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アデュ~ ポルノの帝王久保新二の愛と涙と大爆笑 エッチ重ねて50年
800本以上のポルノ映画に出演した男
70年代の日活で働いていた人のなかにはロマンポルノとピンクは路線が違うと言われる方もいるのですが、どちらにしてもそういった系の映画のアレもコレもに出演されていたのが久保新二さんでした。
人間関係が濃厚に交錯するピンクな日々の記録
東京に多くの名画座があったころ、土曜の夜にはポルノ映画5本立てや7本立てオールナイトのような上映がよくありました。一本の上映時間が70分を切るぐらいの長さでしたから、夜の9時から始発までのちょうどいい長さ。そこに次から次へと出てくる久保さん。
ロマンポルノにはカウンターカルチャー的な匂いもありましたから、特殊な人達にとってはスターだったのです。
低予算を情熱とアイディアとノリでカバーするポルノ映画の現場は無茶苦茶で楽しそうです。なによりも登場する人のキャラがみんなエロ濃い!
劇団ひまわり発ー不良経由ー若松孝二作品に乗り継ぎーピンクな世界へ
語られている体験の一つ一つが日本映画史の側面を知る貴重なものですが、未亡人下宿シリーズの全解説が付いているのも素晴らしいです。
二度の脳梗塞を乗り越えられた久保さんが2015年に出されました。
初版です。
サインもついていちゃったりして。