おこづかいをあげるとき1番大切なことは?
子どもにおこづかいをあげようかなと考えたとき、普通何歳にいくらぐらいあげるのが適当かなと考えてリサーチしたりすると思います。その問いって必ずしも間違っているというわけではないけれど、それが1番重要な問いではないと私は思っています。
「じゃあ何が大事なの?」と問われれば、
「おこづかいってなんのためにあげるのか、という目的をはっきり意識することが1番大事だ」と答えたいと思います。
話がちょっと変わるんですが、みなさんは子どもの頃おこづかいって、何年生の時にいくらもらっていたか覚えていますか?
私は小学校1年生のときに1ヶ月に300円でスタートし、後途中は詳しいことは忘れてしまったんですけど、小5で800円、中学生で1000円、高校に入るときにぐんとあがって5000円ぐらいだったかなと思います。
これって今の相場とほとんど同じなんですよね~。(詳しくは、下記をご覧ください)。
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/kodomo_chosa/2015/pdf/15kodomo.pdf
おかしいと思いませんか?
カミングアウトしたように私って62歳。昭和の話なんです。物価もあがって100円の価値が変わっているのに金額は同じ。私には日本で子どものおこづかいがいかにおざなりなものだかを象徴しているように感じられてしまうのです。
形として子どもにお金をあげることで、親は都合のわるいときに「おこづかいで買いなさい」という。子どもはそんなにお金を持っていないけど黙らざるを得ない。そんな親子の図式もあるかなと想像できてしまいます。
おこづかいって目的をはっきり知って、それに合うようにあげればすごくいいものなんです!そこを強調したい。だから目的をはっきりと知っていてほしいと思っているんです。
では目的は何か。それは次回に書いて行きたいと思います。