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『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』読了しました!


林伸次さんの『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』、
読了しました!

今月はけっこう恋愛小説読めているかも?!




《 あらすじ 》

誰かを強く思った気持ちは、あの時たしかに存在していたのに、
いつか消えてしまう。燃え上がった関係が次第に冷め、恋の秋がやってきたと嘆く女性。一年間だけと決めた不倫の恋。女優の卵を好きになった高校時代の届かない恋。学生時代はモテた女性の後悔。
何も始まらないまま終わった恋。バーカウンターで語られる、切なさ溢れる恋物語。

「BOOK☆WALKER」から引用。


《 感想 》
●この小説の舞台はバー。本当に他人の恋バナを聞いているような感覚で面白く、どんどん他の恋バナも読みたくなりスラスラ読める一冊。

●どの恋も進展せずに終わってしまった恋が多かったのが印象的。
 想いは伝えるべし!!という考え方をしていたが、この本を読むことによって、必ずしもそうではないと考え方が変わった。
 想いを伝えず、進展せずとも、綺麗な思い出にすることができるのだと考えが読むにつれて変わっていく、そんな一冊だった。

●ラストの伏線回収と呼ぶべき展開は、かなりこのみな展開だった。

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