ラバウル温泉遊撃隊
温泉ライターがパプアニューギニアで戦史発掘
第二次世界大戦中に日本軍はアジア各地で温泉を開発しました。
ラバウル小唄でも知られるパプアニューギニア島のラバウルで、ジャングルの奥地を進みながら温泉を目指すうちに、当時の戦闘が浮き彫りになっていきます。
あの戦争を考えるための新しい切り口
このノンフィクションはテレビ番組にもなったのですが、書籍としても興味深い内容です。
そして太平洋戦争を記憶する人々が亡くなり、現代人がリアリティや興味を持ちにくくなっている時代に、温泉から戦争を検証するのは優れた手法だと思いました。
重版になったのでしょうか。
シンプルな奥付け。