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★幸せに導く一分法話★1625話 【情けは人の為ならず。ですね】
★幸せに導く一分法話★1625話
【情けは人の為ならず。ですね】
クリスマスが終わると一気に年末モードに突入してきます。
外国では今日はボクシング・デーと言って、クリスマスの翌日、教会が貧しい人たちのために寄付を募り、集まったクリスマスプレゼントの箱を開ける日だったそうです。
プレゼントボックスを開けるところから、Boxing Dayと言われているです。
日本では、プレゼントを貧しい人にあげるという習慣はあまりないですが、これに変わるものが寄付や募金になるのかもしれませんね。
仏教でも、布施という言葉で自分の持っているものを、他者へ分け与えることが尊い行いで、徳を積む行為としています。
古今東西宗教の違いに関わらず、寄附や布施というのは大切な行為なんです。
私も以前はコンビニに行きまして、買い物の後小銭でお釣りがきますと、レジ横にある「募金箱」に少しだけ入れていたことがありました。
今はキャッシュレスで、お釣りをもらうことが少なくなりましたが・・・。
不思議といつもより胸を張って気持ちよくコンビニを出る自分を感じたものです。
たった数十円のことなのですが、気分が変わるのです。面白いでしょ。
誰かのためにするという行為は、誰かを変えているのではなく、自分の気持ちを変えているのです。
買い物をすると気分がスッキリするという方がいます。
これもある意味お金を出すことで、豊かさを実感していることと同じなんです。
その証拠に、買い物依存症の人は買った物を開封もしないですからね。
私たちは、無闇にお金を払いたくはないですが、誰かが喜ぶためにはお金を払いたいのです。
それは本当の意味での心の豊かさを感じられる尊い行為になるからなのです。
「情けは人の為ならず」
人のためにしたつもりが、結局は自分のためになっているということです。
さあ、皆さんも誰かが喜ぶために何かをしましょう。合掌