『ネタバレ』されないと人は動かない【西野亮廣『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』より】
人は未体験のものに出会えた瞬間に感動するけれど、そのくせ、未体験のものには、あまりお金や時間を割こうとはしない。
西野亮廣『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』Kindle位置No.843/1944
…
「ネタバレ」されると見る気が無くなる
…というのが、
通常の認識では無いでしょうか?
私もいままで「なんとなく」そんな風に
思っていました。
「ネタバレ」は悪影響なものだと。
しかしながら、実態は逆でした
多くの人は
「ネタバレ」しているものにしか反応しない
ということです。
典型的な例として本書内では
『旅行』が紹介されています。
テレビで見て、ネットで見て、パンフレットを読んで、「ここに行ってみたい」となる。「これを生で観てみたい」となる。
「20万円払ってくださったら、とんでもなく感動できる場所にお連れしますよ」では動かないのだ。
確かに、その通りだなぁ…と
この視点を通してみると
多くの人が動くのは、確かに、
ある程度ネタバレ済みのものばかりです。
超大ヒットする映画は
最初にある程度評判が出てきて
「良い」という話
「~がスゴイ!」という話を
聞いてから多くの人は見に行きますし
(鬼滅の刃がまさにそのタイプ)
ビジネス書も大物YouTuberが
ネタバレすることで売上が伸びます
もっと一般的なところで言えば
作者で買う本を選ぶとか
~の続編だから見るとか
こういったことも
未体験のものに時間とお金を割かない
=冒険しない
=ネタバレでしか動かない心理
を表していると思います。
…
人は「良い」と初めから分かってるもの
でないと、お金と時間を使わない
これは、何かを売ろうとする時に
必ず必要になる教訓ですね。
…
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
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