コンポストを始めたら排出ゴミが激減してビックリ!!
「コンポスト=堆肥」なんで正しくは「コンポスターの運用を始めた」と言うべきかな?まぁいっか。^ ^
(今回の記事では「ゴミが写った写真」が出て来ます。何卒ご理解お願いします)
SD◯sを…ではなく、二酸化炭素を…でもなく、
単に庭土を再利用したくて人生初のコンポストに今月からチャレンジしてみました。
(土は不燃物なのでゴミには出せません)
きっかけは我が家の庭の改造計画。今年に入ってから仕事の合間に少しずつ着工しています。
先月はバラを2株地植えし…
その後はガーデンアーチの増設に向けて現在準備段階。引き続き庭を掘る作業が続きます。
しかし残念なことに我が家の庭から出土するのは、大量の硬い土。
この見るからに栄養価のない痩せ土を何とか改良し、フッカフカの園芸用土にして再利用したい…!
そうした理由からコンポストに関心を持つようになりました。
人気のガーデニング。続けていると花にせよ野菜にせよ、どうしても古い土が出て来てしまいます。
昔は古くなったプランターの土など、土のリサイクル材や園芸用の培養土と混ぜて、引き続き使用していました。
その後プランターの数が増え、花壇も…となるまでに時間はかかりません。
古くなった土の量が増えると、腐葉土や鹿沼土、バーミキュライト…と単品で購入し、自分でブレンドした方が断然コスパが良くなります。
気付いたらこうです。
あれ?私は確かミニマリストだったハズ?(笑)
なんですが、今後レイズドベッド式の花壇も作る予定なので充分消費できるでしょう。
カッチカチの痩せ土を堆肥化し、これらのアイテムをブレンドすれば、きっと立派な花壇の土としてリユースできるに違いない!
そう信じてのコンポスト作りにいよいよ取り掛かります。
まずはコンポスター作りから。買うのではなく作ります。
実は以前、庭の隅に古い土置き場を作っていました。
(コンクリートブロック8個置いただけ)
しかしそれはいつしかハーブ畑と化し、最近ではストロベリーフィールドに。
この経験を活かして、どうせ作るならもっと大量の土が置けて、かつ土壌改良も兼ねたい。
そんな訳で今回作ったコンポスターは特大サイズです。
(コンクリートブロック14個置いただけ)
初心者なれば、今後コンポスターの形状を変え得ることも想定し、モルタル固めなどは一切ナシです。
コンクリートブロックの土台部分だけを、はやり庭から大量に出土した粘土で固定して、完成。
今回コンポストを作るに際し、ネットで色々と調べてみました。
簡単に説明すると堆肥を作るためには、
が必要です。
(コンポスターはこれらの「囲い」です)
具体的なやり方は様々あるようですが、
で作るのが一般的のようです。
「1. 生ゴミ」と「3. 土」は良いとして、
「2. カルス(菌)+ 米ぬか」は初心者にとっては少し問題です。
初心者がいきなり「米ぬか」に手を出すのは、ちょっと抵抗があります。
田舎なら良いかもしれませんが、住宅地だとご近所さんがいる手前、万が一虫や異臭が発生した場合には非常にマズイです。
米ぬかを必要としない「超カルス」という品も販売されていますが…(素人がいきなり¥2,640に手を出すのもねぇ〜)
他に選択肢はないものか?と近所のホームセンターに行ってみたところ、程良い価格の品が売られていたので、まずはこちらで始めてみます。
準備が整ったのでいよいよ運用開始です。
まずは我が家の生ゴミを投入。
約1kgの生ゴミを入れましたが、かなりスカスカ状態に。
実はこのスカスカを予測していたので、前日に発酵鶏ふんを底にバラ撒いてみました。
(→ゴミとフンの写真ですみません)
何で「米ぬかがダメ」で「鶏ふんはOK」なのか!?とツッコまれそうですが、単に使い慣れです。(^^;)
