【固定】書いたレビュー
◇日本語で書かれた小説
【現代作家】李龍徳:竹槍よりも冷たく—『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』|宇佐見りん:病むに病めない—「かか」|温又柔:遠い痛みの記憶—『空港時光』|古谷田奈月:主人公は何に敗れるのか—『神前酔狂宴』|佐藤亜紀:負債に軋む列車—『黄金列車』|新庄耕:そんな眼で見返さないでくれ —『狭小邸宅』|月村了衛:不能な近未来のその先—『機龍警察』|津村記久子:「中3小説」だけが描けるもの—『エヴリシング・フロウズ』|遠野遥:傷つくペニス—「改良」|古川真人:つながりのメンテナンス―『背高泡立草』|【古典】小松左京:見守られる理性—『復活の日』|
◇外国語で書かれた小説(の翻訳)
【韓国語】チョ・ナムジュ:男が読んでも「わからない」—『82年生まれ、キム・ジヨン』/父のほぼ不在―「家出」|崔仁勲:海に浮かぶ小さな「広場」—『広場』|【英語】グレアム・グリーン:主人公の悩みについていけない—『ブライトン・ロック』|ジュンパ・ラヒリ:ストレスフルで優しい—『その名にちなんで』
◇ノンフィクション・評論
石井妙子:『女帝』の後に『グレート・ギャツビー』を読む—『女帝』|石戸諭:「空虚」(と言うため)の条件—『ルポ百田尚樹現象』|濱野ちひろ:動物性愛とは何か(そして〝人間性愛〟とは)—『聖なるズー』|松本創:並外れた遺族、ただの遺族―『軌道』|TVOD:星野源を聴いている間は考えなくて良かったはずのこと—『ポスト・サブカル焼け跡派』
◇その他
オカヤイヅミ:「なんで作家やってるの」なんて問いに答える必要はないけれどー『ものするひと1』|ジョージ秋山:風太郎の「すべて」—『銭ゲバ』