「少数精鋭」は精鋭だから少数なのか?逆の視点で考える成長論
こんにちは、らるです。
今日は「人の成長」について
話をしていきたいと思います。
仕事をしていると、
「少数精鋭」という言葉を
耳にすることがありますよね。
一般的には、
「精鋭だからこそ少数で
成り立つのだ」と考えます。
確かに、それは一理あります。
しかし、逆の視点で見たとき、
「少数だからこそ精鋭になる」
ということもあるのでは
ないでしょうか?
実際に、最近こんなことが
ありました。
突然のピンチが生んだ成長
職場で、とある社員が
大けがをしてしまいました。
その影響で、数ヶ月間の
離脱を余儀なくされました。
ですが、代わりの人材を
すぐに確保するのは
難しい状況です。
そこで、急遽若手社員に
「代わりを務めてほしい」
という話が持ち上がりました。
当然、本人は戸惑います。
「いや、自分には無理です」と。
しかし、選択肢はありません。
「お前しかいない!」
と押し切られる形で
その仕事を引き受けることに
なったのです。
「無理だと思ってた」→「できた!」
最初は不安だったものの、
実際にやってみると
その社員は意外にも
仕事をこなせたのです。
周囲も驚き、
本人も自信がつきました。
結果的に、その仕事を
見事にやり遂げ、
評価も上がることに。
最初は「無理」と思っていたのに、
やらざるを得ない状況に
なったことで、自らの限界を
突破することができたのです。
やらざるを得ない状況が人を育てる
ポイントは、「挑戦の機会」
を得たことです。
本来自分から挑戦する人もいますが、
多くの人は「できる自信がない」と
尻込みしてしまいます。
しかし、逃げ道がない状況ならどうでしょう?
人は意外にも力を発揮するものです。
もちろん、すべての人が
成功するわけではありません。
助けが必要な場合もあるでしょう。
ですが、やってみなければ
そもそも「成長の可能性」すら
生まれないのです。
少数だからこそ「精鋭」になっていく
「少数精鋭」は、
もともと優秀だから少数
という考えが一般的です。
ですが、実際には
逆もあるわけです。
「少数だからこそ、
やらざるを得ず、
精鋭に育っていく」のです。
やるしかない状況が生まれたとき、
人は普段以上の力を発揮し、
自信をつけ、さらに成長していく。
これは、仕事だけでなく、
スポーツや勉強など、
さまざまな場面で当てはまります。
一般的には
「少数になると、つらい」
と感じるところでしょうが
そこで
「少数だからこそ、
自分に成長のチャンスが回ってくる」
という面もあるわけです。
この視点を持つと、
仕事の見方も大きく変わるかもしれませんね。
まとめ
「少数精鋭」は、もともと精鋭だからではなく、
少数だからこそ精鋭になることもあるやらざるを得ない状況に追い込まれると、
人は成長することが多い最初は無理と思っていても、
やってみたらできることもあるだからこそ、「少数」であることを
前向きに「挑戦の機会」ととらえることが大切