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原田マハさん恋愛小説2冊紹介~♡♡


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今日は原田マハさんの恋愛小説は
『カフーを待ちわびて』『#9(ナンバーナイン)』を
紹介させていただきたいと思います~!

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まずは『カフーを待ちわびて』を。

《 あらすじ 》

"もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください__。”
きっかけは絵馬に書いた願い事だった。「嫁に来ないか。」と書いた明青のもとに、神様が本当に花嫁を連れてきたのだ__。
沖縄の小さな島で繰り広げられる、やさしくて、あたたかくて、ちょっぴり切ない恋の話。
第1回 日本ラブストーリー大賞 大賞作品。

裏表紙から引用。



《 感想 》
●後半になって面白さが増していく本でした。
幸の過去が明らかになったり、
なぜ幸は絵馬を見て明青に会いに行ったのか、
ええええ?!となる驚きもちょっぴりあったり。

●幸の過去、秘密を知ったときは切なさで胸がきゅっとなりました。

●ラストは個人的に先が気になる終わり方でしたが、
たしかに温かい気持ちで終われるラブストーリーでした。
特に幸との何気ない日常の描き方が本当に温かくて、だからこそ切ない気持ちにもなった、そんな一冊。




次に、『#9(ナンバーナイン)』


《 あらすじ 》

東京でインテリア・アートの販売員をするOLの真紅は仕事のことを悩んでいた。ある日、立ち寄った宝石店で出会った中国人紳士に運命的な恋をする。また会いたいと思った真紅は上海へ渡る。
上海を舞台に繰り広げられる大人の恋愛物語。



《 感想 》
●真紅が中国人紳士に運命的な恋をした後、「これは運命だ」と信じ込み上海へ渡る行動力の高さが恋愛のあるあるをリアルにあらわしていて、共感はしやすかったです。

●真紅がわざわざ上海まで紳士を追って会いに行ったにも関わらず、
いざ会うとその紳士の人柄に困惑したり、あることがあって「こんなはずじゃなかったのに」と悩んだり、恋愛感情の変化に戸惑ったり、見事に現代の「蛙化現象」を表現していて面白かったです。
はたして恋の行方は・・・?!というやつです。

●どんでん返しもあったり、タイトルの「#9(ナンバーナイン)」の意味を知り、この恋愛小説が一気にやさしくあたたかい気持ちに包まれました。

●アートが中心にある一冊なのでアート好きな方におすすめです!


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