みじんこ きなこ

学生時代はAIを研究していたにもかかわらず、組込み系企業に就職し、事情があってその後複…

みじんこ きなこ

学生時代はAIを研究していたにもかかわらず、組込み系企業に就職し、事情があってその後複数回転職しているうちに、アセンブラからwebまで一気通貫で開発する変なSE。 現在は上場企業で社内SEとしてインフラからアプリまでをみています。 ただ、手を動かすことからは遠ざかり気味。

マガジン

  • 私がCoWaASというWebサービスを公開するまで

    趣味でサービスを開発し始めたところから、会社と調整して今副業として認められて、クラウドファンディングを始める予定です。 これまでの経緯とか流れとか苦労話などを、少しずつまとめてマガジンにしていきます。

  • 生成AIの業務実装ノウハウ集

  • つくってつかって! よちよち★Drogonフレームワーク

    Rustを超える超々高速駆動のMVCフレームワーク「Drogon」 開発者が某大陸の方だから怪しい?C++は難しい? いえ、それを補って余りある性能がこのフレームワークにはあるのです。 組込み業界出身でRESTfulAPIまで面倒を見る、異色のエンジニアが、C++初心者でもコピペすれば組めるようにDrogonフレームワークの使い方を解説します! 不定期更新で、C++による開発を普段から行っているものの、Web系技術にはあまりなじみのない方に向けた内容となっています。

最近の記事

Vol.3:CoWaASってどんなサービス?

皆様こんにちは、あるいはこんばんは、みじんこきなこです。 新サービスCoWaASを始めるまでのよもやま話を連載するマガジン、「私がCoWaASというWebサービスを公開するまで」 まだ募集前ですが、実際のクラウドファンディングのページはこちら↓ 前回までは自己紹介、今回は開発しているサービスの概要説明です。 マガジンの主題にそった開発の着想をしてから、公開するまでの流れは次回からになります。 そして、その話をするにしてもまず作ろうとしているものがどんなものか知ってもら

    • Vol.2:まずは自己紹介(後編)

      皆様こんにちは、あるいはこんばんは、みじんこきなこです。 新サービスCoWaASを始めるまでのよもやま話を連載するマガジン、「私がCoWaASというWebサービスを公開するまで」 前回の記事に引き続き、今回も自己紹介を書いていきます。 今回の内容は私の人生どん底期にあたる内容なので、なるべくサクッと書きますが苦手な方は次の記事にお進みください。 なお前回同様、今の会社の人には経歴オープンだけど、二度と関わりたくない過去の関り(大体今回の関連)もあるのである程度ぼかします

      • Vol.1:まずは自己紹介(前編)

        皆様こんにちは、あるいはこんばんは、みじんこきなこです。 新サービスCoWaASを始めるまでのよもやま話を連載するマガジン、「私がCoWaASというWebサービスを公開するまで」 いろいろ何を書こうか迷いましたが、何よりまずはどんな人がこんな記事やシステムを作っているのかを知ってもらうため、第一回は改めて私の自己紹介を書いていきたいと思います。 なお、今の会社の人には経歴オープンだけど、二度と関わりたくない過去の関りもあるのである程度ぼかします。 みじんこきなこの大ま

        • 趣味でサービスを開発し始めたところから、会社と調整して今副業として認められて、クラウドファンディングを始める予定です。 そのあたりまとめて連載にしていきたいな。 ある種のエンジニアさんの一つの読み物として。

        Vol.3:CoWaASってどんなサービス?

        マガジン

        • 私がCoWaASというWebサービスを公開するまで
          3本
        • 生成AIの業務実装ノウハウ集
          2本
        • つくってつかって! よちよち★Drogonフレームワーク
          14本

        記事

          数年前はC++でSocket使って0からサーバー開発して、Veu,React,Angular,Drogonとフレームワークを使いつつ、Pythonで音声合成のAI組みながらVartexAIのAPI叩くマルチクラウドシステム設計開発してる自分が今名乗るとしたら何屋なんだろうか・・・

          数年前はC++でSocket使って0からサーバー開発して、Veu,React,Angular,Drogonとフレームワークを使いつつ、Pythonで音声合成のAI組みながらVartexAIのAPI叩くマルチクラウドシステム設計開発してる自分が今名乗るとしたら何屋なんだろうか・・・

          検索拡張生成(RAG)を用いたアーキテクチャパターンのAWSとGCPの比較

          みなさまこんにちは、あるいはこんばんは。 みじんこきなこです。 今回は、検索拡張生成(RAG)を用いたアーキテクチャパターンの比較についてお話しします。 検索拡張生成(RAG)とは検索拡張生成(RAG)とは、従来のAIチャットボットよりも、より賢く、より深い会話ができるようにする技術です。 従来のLLMで構築された生成AIを単独で用いたチャットボットは、自分の頭の中にある知識を元に、ユーザーの質問に答えていました。 このため再学習を行わない場合、学習データを作成した時点

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          検索拡張生成(RAG)を用いたアーキテクチャパターンのAWSとGCPの比較

          前提知識不要!Google Cloudを使って15分で超高性能なAIチャットボットを構築する方法

          皆様こんにちは、あるいはこんばんは、みじんこきなこです。 さて、本日は久々に技術系の記事。 前提知識不要でGoogle Cloudを使って、15分で自分の会社のナレッジを元に回答してくれる、超高性能なAIチャットボットを構築する方法を紹介します。 想定読者として、自分の会社に生成AIチャットボットを導入したいと思っているITエンジニアでない方を想定しています。 本当にただ手順をなぞれば構築が済む形なので、有料記事としていますが、AIの構築からテストまでで、この記事を購入

