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幻の怪蛇 バチヘビ
言っておくけど矢口高雄は「釣りキチ三平」だけの人じゃないからねっ!
矢口先生が亡くなられちゃいましたね。
少年時代に読んでいて、とても若いイメージがあったので81歳になられていたのに驚きました。
代表作の「釣りキチ三平」だけでなく、地元秋田の文化に根差したマタギものや自叙伝作品も素晴らしく、土着的な内容をスッキリとした画風で読ませてしまうのは矢口先生ならではですね。
日本中にツチノコブームを起こした漫画
バチヘビとはツチノコの別称です。
この作品が日本中に巻き起こったツチノコブームの火付け役となりました。そこには、当時の漫画ではなかなか見かけない斬新な演出がありました。
川口浩探検隊的なノンフィクション漫画
これは矢口プロの面々がバチヘビ(ツチノコ)の正体を確かめようと山に踏み入り、試行錯誤を重ねて奮闘した実話(仕立て)です。
そのリアリティに少年たちのみならず大人まで夢中になり引き込まれました。
矢口漫画の素晴らしいダイナミズム
矢口先生のコマ割りは本当にダイナミックでしたよね。
確かな絵と展開力、動きのデフォルメの素晴らしさ・・・技術をもっと評価されていい凄い漫画家の一人です。
昭和48年のKCコミックスかぁ。
あの頃を思い出すなぁ。