環境教育で未来をつくる
こんにちは!野鳥好きのイマモンです。
12月6日から3日間、山梨県清里町の清泉寮で開催された清里ミーティングに参加してきました。清里ミーティングは1987年に第一回が開催され、持続可能な社会に貢献する人づくりに携わる人たちの学び合いの場として実施されてきました。環境団体、企業、行政、教育機関などが集まって情報交換や、主催だけでなく参加者が企画したワークショップと、主催と参加者でこれまで作り上げてきました。
今回は第38回目の開催となり、全国での環境教育や自然体験の取組みなど情報交換、ポスター発表(奥大山パークレンジャーの取組など)、ワークショップなど。ミーティングでの学びをできるだけわかりやすく記事にしたいと思います。
会場へ
会場となる清泉寮へ。普段ですと大山を目の前に仕事をしていましたが、清泉寮からは富士山が見え新鮮な気持ちへ。
6日から3日間のプログラムは、
1日目
全体会①、ポスターセッション、情報交換会
2日目
ワークショップ、全体会②、情報交換会
3日目
ワークショップ 閉会式
となります。
1日目
奥大山パークレンジャーの活動を1枚にまとめ発表。一緒に奥大山のパンフレットと先日作成した奥大山野鳥ハンドブックも紹介。町役場、地域おこし協力隊で自然保護を仕事にしているのは珍しい、今後の発展が気になるとの声をいただきました。
発表者の中には、A4の冊子をタイトルごとに作りそれめくって情報を提示したり、はがき用紙サイズの紙でKP法を用いてライブのように紹介したりと、知って貰うだけでなく今後の発表時の参考にもなりました。
2日目
いくつかのワークショップに分かれ、私は冬の渡り鳥観察の組へ。最初に室内でオリエンテーションを行い屋外へ。渡り鳥を見て確認だけでなく、進化の過程で野鳥のどの種が最初・最後に出現したものかや、生物多様性がもたらす人間社会への恩恵、植物と野鳥の関係性など。普段の野鳥観察ではあまりふれない、見えない事象を感じられる観察会で自身の解説の勉強にもなりました。
3日目
最終日はこの3日間で吸収したことのアウトプット。自身の将来的に取り組みたいことを2人1組で引き出していきます。このときの結論として、私自身は「インタープリターションで町のファンを増やす」、「地域の自然環境を保全と利用を両立しながら収入を得る」と心の中でモヤモヤとイメージしていたことを少しは言語化できたかなと。
最後に
清里ミーティングでは、多方面の立場と多世代が参加しています。先行事例を体験する、自身の思いを明確にしていく、同世代の仲間を知りモチベーションを上げるなど、様々な学びがありました。来年度は江府町でもインタープリターション全体計画など大きく動き出し、今年度以上の働きが必要です。それらの活動をまとめ、また清里MTGなどのポスターセッションなどで発表し気づきを得たいです。
文章 イマモン