐々に結論に辿り着きたい!という人は、特にストレスなく進められると思います。
推理よりもストーリーを楽しみたい派である私は、推理パートも十分に楽しめました。推理パートで様々な「仮説」を得ることで、色々な可能性が見えてくる点が面白いです。
また、他の方のレビューを見ていると「操作性が悪い」との評価が目立ちますが、PCでプレイした私はノーストレスでした。
ただ、PCでの操作を想定して作られているような操作感でしたので、Switchのコントローラーでの操作性は確かに悪そうだな〜と感じます。
PCでのプレイをおすすめします。
〈 全体的な感想 〉
冒頭で述べたように、めちゃくちゃ面白いです!
長編映画を操っている感覚でした。没入感が凄い。
実写ゲーの良さはまさにこれですよね。
ゲームの雰囲気も良いです。
終始、日本的な”美”が引き立つような作品でした。
海外の方の感想を是非とも聞いてみたい…
それでは~
ラル