【テック体験】今話題のヘルメットなしOK電動キックボード「LUUP」に乗って移動してみた
今都内でヘルメットなしで乗れると話題になっている、電動マイクロモビリティシェアリングサービスの電動キックボードをみなさんご存知でしょうか?
以前から私も大変気になっておりましたが近頃ではTVでもよく紹介されていますよね。
ということで早速「LUUP」の電動キックボードに乗ってみました!
どんな感じか注意点や気づいた点も含めてこの記事でお伝えしていこうと思います。
「LUUP」は電動マイクロモビリティのシェアリングサービス
「LUUP」とは、都内の街中のポートに置いてある電動マイクロモビリティのシェアリングサービスです。好きなポートで対象の機体を借りて、「LUUP」の返却可能なポートであれば好きなポートで返すことができます。
現在このサービスは、実証実験という形で電動アシスト自転車と電動キックボードの2種類の機体が利用できるようになっています。
実験対象エリアは渋谷区、新宿区、品川区、世田谷区、港区、目黒区の全6区全域です。
電動キックボードはヘルメットを着用しなくていいの?
で・・・気になるのは電動キックボードですよね。
最近よく都内ではヘルメット無しで電動キックボードに乗っている人を見かけます。私も最初これを見た時は、「あれ?電動キックボードって公道で走っていいんだっけ?しかもヘルメットもなしで?」と疑問を抱いておりました。
特例措置の実証実験中なので「LUUP」のサービスでのみ体験可能
電動キックボードは「新事業特例の下で小型特殊車両扱い」となるためヘルメットの着用が必須ですが、今回は政府の特例措置のもと、「LUUP」でのサービス(電動キックボード乗車)は、実証実験という形でヘルメットの着用が任意となったそうです。
あくまで特例措置の実証実験中ということなので今後正式にどうなるかはまだ分かりません。
なので、LUUPにまぎれて一般の電動キックボードに乗っている人もたまに見かけますが、あれは違法ですのでみなさんも混同しないように注意しましょう。
「LUUP」ってその場ですぐに利用開始できるの?
すごく便利そうではあるものの、実際に利用するなら気軽さというのはとても重要ですよね。
ぱっと見つけてすぐに利用できるのかと言うと、利用するにはまず次のステップが必要になります。
【乗車前の事前登録】
① 専用アプリをダウンロード
② 会員情報の登録及びクレジットカードの登録が必要
→交通系ICカードやPayPayなどは現時点では使えないので注意。
今後使えるようになるのに期待したい。
③ 電動キックボードを利用したい場合は予め免許証の登録と乗車前の
確認テスト(道路交通法テスト)を受講しておく
電動キックボードは新事業特例の下で小型特殊車両扱いとなるため自動車運転免許証がないと乗れません!(原付免許では乗車できません)
そして事前に免許証の登録や事前テスト全問正解をしなくてはいけないので、前もってやっておくことを強くおすすめします。
利用可能台数があっても実際に行ってみると0台なんてことも
対象エリアは渋谷区、新宿区、品川区、世田谷区、港区、目黒区の全6区全域ということで、代官山エリアを探索しました。
・・・が、アプリ上では利用可能の台数が表示されているのに、実際に行ってみると乗れる機体が1台もないという事態に。
その後も代官山・中目黒エリアを5〜6箇所ほど歩き回り利用可能台数があるポートに行きましたが、全滅状態。
この日は泣く泣く諦めて帰りました。笑
思った以上の需要で供給が追いつかないという現状
そしてまた後日再挑戦。
やはりなかなか乗れる機体がなくて少し探してようやく見つけました!
ここにきて先日の全滅事件の原因が何となく分かりました。
それは。ようやく乗れる機体を発見して、ブログ用に写真撮影をしたりなど色々している間に、2〜3組ほど電動キックボード目当てにぞろぞろと人が来たのです。
思ったよりもこのサービス人気のようで、アプリ上で利用可能台数が出ていてもそこに行く間に、僅かの差で他の人に利用されてしまっているということですね。
考えることはみんな同じなんですね。笑
みんな目当ては電動キックボードの方なので、もう少し電動キックボードの台数増やしてほしいですね。
電動キックボードのライド方法
はい。そんなこんなでようやく電動キックボードに乗れることになったので、実際のライド方法をお伝えしていこうかなと思います。
「LUUP」電動キックボードの走行ルール
① 運転免許証(※)の登録と事前テストの合格必須
② 免許証の携帯
③ 原則として車道を走行
※ただし新事業特例により小型特殊自動車の扱いとなり次の走行が可能
自転車専用通行帯(自転車レーン)
自転車道(サイクリングロード)の自転車道
④ 新事業特例により自転車が規制適用外となっている一方通行路については
電動キックボードも通行が可能。
⑤ 走行禁止道路あり(246号線などの大きな道路 / 詳細はアプリで確認可)
⑥ 二段階右折禁止(大きな道路では一旦歩道から歩いて信号横断が推奨)
※警察庁はシェアリング事業者が利用者に貸し出す電動キックボードに限り「小型特殊自動車」と位置付け、従来の取り扱いを変更したので「原付」免許では運転することができません。貸出車を利用するためには「小型特殊」または「自動二輪」「普通」などのそれより上位の免許が必要です。
アプリのポート地図から乗りたいポートを探す
まずライドしたい時は、乗りたいエリアから近くのポートを探しましょう。
ポートを選択すると、建物名や住所などの情報と一緒に「利用可能台数」と機体の種類(電動キックボードか電動自転車か)が表示されているので、ここを必ず確認した上でポートに向かいましょう。
