「頬」と「鼻」の歪みと「目の下のくぼみ」はワンセット。
今日は、「頬」と「鼻」の歪みと「目の下のくぼみ」について書きます。
下⬇︎の写真は、顔の右半分をゆるめて施術した後に撮ったもの。
頭蓋骨の調整もしています。
右と左、別人みたいですね。
「頬」と「鼻」が歪むのも、「目の下がくぼむ」のも、頬とエラ(下アゴの角)をつないでいる「咬筋」というボスキャラの筋肉が緊張して硬く縮んで、口の中(口腔)が狭くなって顔のパーツが下に落ちてくるから。
その咬筋は、「頬」を真下というより、外側に向かって斜め下に引きずり下ろすといった感じでしょうか。
見た目は、「頬」が下に落ちて、人によっては顔幅が広くなってしまいます。
「頬」が下に落ちて横に広がっていくことで、「 鼻」も鼻筋がだんだんと低くなり、横に広がっていきます。
左右の咬筋の緊張の差があれば、「鼻」のどちらかが強く引っ張られて曲がったように見えてしまう。
「目の下のくぼみ」は、頬が下に落ちた、というより「上顎骨」の傾きが変わってしまい、目の下の高さ(ふっくら感)が無くなり、くぼんだようになる。
上顎骨が正しい位置にあれば、ふっくらした状態になります。
⏬少し角度を変えて見ると、頬あたりの引き上がり感、鼻が中央に寄ってきて高くなったのも、目の下のくぼみが 骨と筋肉でふっくら埋まったのもわかりますね。
⏬頭の方から見た方が、鼻の変化がわかりやすいかもしれません。
頬のふっくら感もよりわかりますね。
パーツ別で説明をしましたが、
「頬」も「鼻」も「目の下のくぼみ」も、目の高さの違いも、下アゴがどちらかに傾いているのかも、頭の形が歪んで見えるのも 全部咬筋が硬くなり縮んで、口の中(口腔)が狭くなって、バラバラと顔のパーツバランスが崩れていくからなんですね。
顔は、足裏からの身体ともつながりがあるので、顔だけどうにかしようとするのではなく、身体からゆるめて、頭部もゆるめて頭蓋骨を整えて、最後に細かい顔の表情筋をゆるめて骨が動きやすい状態にして整えていきます。
全てはつながっているからです。
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歪む原因については、筋肉が緊張して硬くなるため、ということは、もう何度も今までも言ってきているとおりです。
なんで筋肉は緊張して硬くなるのか、というところと向き合う必要があるんですね。
筋肉が緊張して硬くなるのは、疲労、老化、心のストレス、と言われています。
私はこれまで何千人と施術をしてきましたが、筋肉を固めてしまうのは、この世間の枠組みの中で、自分らしさを発揮できず、さらに発揮できない状態を長らく続けてきたせいで、自分らしさを忘れてしまい、自分以外の人の目や他人の言うことばかりにアンテナを立てて、無理して合わせてみたり、仕事でも家庭でも友達との間でも どこでも そんなふうに毎日を過ごすことで忙しくしていることが原因の一つだと感ています。
これは、私もそうだったからよくわかることでもあります。
それでも、毎日、目の前で起こる 良いことも、やだなーって思うことも、ただ感じて、
あー そういうことか!と、湧いてきた感情に対してイイ悪いとジャッジせず、そう感じた自分を認めてあげる、
私はそう感じてるんだな、だったらもっと自分が心地よくいられる道はないかな、と できるだけ自分が心地よく穏やかに楽しくいられることを見つけて過ごしていく。
いかに自分がご機嫌でいられるようにするかが大切です。
こうした目の前の小さな些細なことに対して、楽しみを見つけたり、豊かだなと感じたり、感謝が湧いてきたり、、、と 日々積み重ねることで、目の前に起こることが自分が心地よいものに変わっていくんですね。
身体をゆるめながら、自分が心地よいものを選択していく、同時進行で進めていくと、変化は早いです。
そうしたら、顔の悩みなんかは気づいたときには消えていて、良くなっています。
全身をゆるめて、硬いところ、滞りを解消させていき、エネルギーがどんどん流れるように身体を整えておくことが本当に大切です。
まずは、自分の身体を信頼して。
そして、心と頭の中のごちゃごちゃしてる思考パターンをシンプルに。
そうしていくことで、顔も身体も素直に本来の状態に戻っていきます。