【医療英語を勉強したい方向けシリーズ】外国人患者対応のための英語コミュニケーションマニュアル Lesson 1 受付対応-来店編(Attached some useful sentences and explanations)
・初めに
前回、「医療用英会話のセミナーを受けて・・・(attached 10 English sentences)」を欠かさせていただいた時に、思った以上に高評価を頂けました。皆様、本当にありがとうございました。
やはり、需要がある内容であれば、noteを書く意義があると思うので、少し医療英語を書こうかなと思います。
(調子に乗っているかもしれません(笑))
この内容は、以下にもありますのでよければご参考ください。
くすりのしおり
薬局で使える!
外国人患者対応のための英語コミュニケーションマニュアル
PHARMACEUTICAL COMMUNICATION MANUAL
https://www.rad-ar.or.jp/siori/pcmanual/
・これ以降お読みいただける方へ
ここからは、もし読みながらレッスンしていただける方用に書かさせていただきます。
もし、お読みいただける場合は、なるべく英文については音読をされることをお勧めします。
できたら、日本語の文章をを見た瞬間に英語で試しに言ってみて、それから答えを見るわけではないですが、内容を確認されると力が付くと思います。
英語も日本語もいろんな言い回しがあると思います。
正解は一つではないのですが、よく使われる言い回しはやはり強いと思います。
そのため、自分は、原始的な方法かもしれませんが、音読が一番力が付くと思います。
読めない(音読できない)英語は、聞き取りはできません。
理由として発音できないのにどうやって聞き取れるのでしょうか?発音できるからこそ聞き取るときもどんな単語が飛んできたのかがわかるのです。
最終的には、自分を含めて話せる英語を望まれる方が多いと思います。そのためにも、日ごろから口を動かしていなければ、英語を使う当日、やはり口から単語や文章が出てこないと思います。
英語を使う日はある日突然やってきます。その時まで、是非、練習をしてみてください。
受付対応(来店からお帰りまで)
1.来店
● こんにちは
Hello.
● 薬剤師です
I'm the pharmacist.
(ワンポイントアドバイス)
「a」と「the」の違いはわかりますでしょうか?「a」は、どこでもあるようなもの一つだけをさしますが、「the」はたくさんの中の一つを強調するときに指すので、注意が必要です。
本番の時には、間違えてしまったらそれはそれでいいとして、勉強するときには、意味も考えながらするといいと思います。
結構、「a」と「the」どちらかつくのにつけないで文章を書いたり話してしまったりするケースがあると思いますが、意味があることを理解しておくといいと思います。
● 何か御用はございますか?
How can I help you (today)?
May I help you?
(ワンポイントアドバイス)
ここら辺の表現は、電話で自分の名前を言った後に言う言葉でもつかえますので、すんなりでるといいですよね。
他にも「How can I do for you?」などもあるので、いろんな表現のストックを覚えておくといいですね。
● なにかお探しですか?
Can I help you find anything?
Are you looking for something?
(ワンポイントアドバイス)
本番の時に「something」や「anything」がすんなり出てこないときがあります。そんな時は、「things」や「materials」、「items」、「goods」など思いついた単語でもいいと思います。
練習の時は、そのまま読んで、本番では、使いやすい単語を使ってもいいと思います。
● 当薬局のご利用は初めてですか?
Is this your first visit to our pharmacy?
Have we filled a prescription for you before?
(ワンポイントアドバイス)
ここでの「visit」は名詞で使われているので注意が必要です。通常、「visit」を動詞で使った場合、基本的に、「to」が入らないところも覚えておくといいですね。「go to」の感覚とは少し違うんですよね。
自分だったら、本番だと「Is this your first time to visit here?」の方がすぐに出そうです^^;。
● 処方箋をお預かりいたします。
Let me take your prescription.
I will fill your prescription.
May I have your prescription?
(ワンポイントアドバイス)
「Let me + 「動詞」」で、「何々をさせる」は、すごくよく使う表現なんですよね。自分も使いこなせてませんが、よく出てきます。
逆の立場だと、「Let me know if prescription is ready.(処方箋の準備ができたら、私に教えてね」)」になるかと思います。
● 今日初めて飲む薬ですか? 継続的に飲まれていますか?