ポートマークに電動キックボードのマークも一緒に表示されているポートには、電動キックボードも置いてあるということなので電動キックボードが乗りたい人はこのマークを目安に探すといいですよ。
※ただ、先程もお話しましたが実際に行った時に、僅差でもう既に他の人が乗ってしまっているということもざらにあります。
※また、好きなポートに返せるので、いつも同じポートに電動キックボードがあるとは限りません。
①機体のQRコードを読込 →②目的地ポートを選択
① 機体のハンドルの付け根部分に【QRコード】が付いてますので、それをスマホのカメラで読み込みます。
② アプリで表示されたマップの中から目的地のポートを選び、【目的地ポートを選択】をタップします。
③確認事項を確認「次へ」をタップ →④同意チェック欄にチェック→「ライド開始」をタップ
③初乗り料金や時間料金などを確認し【次へ】をタップします。
④ライド前の確認事項をしっかり読み、同意チェック欄にチェックを入れ【ライド開始!】をタップしましょう。
これで自動的に電源が入り、ライドできるようになります。
私がライドした機体はバッテリー残量が僅かでしたが、往復約9kmの道のりを走行して電池が切れることはありませんでした。
しかし個体差もあると思いますので、走行中に電源切れたら大変ですので、ライドする際には十分にバッテリー残量があるものにライドすることをおすすめします。
電動キックボード 機体の説明
・サイドミラー
・速度メーター・バッテリー残量
・アクセル
・ハンドルブレーキ
・ウィンカー
・スマートフォンホルダー
アクセルはレバーのようになっていて、電動キックボードを自分の足で少し蹴って進み始めたら、右手の親指でアクセルレバーを押し込むと「ブウォーン」と加速して自動的に進むようになります。
ブレーキもちゃんとエンジンブレーキなので自転車感覚で乗ると結構びっくりします。
右左折する際は原動機付自転車同様に必ずウィンカーを出すことを忘れずに!
電動キックボードにライド中の動画公開
せっかくなので車通りの少ない安全な場所でライド中の動画を撮ってみました。
こんな感じで意外と電気エンジン音が「ブウォーン」と聞こえます。
ジャンジャカとBGMなってますが商店街から流れてるミュージックです。まるで後からBGM着けたかのような風ですね。笑
意外と速度が出るので、当然ですが片手を少し離そうものなら即バランス崩して転けると思います。必ず両手でしっかりと運転しましょう。
途中で一時下車をする場合は「一時停止・施錠」ができる
途中で一旦下車したいって場合もあると思います。そんな時にはアプリから一時停止と機体の施錠ができます。
一時停止の場合でも時間料金は発生しているので注意が必要です。
再度ライドを開始する際にはアプリの【解錠】をタップすると機体が解錠されライドできるようになります。
⑤目的地到着「ライド終了」をタップ →⑥「写真撮影に進む」をタップ
⑤無事目的地に到着したら、アプリから【ライド終了】をタップしましょう。この時点で料金が確定されます。
⑥そしてガイドをちゃんと読んでから【写真撮影に進む】をタップします。
ライド終了は機体の写真撮影をして写真を送信する
ライド終了後は必ず機体の写真撮影を行って、アプリに送信するみたいですね。
枠内に入れてくださいとありますが、ちゃんと機体全体とナンバープレートが写っていれば問題ないのかなと思います。
⑧決済完了後「終了」をタップ →⑨コメントを入力し送信
⑧写真を送信すると決済が完了しましたと料金が表示されるので、確認して【終了】をタップします。
⑨ライド終了後にはコメントや要望が送信できるようになっていて、なにか気づいた点や不備などがあればこちらに記入して送信するといいと思います。
これでライドとアプリの操作はひと通り完了となります。
行き帰りの距離と料金比較
後からアプリで、自分がライドした際の情報が確認できるようになってます。
今回は往復したので行き帰り同じポートで乗車・返却しましたが、行きは途中下車したり、道に迷ったりしたせいもあってほぼ倍の距離と料金がかかりました。笑
まあ初回なのでこんなもんではないでしょうか。笑
気づいた点・感想・まとめ
感想・気づいた点
・思った以上に需要があり、アプリ上で利用可能台数があっても実際に行くとない場合もある
・二段階右折が禁止なので大通りでの信号の右折が怖い(歩道から歩いて渡るのがおすすめ)
・246号線などの走行禁止道路を通れないだけでかなり遠回りになる場合がある
・思ったよりもバイク感(体感速度)がある
・料金は割高だがアトラクション感が楽しめるので乗る価値あり
・機体が静止した状態でアクセルレバーを押しても進まないため最初は乗りこなすのにコツがいる
最初に乗る際には車通りがない場所で少し練習してから、走行を開始したほうがいいと思いました!
というのも、キックしてからアクセルレバーを押さないと自動加速しないので全く進まず、バランスも崩しやすいので初っ端から大通りなどを走行するのは危険だなと感じました。
あとは、都内は路上駐車がとても多いのでいくら左に寄って走行していても、最大速度が15kmなので明らかに他車との速度差があり、路面駐車の追い越しの際に怖いなと感じました。
しかし電動アシスト付き自転車とは違い漕がなくていいので、爽快感があり風を気持ちよく感じながらライドが楽しめます!
ぜひ皆さんも安全運転でルールをきちんと守り、「LUUP」の電動キックボードを体験してみてはいかがでしょうか。
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