関東大震災で地面が1.5m隆起?(新聞に写真が載りました^^)
お盆に家族で那智の滝を見に行く予定が、台風で中止に(≧∀≦)
飛行機もホテルもレンタカーも全てキャンセル。
被害に遭われた方、現地の観光業の方には本当にお気の毒ですm(_ _)m
しかし自宅にいるだけでは今年の海を満喫できない!
台風が日本海側に抜けたタイミングで、千葉県・内房の海にやって来ました。
見物海岸…その名の由来は「はるか海上に富士山を拝めるから」。
残念ながらこの日、富士山は見えませんでしたが、連日の良すぎる天気と穏やかな波で、絶好のシュノーケル日和。
小さなお子さまは岩場で磯遊びも出来ますよ。
しかしこの黒い岩…伊豆大島の海岸にあった岩と似ています。浜辺の砂もちょっと黒いし。
同じ過程で作られた岩?
一見すると火山から流出した溶岩が冷やされ固まったように思えますが…
実際には小さな岩や砂が堆積して凝結した礫岩が、波によって表面が削られ滑らかになったもので、
波食棚(あるいは海岸段丘)と呼ばれているそうです。
…と、浜辺で色々散策しているところで、朝日新聞の記者・Tさんにお声がけ頂きました。
お話を聞いてみると、今年の9月1日で関東大震災からちょうど100年になるそうで、その取材にいらしたそうです。
取材に来られた理由は、
「この波食棚が地震により地上に隆起した岩だから」とのこと。
具体的には、
1. もともと海中にあった波食棚が
2. 1703年、元禄関東地震(M8.2)の3mの隆起で一部姿を現し
3. 1923年、関東大震災(M7.9)でさらに1.5m隆起。現在の浜になったそう。
そんな歴史があったとは!
(知らずにカニさん探してました)
1.5mとは結構な隆起です。
関東大震災の凄まじさがよく解ります。
そしてこの岩は地震学、地質学ともに調査上、たいへん貴重なのだとか。
(「見物海岸」が別の意味で見物されている!)
思いがけずもたいへん勉強になりました(^^)
…という経緯で、
8月25日(金)の朝日新聞・朝刊(全国紙)に
Tさんが書かれた『関東大震災100年 巨大地震繰り返す 相模トラフ』の記事が掲載されました。
記事のトップの写真はTさん撮影。私の家族が波食棚の上に立つ写真が掲載されました(笑)
Tさんからは
「防災に資する報道を続けます。ご協力ありがとうございました。ご家族の皆様にもご協力に感謝します。」
とたいへん丁寧なご連絡を頂きました。
(Tさん、こちらこそ写真の掲載と、色々教えて頂きありがとうございました!)
次の地震は…
…世間で言われている通りです。
(私は引き寄せ力がそこそこ強ので、書かないでおきましょう)
ではまたー。
暑過ぎる夏ですが
今年も残りあと4ヶ月ですよ〜
Enjoy!\(^o^)/