【医療英語を勉強したい方向けシリーズ】投薬英会話シリーズ 第1回 ①薬局での主な会話(調剤薬局・ドラッグストア・一部共通)
・はじめに
最近、あまり英語記事を上げていないことに気が付きました。
せっかくなので投薬英会話シリーズとして、
少し復習を踏まえてここで掲載していきたいと思います。
・一般共通フレーズ
① May l help you?
いらっしゃいませ! (目が合った段階で)
(ワンポイントアドバイス)
他のいい方として、
Can I help you?
Is there anything I can help you with?
があります。
後者の場合、少し長めなので言いづらい方がいらっしゃると思います。
その場合には、anythingのあと、息継ぎを入れると言いやすいと思います。
② What are your symptoms?
主訴は何ですか。
(ワンポイントアドバイス)
ここの症状という単語であるsymptomですが、複数形であることに
注意しましょう。
症状は一つとは限りませんので、複数形の方がベターです。
③ Do you have a fever?
熱はありますか。
(ワンポイントアドバイス)
熱という単語であるfeverは覚えておきましょう。
他にも咳や鼻水など、一般的な単語は、覚えておく必要があります。
④ Please point to the affected area.
(人体図を見ながら)痛いところを指さして下さい。
(ワンポイントアドバイス)
ここでいうaffectedですが、直訳だと「影響された」になります。
結局、そこから症状のある場所という意味合いになりますね。
⑤ When did it start?
今の症状はいつからですか。
薬をすすめる前に確かめておきたいこと
① Do you have any allergies?
アレルギーはありますか。
(ワンポイントアドバイス)
逆に自分がアレルギーを持っている場合のいい方はわかりますでしょうか?
I'm allergic to ~で~にアレルギーがあるといういい方になります。
今の時期であれば、花粉症(hay fever, pollen)という
いい方が言えるといいですね。
② Do you think you are pregnant?
妊娠していませんか。
(ワンポイントアドバイス)
妊娠という単語pregnantもよく使う単語ですね。
頑張って覚えましょう。
③ Are you under medical treatment?
何か治療を受けていますか。
(ワンポイントアドバイス)
このunderは、慣れないと使うのが難しいですね。
治療下→治療中になります。
建設中も under constructionといういい方と同じなのですが、
~中といういい方の決まり文句なので慣れるしかありませんね。
treatmentも処置・対応という意味なので、medical treatmentで
治療になります。
④ Are you taking any medications?
何か薬を服用していますか。
(ワンポイントアドバイス)
薬というとよくdrugを思い浮かべますが、実際はmedicationといいます。
その場で思い浮かばなければdrug やmedicineでもOKだと思います。
⑤ This medicine is not available in Japan.
日本には無い薬です。
(ワンポイントアドバイス)
利用するという単語であるavailableが言いずらいかと思います。
利用できない→日本にはないという意味合いになります。
商品をすすめる時
① l recommend this medicine for your conditions.
今の状態にこの薬を薦めます。
(ワンポイントアドバイス)
英語は先に言いたいことを言いますので、まずはこの薬を勧める、
そのあと、あなたのために、という言い回しになります。
② We have the medicine in both tablet and capsule.
錠剤とカプセルがあります。
(ワンポイントアドバイス)
ここだと薬を持っている→あるといういい方になります。
他の言い回しをしたいのであれば、用意する(prepare や be ready for)という単語で調整してもいいと思います。
答えは一つじゃありませんので、練習時は、この言い回しで練習して、少しでも自分のストックを増やしてみましょう、。
下痢止めの薬
Did you eat anything unusual recently?
何かいつもとは違うものを食べましたか。
(ワンポイントアドバイス)
ここでのポイントはanything unusualですね。先に何かというanythingを言ってから、unusualという変わったという意味の形容詞を入れていくところがポイントかと思います。
Did you return from Overseas within the past week or so?
ここ1週間ほどに海外へ行きましたか。
(ワンポイントアドバイス)
ここの表現は、海外から戻ってきたといい方になっています。
別に、go to overseasでももちろんOKです。
実際話す際には、使いやすい言い方でいいましょう。
OTCの第一分類の薬(ガスター10など)
Gaster 10 is classified as a first category medicine When you buy it, by law, we need to explain how to take it.
ガスター10は第一分類になりますので、日本の法律によって服用方法を説明しなければなりません。
(ワンポイントアドバイス)
ここで覚えてほしいのは、分類の表現ですね。
「be classified」で「分類される」になります。
また、法律によって定められているという部分は、by lawといいます。
薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)を英語でしっかり言うと、「Act on Securing Quality, Efficacy and Safety of Products Including Pharmaceuticals and Medical Devices」になりますが、自分が言いやすいように言い換えてもOKかと思います。自分ならば、Medication law in Japanかmedical lawでしょうね。意味が通じればOKだと思います。
・最後に
オリンピックもどうなるかわかりませんが、今後も、外国人の方と接する機会は少なからずあると思います。
いつ来局されるかはわかりませんが、今のうちに練習をしておきましょう。
本日もお読みいただきありがとうございました。