フーコック島 - 海とホテルと食べ物と -
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写真を見ていると、当時の”ワクワク”の感情がよみがえる。
かつての日常だった、飛行機でどこかへ行くことが叶った旅だったから。
世界がコロナに揺れる中、2020年6月、ベトナム国内の規制が一時緩和されたときに行ったフーコック島の写真振り返えろう。
ホテル:Salinda Resort Phu Quoc Island
空港から10分、スタッフのホスピタリティー、朝食には美味しいご飯とスパークリングワイン、プールにビーチ、ホテルから出るのがもったいない。
ここに来たことがある人ならきっと “1日中ホテルで過ごしたい“ という気持ちを分かってくれるはず。
ビーチ:サオビーチ (Bãi tắm Sao)
”1km以上白い砂浜が続く遠浅の海。水の透明度は抜群で、フーコック島で最も美しいエリア” これは行かなければ、と向かったサオ・ビーチ。
この時、頭から"シーズン"という重要な情報が抜けていた。
夫の運転するバイクの後ろに乗ること30分。ビーチに出た瞬間「あれ?」
私たちが行ったのは6月。フーコック島のベストシーズンは12月から3月。シーズン外れだったためか、水の透明度は期待値ほどなかった。。。。
それでもベトナム人観光客で賑わうビーチに、かつての日々を思い出しホッとした瞬間だった。
シーフード:Quán Ốc Ớt Ngọt
ホテルから近くレビューが良かったので行ってみた。感想は、うまい、安い、最高、評判通り!メニューに写真があるので(全てではないが)指差し注文が可能。ベトナム語を少し勉強していたとはいえ、食に関する語彙はほとんどなかったのでこれは助かった。
オープンエアーのお店、犬が店内ウロウロしていたり、寝ていたり(飼い犬なのでのんびりしている)、食事中マジシャンが現れたり、地元のお客さんも多そう。
2人でおなかいっぱい食べて、2022年5月のレートで約4800円。
しかもロブスター500gで約3400円なので、それ以外だと1400円(笑)1人700円だったことになる。安すぎる。そして美味しすぎる。
(滞在時のレートだと約4300円)
コショウ生産量世界一の島、フーコック
フーコック島の特産品といえば、コショウ。世界有数の黒胡椒輸出国ベトナム、その胡椒のほとんどはこの島で採れたものだ。
きっと日本にも輸出され、知らず知らずのうちに食べているはず。
島の至る所にコショウ畑が広がっている。ここから日本に来たのか?そう思いながら眺めると、不思議な気持ちになってくる。
島の土壌、気候、手摘みでの収穫
中でも島の気候が胡椒の辛さとうまみを絶妙なバランスに仕上げるそうだ。
黒胡椒、白胡椒、赤胡椒、緑胡椒
様々な胡椒を生産するフーコック島、そしてしっかりとお土産に買って帰った私。あまりの美味しさに、その後の食卓に欠かせない存在となり、フーコックは私の日常に溶け込んだ。あぁ、旅ってこんなだったな。