【コラム】FIGHT THE RAPPER -物理的に最強のラッパーとは-

2020年11月20日 10:20

思ったんです。
コワモテでいかつい筋肉質な男たちが過激な歌詞とともに
ヤンキーイメージが強く所謂不良の音楽と言われる音楽HIPHOP
これらのアーティストがシンプルにルール無しの『喧嘩』で闘った時
最強のラッパーは誰か!?みたいな
まあノリが完全に昭和の男子校ですけど実際ゲームがあったんですよ。

DEM JAMに在籍してたアーティスト本人が出演すると言う格ゲー
（※おれは未プレイですが。）

これを若干踏まえ、おれ独自の偏見でケンカが強そうなラッパー一挙公開。

DMX

1970年12月18日生まれ/ニューヨーク・ヨンカーズ出身

血気盛んでピットブル（闘犬）の多頭飼いして放置したり飲酒運転、
さらには一般人を殴ったりと逮捕回数が断トツで多いお騒がせな男。
アクション映画にも多数出演しておりワイヤーアクションを使ったりと
身体を張った演技が多く、運動神経が優れたラッパー。平気で人噛みそう。
鉄拳で言うところブライアン・フューリーのポジション。

BUSTA RHYMES

1972年5月20日生まれ/ニューヨーク・ブルックリン出身

ライザップの効果かと疑うようなビフォーアフターの写真を載せ、
トレーニングにより劇的な身体変化をもたらしたバスタ・ライムス
ファンに「決して諦めるな！」と鼓舞するような言葉を残しつつ過去には
サインを求めてくるファンであろうが、車に唾を吐いた相手が子どもであっても鉄拳制裁。BUSTA（悪ガキ）の名は伊達じゃない。

SLIM THUG

1980年9月8日生まれ/テキサス・ヒューストン出身

198cmの巨漢、鬱陶しいくらい長かった髪の毛を剃ってここ数年はボウズ。
ボス・ホグ・アウトローズのリーダーでもあり自身でも「ボス中のボス」と名乗るほど。こちらも筋トレにハマり夢中になる。
ラップ会のセーム・シュルトとは全く呼ばれてもない。
ちなみにおれはクラフトボスかボスブラックを飲みます。押忍！

LIL SCRAPPY

1984年1月19日生まれ/ジョージア州アトランタ出身

自称プリンス・オブ・クランク（プリンス・オブ・ザ・サウスとも）
甘いルックスながらも2004年のデビュー曲が「ぶっ飛ばすぞ」と挑戦的。
体力にも自信あるのか2006年にシングルカットされたGangsta GangstaのMVでは4分強ひたすら逃げる内容。
過去の喧嘩相手はSOULJA BOY TELL 'EM（元カノを巡ってSNSで）ですが
怒ったら限度知らなさそう。2010年頃から突如ドンキーコング化。

ACE HOOD

1988年5月11日生まれ/フロリダ州ディアフィールドビーチ出身

髪の毛と体格からバーチャファイターのジェフリーを思わせるこの男、
マイアミからさほど離れてない地で高校1年時、フットボールによる怪我でプロへの夢を断念。結果ラップでもスターへと成功するんですが運動好きでインスタでもトレーニング動画豊富。フットワークは華麗である。

BONE CRUSHER

1971年8月23日生まれ/ジョージア州アトランタ出身

武蔵丸や曙には劣るものの、角界にも通じる188cm/164kg天然物の巨漢。
この男のデビュー曲も「絶対ビビらへん」と銃頼りなリリックだが
倒れ込むだけで相手をICU送りにできる圧死ダイブが持ち技。
さすがに武尊もお手上げである。

TRAE THA TRUTH (ex: TRAE)

1980年7月3日生まれ/テキサス州ヒューストン出身

今年に入って米警察の手によって亡くなったBreonna TaylorさんやGeorge Floydさんへの抗議などここ1年ではBlack Lives Matterの活動家としても。
だが根はギャングスタなので2008年に同郷アーティストの"キング"発言に激昂しOzone Awardsの会場にてMIKE JONES顔面を殴り彼のキャリアに終止符を打つ。Where is Mike Jones？