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          前提知識不要!Google Cloudを使って15分で超高性能なAIチャットボットを構築する方法

          PCAとSAPを取ってみて思ったこと

          こんにちは、あるいはこんばんは。 みじんこきなこです。 随分とご無沙汰しておりましたが、昨年末あたりから立て続けにバタバタと資格を二つほどとったので、振り返りと所感の記事を一つ書いておきたいと思います。 なお、今回は技術的な何某は全くない感想文です。 今回取った資格今回取得した資格は、以下の2種類です。 Google Cloud Certified - Professional Cloud Architect AWS Certified Solutions Arch

          PCAとSAPを取ってみて思ったこと

          なんやかんやで、Professional Cloud Architect と AWS Solution Architect - Professional を取得して、晴れてマルチクラウドアーキテクト的な何者かになりました(だからといって特に会社で何かあるわけではないけれど)

          なんやかんやで、Professional Cloud Architect と AWS Solution Architect - Professional を取得して、晴れてマルチクラウドアーキテクト的な何者かになりました(だからといって特に会社で何かあるわけではないけれど)

          落ちはしないけど品質の悪いシステムって、継続的に人員食いまくる=長くお金を払わせられるから、SESとかSIer的に品質のいいシステムを作ることにインセンティブ働かないんじゃないだろうか・・・

          落ちはしないけど品質の悪いシステムって、継続的に人員食いまくる=長くお金を払わせられるから、SESとかSIer的に品質のいいシステムを作ることにインセンティブ働かないんじゃないだろうか・・・

          Google Cloud Certified - Professional Cloud Architect (Japanese) 試験には合格しけれど、遠隔監視試験の場合正式認定まで7~10日のGoogleの審査があり生きた心地がしない(´;ω;`)ウゥゥ 結果来るまで学習続行!

          Google Cloud Certified - Professional Cloud Architect (Japanese) 試験には合格しけれど、遠隔監視試験の場合正式認定まで7~10日のGoogleの審査があり生きた心地がしない(´;ω;`)ウゥゥ 結果来るまで学習続行!

          G.I.G(Google Innovate Gym)に参加中 業務的には普段AWSを使用しているけれど、昔趣味で使っていたときにGCPの感触が好きだったから、色々理由付けて会社に認めてもらいました。 マルチクラウドなシステム構築を会社でももっとやっていきたいです。

          G.I.G(Google Innovate Gym)に参加中 業務的には普段AWSを使用しているけれど、昔趣味で使っていたときにGCPの感触が好きだったから、色々理由付けて会社に認めてもらいました。 マルチクラウドなシステム構築を会社でももっとやっていきたいです。

          DrogonとRaspberryPiでLチカ

          皆様こんにちは、あるいはこんばんは、みじんこきなこです。 さて今回は、やろうやろうと思っていてやってこなかった、RaspberryPiとDrogon、そしてWiringPiを使ってLチカを行ってみます。 以前の記事でも触れたとおり、C++で書かれたDrogonは、本格的なMVCフレームワークの機能を有しているにもかかわらず、駆動時に消費するハードウェアリソースが非常に少ないため、IoT機器との親和性が非常に高いです。 通常IoT機器というと、エッジ側の低機能な機器を、WWWを

          DrogonとRaspberryPiでLチカ

          Drogonを使って行政のAPIを叩いてみよう

          皆様こんにちは、あるいはこんばんは、みじんこきなこです。 前回の記事投稿からすっかり時間が空いてしまいましたが、 今回はDrogonのHttpClientクラスを使用して行政のAPIを叩いてデータを取得してみます。 今回使用するHttpClientクラスは、2022年11月時点では公式のWikiに詳細な使用方法の解説が存在しておらず、 使用するには若干のソースコード読解とDocsforgeで作成されたリファレンスの参照が必要となります。 とはいえ、基本的な設計思想は以前

          Drogonを使って行政のAPIを叩いてみよう

          [Drogon]Login画面の作り方

          こんにちは、もしくはこんばんは皆様。みじんこきなこです。 さて、前回の実験でOpenSSLを使用して暗号化ハッシュを取得する方法を紹介しましたが、今回はそれを利用したログイン画面の作り方について解説していきます。 ちなみに今回のプロジェクトはちょっと規模が大きくなります。写経のように移すのは大変だと思いますので、適宜コピペして使ってみてくださいね。 それでは参りましょう。 データベースを用意する今回はログイン情報の記録にデータベースを使用します。使用するデータベースのテー

          [Drogon]Login画面の作り方

          [Drogon]実験!OpenSSLでSHA-2 512bit ハッシュ値を得る

          皆様こんにちはもしくはこんばんは、みじんこきなこです。 今日はまた次回の記事につなげるために、実験をしていきたいと思います。 タイトルからわかる通り、今回はOpenSSLの機能を使って、SHA-2 512bit 暗号化ハッシュを生成する実験を行います。 暗号化ハッシュというのは、あるデータに単純な計算を行い生成される、ほんの少しの差異しかないデータでも全く異なる値となる数値の羅列です。 ネットワーク越しにやり取りをする仕組みを実装する際に暗号化ハッシュは、安全性の担保の

          [Drogon]実験!OpenSSLでSHA-2 512bit ハッシュ値を得る