私にとって「土底に仕込む物=鶏ふん」。
(これはバラなど花苗の植付け1週間前によくやる小技です)
鶏ふんはすぐ近くでは臭いますが、ご近所から苦情が来る程ではありません。
土に埋めてしまえば臭いは漏れず、虫の被害も出たことはありせん。
この「鶏ふん+生ゴミ」の上に「菌の粉」こと先に挙げた発酵促進剤を撒くことで、発酵がさらに促進されると良いなぁと。
そして仕上げに土を被せればコンポストの第一層目が完成になりますが…ちと物足りない。
この物足りなさも実は予測していたので、ホームセンターで以下の品も購入しておきました。
有用微生物(菌)入りの醗酵牛ふんと、バチルス属菌入りの腐葉土。
(牛ふんの使用は初挑戦)
これでどれかの菌が消滅しても、どれかの菌が生き残るのではないかと。
出来れば菌同士の相乗効果で良い結果が出ることを期待して、投入。
何で「米ぬかがダメ」で「牛ふんはOK」なのか!?とまたまたツッコまれそうですが、単に色がごまかせるから。(^▽^;)
誰に何をごまかすんじゃい?(笑)なんですが、
もしもコンポストに失敗して解体・撤去に至った場合、米ぬかの白いネチョネチョだと後始末に相当テコズルだろうなぁと…。
そうした可能性を踏まえての選択です。
因みに開封時はどちらも無臭。腐葉土は濡れても無臭。
牛ふんは濡れると再発酵が始まり臭いを出しますが、こちらも土で覆ってしまえば全く問題ありませんでした。
最後に土を被せて第一層目が完成。
これら一連の作業を数日おきに繰返し、上に何層も積み重ねます。
(先に入れた下層から発酵が進みます)
この見るからに痩せた土、これが最終的に栄養たっぷりの肥えた土になることを願って。
因みに堆肥になるまでには冬だと1ヶ月、夏だと1週間掛かるらしく、
気温が低い季節は菌の活性を促すためにマルチングで保温すると良いそうです。
この後も引き続き同じ作業を何度かやってみました。
やってみて気付いたことですが、生ゴミの他にも草や落ち葉、伐採した枝などをポイポイこの中に入れてしまえば良いので、とても便利です。
そして何よりも、我が家のゴミの排出量が激減してビックリしています!!
家庭から排出される可燃ゴミの殆どは、生ゴミ!だったのですね。身に染みて実感しています。
今では「可燃ゴミの収集日は週1で良いよ」と思ってしまう程。
もし日本中の全ての家がコンポストを設置したら、すごいことになる!!
(全ては無理かぁ〜)
ただ、いずれ殆どの人が家庭菜園をやる時代が来るのではないかと。
「ガーデニング→家庭菜園→コンポスト」の順でブーム到来、と予言しておきましょう(笑)
ここまでお読み頂き、今回もありがとうございました♪
コンポスト、やってみようかなと思った方、既にご検討中の方、土をリサイクル利用したい方、ゴミを減らしたい方…
コンポスターは素材もサイズもさまざま。
専用容器の他にもダンボールや衣装ケース、不織布の布団袋を用いるなど、
ユニークな物も含めてネットにはたくさん紹介されています。
また、今回は米ぬかを使用しない方法をご紹介しましたが、
米ぬかが使い慣れている方、入手し易い方、隣家との距離が保たれている方は、定番の「米ぬか+カルス」でチャレンジするのも良さそうですね。
他にも納豆やヨーグルト、ミミズを使う方法などあるようです。
(我が家は今後ミミズを花壇に導入予定)
色々あるのでご興味ある方は、ご都合に合う方法でお試しになってはいかがでしょうか?
今回ご紹介した方法は「十和田オリジナル」になりますがご参考になれば幸いです。
追伸
さすがにうちのコンポスターはデカイので、半分ずつ運用することにしました。
1ヶ月後どうなっているやら?楽しみです。(^^)