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ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ / メトロポリタン美術館
抜毛症の話
小6の時、卒業式に向けての奉仕作業でジャングルジムにペンキを塗っていた。
昔から大雑把で破天荒な子どもだった私は垂れるペンキを気にすることなく、べったんべったん塗っていた(今考えるとただのアホ)。
結果、髪の毛にベッタリと若草色のペンキがくっつくのである。
同級生に付き添われ、渋々保健室に来た私。
正直な話、もっとペンキ塗りたかったのである。
早く終わらせたくて、先生がシンナーを取りに行ってる間にペンキで濡れた髪を鋏でジャキッと行っちゃいました。
おかげで唯一綺麗と言われていた黒髪マッシュルームが切り株のようなてっぺんになり、母親にはがっつり怒られました。
そこから切り株人生です。
切り株を早く伸ばしたくて引っ張る
弱目の毛根抜ける
毛根の先の黒い丸が可愛い。
その手前にある透明なキラキラ楽しい
気づくと髪の毛を抜くように。
痛くなかったんで、ストレスが溜まるとついつい
引っ張って抜けて愛でてを繰り返し気づけば小さな筋状のハゲができました。
思春期なので気にしないわけではないのですが
元来変わり者キャラだったので、あまり気にせず生きてしまいました。
大学はおさまっていたのですが、社会人、主婦と続いて、よる年波に負け毛根も弱くなり、現在しっかり落ち武者のような頭になってしまいました。
てっぺんだけなので、そこに取り付ける安いカツラも買いましたが、暑い蒸れる、面倒臭いで、結局写真撮るとか儀式とかの時しかつけなくなってハゲ道を邁進しております。
こういうの治すのって心療内科ですかねえ…。
ううむ