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ゲット ウェイクアップ

自分だけの籠だと思っているが
みんなと同じ籠なんだよ。

マーケットに並んでいるものに君が欲しいものは無い。
まあ、そんな事も忘れてるんだ

もはや自由なんて人工物に価値観がシフトしている。
選択しているんじゃなくて、そのコンベアから流れてきている。
自動的にやつらに金が流れていくドブ河

平和を買えるなら安いもんかもな

いまだそいつの真価は問われていない様だが。

結局従うしかない世界で吸える空気はわずかだ。
全然足りてないんだ。窒息しないギリギリを奴らは見極めている。
悲しいことに俺たちは慣らされることにも慣れてしまっているんだ

この国を作ってきた人々を俺たちは知っているが
彼らに命令を出してるコネクションは曖昧な情報や噂で都市にまぎれている。

本当の悪魔は知られているマフィアや暴力団でもない。

清潔な天使の恰好をして笑顔で己の腐臭を隠している

あいつらは金を支配しているんじゃない。
「歴史」を支配しているんだ。今までも、そしてこれからもだ。

俺たちの未来も過去も、奴らが決めたルールで歩くすごろくだ。
サイは持てるが、そいつに刻まれた数字は決まっている。

俺たちの力が増すほど、奴らの力も強くなっていく無限のシナジー
ゲームを作った奴に勝つには、ゲームそのものを否定するしかない。
まあ、すぐにルールに殺されるだろうが。

どこに行ってもどこを彷徨っても国がある。
そしてその仕組みの中で反抗し、その仕組みの中でしか生きられない。
全部借り物さ。

本当の自由も、自由だと思っていた子供時代という幻想でしかない。

カゴを捨てて、国を作ろうか?
とりあえず土地が無いから国旗は
自分のハートに刺しておく

その時が来るまで武器を磨く
これは戦う為の道具だが、破壊するのは
そいつらの価値観さ
オレの武器はマイクを通して拡張される
まるで瞳と瞳の見えないやりとりの様に、誰かの胸の奥に届いて、
揺さぶって欲しいんだ

そろそろ、自分が何者かって思い出しても良い頃だろう

俺も、そして君たちも

本当に欲しいものも、嘘の価値観の山に埋もれて忘れちまっただけさ

手を伸ばせ、そうしなきゃ君の明日は掴めない

誰かの明日に取り込まれたくなければ
誰かの吸うジュースの材料にされ泣くハメになりたくなければ

誰かを、救いたいなら

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