手続きに苦労 ー国内MBA体験記 Day0ー
2024年4月から国内の夜間MBAに通うことにしました。1カ月前程からXでMBA不要論を見かけ、良い意味でも悪い意味でもMBAへの注目度が上がっているように感じます。
今回はこの投稿をすることにした理由、受験理由、合格までのメンタルの変化、合格後の手間について書きたいと思います。
書くことにした理由
忘れるから
会計士試験が終わって気づいたのは、どんなに苦労したことでも時間が経てば感情や心の機微は記憶から薄れていくか、美化されるかのどちらかということです。あとから記しても信頼性に欠ける情報か、美化された情報では、価値も薄まってしまうかなと思い、今書き始めました。
書籍未満•個人の体験以上のnoteに価値があると思うから
noteの価値は、書籍にはならないけども属人性の高い体験記にあると私は考えています。そこで結果がどうなるかは分かりませんが、個人の体験を少し丁寧に書いて発信してみようかなと。
自分の考えの整理
書くことは大変です。しかし一度アウトプットすると、その分脳のリソースを他に割けます。どんどん書いて、どんどん容量空けて、どんどん新しいインプットをしたい、ということで書いてみようかなと。
受験理由
例外的なキャリアを歩めるように
皆さんの周りにずるいキャリアを歩んでる人はいませんか?コツコツ昇進するのではなく、評価が高くそもそも入り口が違う人。
投資銀行に入って感じたのは、評価=能力 ×能力の見せ方でされるんだと。
正直能力の差は大してありませんね笑 知ってるか知ってないかの差がほとんどです。明らかに差がつくのは能力の見せ方な気がしています。昨今そういう考えを錯覚資産というようですが。骨董品の目利きをできる人が少ないように、人の目利きをできる人も少ないのです。
悲しい現実ですが、私は夢見るよりは残酷な現実に沿った戦略を立てたいため、能力の見た目を強くする意味で今回受験をしてみようかなと。
専門性を磨くため
20代でついた差は埋めにくいです。30代になるとリスクテイクが難しくなる結果、リターンも少なくなるからかなと個人的には思っています。
投資銀行業務は専門性の塊ですが、実際のそのような方と接して気づいたことがあります。専門性とは何かを知っていることではなく、無知なことでも専門的な判断をすることであると。今更ですよね笑 つまり目の前の正解が分かっている人は少なく、むしろ実務で無限に出てくる分からないことに対し、分からないながらに判断し、それに責任を持つことであると。
その判断の妥当性を上げるべく、今回MBAに挑戦しました。
学びで忙しくなりたかった
投資銀行やFASは忙しいと言われます。作業で忙しいのか、それとも考えることが多くて忙しいのか?前者の忙しいは成長への寄与度は限定的であると考えています。仕事のペースを落としてでも、価値のある時間の割合を増やしたく、受験を決意しました。
願書を提出するために準備したもの
・大学の卒業証明書(取り寄せに1週間程度かかる)
・大学の成績証明書(取り寄せに1週間程度かかる)
・証明写真
・エッセイ
・資格の合格証書
合格までのメンタル
1次試験、2次試験とありました。
1次試験はエッセイ等手間をかけたため、おそらく受かっているだろう、MBA側も落とす理由はないのではないか?という感覚でした。
2次試験は終わった後、正直合格3割、落ちた7割くらいの感覚でした。受験会場からの帰り、応援してくれた方の顔が浮かび、不本意な報告をどうしようかと気づけば考えていました。いやでも、やれることはやったと自分に言い聞かせ、「受かっていてくれ」とがらにもなく願掛けしていましたね。
合格発表に自分の受験番号があったときは、うれしかったです。安心しました。これでみんなにいい報告ができると。
合格後
手続き大変すぎる…これにつきます。思えば入学手続きをまともにやったことなかったですね、今まで。中高大と母がやってくれていたと思うと感謝の念が浮かんできました。
入学金の振り込みがゆうちょ銀行、ネット銀行以外と指定があり、急いで口座を開いたりと思わぬところで壁が多かった印象です。
またハローワークから教育訓練給付金の受給申請に時間がかかりました。ハローワークは平日日中しか開いていないにも関わらず、給付金受給するためには2時間の面談が必要で…。考えれば給付金の財源は税金であり、2年間で80万以上もらえるため、当然と言えば当然ですね。
振り返って考えると、平日2日程度あれば余裕持って入学手続きは済ませられるのでは?と思います。
入学を検討されている方がいらしたら、2日程度のお休みは確保することをおススメします。
最後に
働きながらの通学となるため、今以上に忙しくなると思うと怖いです。ただ時間をみつけ、不定期にnoteも投稿したいと思います。なるべくこれからMBAに興味のある方に有益な情報にすることを意識して、投稿していきますので、良かったらフォローしていっていください。