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日常の切り取り

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日常の中でのできごと。日記とも言う。
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この場所を撮りたいと思ったのは、「身軽」だったからかもしれない。

とある日曜日、私はバンコクの街を早足で歩いていた。すっかり忘れていたOasis Spaのバウチャーを使い「至極の2時間」を堪能した後、短時間でやりたいことを全てやらねば、と焦る気持ちを抑えながら。 雨季のじめじめとしたバンコクで、颯爽と肩で風を切って歩く。マッサージで体が軽くなったからだろうか。いや、普段こんなスピードで歩くことなんてないからだ。こんなことを書くと気分を害する人がいるかもしれない。我が子がかわいくないのか?と。 全力で言おう。可愛くないわけがない。なんなら世

引っ越しは大変、という当たり前

海外だから、と普段あまり言いたくない私だけど 海外で子供をちょっと見といて、とお願いできる人がいない中 機嫌が悪くなりやすい時期の子の相手をしつつ 引越し後の片付けをするのは無理なんじゃないか?と。 少しでも目を離すとこんなことになってる(笑) ただ、まだ固形物を飲み込むことがほとんどできないので 声かけながら少し1人で遊んでいててもらっている。(5分10分が限界だけど) 9月の写真まとめはできるのだろうか? 書きたいと思っていたnoteは書けるのだろうか? と思いつつも

海外生活、友達は恩人

春節についてnoteにアレコレ書いている最中だった先週、突然体調が悪くなり入院した。 大きなお腹を抱えたまま、夫の不在中1人で生活できるのか不安だった。日本で生活するのとは少し異なるここでの生活。そんな私を心配して、タイ人の友達が泊まりに来てくれていた。 「おかげで無事過ごせたよ。本当にありがとう」と何度もお礼を伝え、土曜の昼食後友達を見送る。 あぁ、夕方は高校時代の友人が来てくれて、そのあとひと眠りすれば夫が帰ってくる。 日が傾き心地よい風が窓から入ってくる。うとうと

そして、新しい生活が始まった

予定日より2週間早く生まれた娘。 その日は突然やってきた。 生理痛のような痛みを感じ、体を休めようと昼食後ベッドで読書をしていた。1時間ほどたっただろうか。少し違和感がありトイレに急ぐ。血だ。 LINEで病院に伝えると「お待ちしています」との返事が。出産?入院?子育て?動揺と混乱で頭が動かず入院の準備が進まない。 そして次第に痛みが。あぁ、きっとこれは陣痛だ。 病院で子宮口を測ると1cmとのこと。まだ1cmか、と思った瞬間信じられない量の水が勢いよく出てきた。「破水で