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踏切のオタクが身につけるウエストポーチが出来た

セリアでいつものように店内徘徊していると、アクリル板が売られているのに気づいた。透明、黄色、赤の三色とスクエア、丸の二種類の形のいずれかの組み合わせがある。

へ〜、なんかいいなあ。作るものを思いついたら買おう。とその場を後にし、考えること一ヶ月。

散歩中にあることを発見。

踏切の横にあるライト、黄色の四角と赤の丸で構成されている。これじゃん……あのアクリル板で、これのミニチュア作れんじゃん。


というわけで早速アクリル板を買ってきた。

作る過程は非常に簡単。①アクリル板に絵の具で絵を描く。②絵の具が剥がれないようコーティングする。終わり。一応写真を残していたので、サクサクと見ていきましょう。

下書き
下書きの上にアクリル板を乗せ、なぞる。
というのを全部やる
絵の具が乾いたらレジンで表面を覆う
アクリルガッシュを使ったらすぐ剥がれそうだったため
レジンの表面がなんかベタベタしていて、その上からニスを塗ってみた。
乾いたら完成。
べっこう飴みたいになった。
いざとなったら舐めて気を紛らわすアイテムとして活躍するかもしれん。


ここで問題が。「この後どうするか」だ。勢いで作ったは良いけど、何に使うんだ?実用では難しいよな。アクリル板だし、いっそのことアクリルスタンドとして扱うべきか?

じゃあ前面がクリアになってる推し活バッグ的なものに入れるというのはどうだろう。アクリルスタンドを入れるポーチとか売ってるし。ひとまずその方向で理想の形状を考える。

・二窓または三窓に区切られている
・縦に配列出来る
・アクリル板がいい感じに収まる
答え→区切り付きのウエストポーチ

イメージ図

正直そこまでお金かけたくないから、プチプラのお店で探してみたけど見つからず。



作った。無いものは作る方が早い。そう習ってきたでしょう。そうじゃない人は今、ここで、覚えていきなさい。今、ここで。

一番下は広告枠。ひとまず養命酒のメモ用紙を入れておいた。


ふ〜出来たできた。京都行こ。

蹴上インクラインにて。ここは廃線に立ち入れる観光スポットだ。こんなにふさわしい場所ない。偶然にも京都旅行の予定があったので、友人を巻き込んで無理やりスケジュールに組み込んだ。そうまでしても、このバッグを持って線路に近づきたかったのだ。

昨年(2024年2月)冬に行った
これを書いて更新する間に季節が一巡してしまった
ワーーー!!!

京都では、電車で向かいの席に座った少女に「とまれ」と音読される以外、このバッグに対する話題は出なかった。おそらく、元ネタの「踏切の近くにあるライト」自体の認知度が低く、話題に挙げるにも難しかったのだろう。ちなみに京都では一度も元ネタの「踏切の近くにあるライト」を見なかったし、年末年始に帰省した時も見なかった。


帰宅後、コースターとして使えば良いのでは?ということをぼんやりと思う。

おためし

あー、うん、これで良いかも。


こういう感じのやつ↓にあります。

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斯波らく
めでたし、めでたし。と書いておけば何でもめでたく完結します。

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