バルトリン腺膿瘍激痛脱却日記❸
14:45 予約時間
パンパンに腫れてはいる。
1、2回目より痛みは感じていなかったが
やはり座るのは辛い。
診察室に呼ばれ、先生と話をする。
先生「一週間の内に2回目抜いてるの?!それは大変だったね」
私「はい。もう繰り返したくないのでレーザー治療ができる病院を探していたところ、こちらを見つけたんです」
先生「一旦、今の状況見させてもらいます。それからまた話しましょう」
私「はい。お願いします」
先生「これ痛い?」
私「スー、痛いです」汗
ー患部の写真を撮り診察室へー
先生「これ、もう破裂しそうになってて、中の膿が透けて見えるのわかる?」
私「はい汗」(絶望感)
先生「炎症が強くて、手術はできないので、今日はまた膿を抜いて様子みましょう」
私「は、はい(恐怖)」
先生「痛いよね、痛いのは私たち物凄くわかるから、麻酔して処置しますからね」
私「はい(ちょっと安心)」
ー再び診察台へー
先生「はい、麻酔しますので少しチクってしますよ」
私「はいぃ、痛ー!」
先生「はい、抜いていきますよー」
私「痛い痛い泣!」
先生「残ってると再発しちゃうから、絞り出しますからねー」(ぎゅー)
私「いたたたたたー、いたー(涙、過呼吸)」
先生、看護師「痛いって言っていいんだからねー!はい、呼吸楽にね。痛いよね。絞り出すからね!」
看護師さんが隣で涙を拭ってくれた。
優しく肩をトントンしてくれた。
先生「はい、終わりましたよ。お着替えしてください」
私「はい、ありがとうございます」
ー再び診察室へー
先生「辛いよな。もう何回もやってるだろうから痛いの知ってるしな。あなたが悪いんじゃなくて、この機能が悪いだけなんだからね。自分責めないように」
私「はい泣 ありがとうございます泣」
先生「今は炎症が強いので、このまま治療すると血が止まらなくなるから、また抗生剤飲んで様子見ましょう。また来てもらって手術の日程決めましょう」
私「はい、ありがとうございます」
会計後、帰宅する。
某クリニックの先生はとても優しくて、勇敢だった。
処置前に必ず内容説明して、こちらの気持ちまで気遣ってくれた。42年間生きてきた中で最高のお医者さんです。切羽詰まった中で先生に出会えて本当に良かった。助けられた。
ただ、、、。
バルトリン腺膿瘍はまだ死んでいない。
❹へ続く