Is this your first time taking this medicine?
Or do you take it regularly?
(ワンポイントアドバイス)
この「do you take it regularly?」はよく使われるので覚えておくといいですね。自分もうまく使えませんが・・・・。
● 保険証はお持ちですか?
May I have your health insurance card?
(ワンポイントアドバイス)
健康保険証の言い方である「health insurance card」も大事ですよね。「Japanese insurance card」もありかと思いますが、旅行者の場合、海外の保険なども使えるか聞かれるケースがあるので注意が必要ですね。
● お薬手帳をお持ちですか?
Do you have your medicine notebook?
(ワンポイントアドバイス)
お薬手帳って表現が難しいですよね。他だと、「medical record handbook」といういい方もあるようです。様々な言い方があると思いますが、多分、そのあとに説明を求められるかもしれません。
その場合は、「That means~」で続けてお話ししてあげればいいと思いますが、即興力を求められそうで大変ですよね・・・。下記に書かれていますが、説明大変だなと思います。
● お薬を安全に、安心してご使用していただく
ために薬の記録(お薬手帳)をお作りしています。
We record your prescriptions in this notebook to ensure you are taking
your medications safely.
(ワンポイントアドバイス)
ここで気を付けることは、お薬のいい方ですね。よく、「薬=drug」となりますが、あまりdrugは使われないようです。どちらかというとdrugは、麻薬系の意味を示すことがあるので注意が一応必要です。
ただ、本番では単語が出てこなければ使うしかないので、仕方なく使えばいいと思います。
● お薬手帳は、これまでの服薬の記録をつける
ものです。
A record of your medication use is kept in your medicine notebook.
● お手数ですが、わかる範囲でご記入いただけ
ませんでしょうか?
Please fill out this questionnaire [to the best of your knowledge.]
● この問診表に必要なことを記入して下さい。
Please fill out this medical history form.
(ワンポイントアドバイス)
ここでの注意点は「fill out」と「fill in」です。
自分も知らなかったのですが、両方とも「記入する」なのですが、「fill out」は全部を記入、「fill in」は一部を記入になるので注意が必要です。
● 何かお薬でお困りのことはございませんか?
Do you have any questions about your medicines?
(ワンポイントアドバイス)
とりあえず、説明が終わりの時には、「That's it」か「That's all」を言ってからこの質問を言えるといいですね。
「questions」の代わりに「concerns」でもいいかと思います。
● おわかりですか?
Was that clear?
Is that OK? Any questions?
● お名前が呼ばれるまで、こちらでお待ち
ください。
Please wait here until your name is called.
We will call your name when your prescription is ready.
(ワンポイントアドバイス)
他の言い回しも考えておいてもいいと思います。
自分だったら、「Please have a seat until prescription is ready. I'll call you later.」っていいそうです。一つ気を付けるのは、「Please sit down」とは言わないように注意しましょう。お願いだから座ってみたいな子供に命令するような表現になってしまいます。
● あなたの処方された薬によっては、時間がかかる
かもしれません。
Depending on the medicine you are prescribed, you may have to
wait longer.
● お薬は○○分くらいでご用意できます。
Your prescription will be ready in about ○○ minutes.
● ご質問があれば、遠慮なくお尋ねください。
If you have any questions, please do not hesitate to ask us.
(ワンポイントアドバイス)
ここら辺はいくつか言い回しがあります。「let me know」とか「feel free to ask」とかいろんな言い回しができるといいですね。
● ○○番の方、お薬のご用意ができました。
Prescription number ○○ is ready.
・最後に
単純にコピペだけではなく、なんか参考になりそうなマテリアルを入れて説明する方がいいかなと思ってやってみました。
大事なのはその条件をイメージして、カンペを見ずに言えることかと思いますので、試しに口ずさんでみてくださいね。
あと息継ぎの場所も大事になりますので、一息で言うところ、区切って言うところなど意識して音読すると少し効果が出てくると思います。
本日も読んでいただきありがとうございました。