【八角/スターアニス】中華台湾料理で大活躍のスパイス
中華独特の独特な甘い味。
おそらくそれは八角が使用されている料理です。
今回はそんなスパイス、八角を紹介していきます♪
八角ってなに?
八角は別名スターアニスと呼ばれ、中国原産のトウキシミを乾燥させたスパイスです。
原産は、中国南部やベトナム北部の熱帯であり、日本では栽培されていないそう。
8つの果実が星のように連なった形をしているのが特徴的ですね。ちなみに星型部分が8個以上あるものは幸運とされています。
甘く強い香りがあり、中華料理でおなじみです。
5種類のスパイスをブレンドした中国独特のミックススパイス、五香粉(ウーシャンフェン)の中にも入っています。
ちなみに五香粉の原材料をみると以下の通り。
中華以外にもインド料理やマレーシア料理にも使われますよ。
八角の作用・効能
八角には抗ウイルス薬のタミフルの原料となるシキミ酸が含まれてます。
漢方薬としては頭痛や腹痛、咳止めにも使用されるそうです。
八角はどんなふうに使う?
私は、中華料理、特に台湾の魯肉飯(ル―ローハン)やシンガポールの肉骨茶(バクテー)作るときに使用しています。
お肉の醤油ベースの煮物であれば、2~3人分に八角を2片くらい入れるとそれだけで、中華料理らしさが生まれるでしょう。
風味が強いので、少量ずつ細かく砕いて使用するのがポイントです。
ホールだとちょっとハードルが高いという方は 五香粉(ウーシャンフェン) を使うのがオススメ。
玉ねぎやネギとも相性が良いですよ。
少量でも香り高く、魚・肉の揚げ物や肉団子に使用すると、風味が豊かになります。
他にもバスマティライスを炊くときに1片入れると甘い風味が出る効果も。
いろいろな料理で試してみてください。