先に逝った君へ最後のプレゼント。④
本当にたくさんの知識をくれたね?
そして、「助けて」と助けを求めてきた零士(れいし)君と僕が関わった時。
零士くんが
「彼女と別れたくない。でも電話に出てくれない。助けてほしい。
別れるならきちんと話したいから。」
こう言われ、その彼女とも話し話し合いの場を作った。
そして、3人で話をした。
けれど零士君の話しは、僕が聞いた話と全然違っていて…
彼女に対し怒りのままをぶつけ、
自分は悪くないだから別れない。
「自分は何も悪い事はしていない。彼女が間違えている。だから別れない。指輪も交換した。別れるなら訴える。」
こんな二人の間に入っていた僕に、
「今日病院だったから、その零士君の事とか話してきたよ?そして先生に言われたよ?これから伝えるね?」
そして君は病院で聞いた話を僕に伝えてくれた。
「その君の友達の彼。そのまま間に入っていると壊れるから、早く離してあげてね?この事も伝えてあげて?自分が壊れる前に離れなさいって。言ってあげて。」
これを君は僕の為に病院で聞いてくれて、そして伝言を持ってきてくれたね?
とても心配してくれて、早く離れて?と。
でもお節介で心配性な僕は、零士君の事もその彼女の事もどうにかしたかった。
その事を君は理解してくれていて、
こっちが言う前に、
「ほっておけるなら離れて欲しいけど、でもどうにかしたいんでしょ?(笑)
途中で投げ出す事も諦める事も苦手だもんね(笑)
私知ってる(笑)」
思い切り図星だったよ。(笑)
だから素直にそれに対し、
「うん!だから、俺がその事で分からなくなった時助けてほしい。」
何の迷いも無く君は
「いつでも言っておいでー!君の味方はたくさんいるしひとりじゃない。私の友達も君の味方だよ!
やれるだけ。気の済むまでやってごらん?その代わり困ったら言う事ね?約束だからね?(笑)」
こんな風に言ってくれたよね。
とても心強くて、最後まで零士君とその彼女がきちんとケジメがつくまで付き合おうと決意が出来たよ。
この内容はまた書くね。少しおやすみなさい。