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映画7/11

この前プラダを着た悪魔を見た
この作品に勇気づけられている女性は多いんじゃないかなぁ

これを久しぶりに見て思ったことは、アンディが苦手かも
仕事を「仕方ない」「私が決めたことじゃない」と言って逃げたり
何を目標にして生きているかわからないから

ただ苦手って思ったのは
自分が自分に対して嫌いなところの表れだと思った
自分と似ている部分があってそこが嫌だから苦手なのかもって
そう思った
そして腑に落ちた

他にも思ったことは
周りの人間があまり好きじゃないってこと
友達とか彼氏とか
アンディが忙しくて自分たちに対して時間をさけていないことに
愚痴を言うのはいいよ
だけどミランダの元で働いているアンディを
変わったね、昔みたいじゃない
そう言って離れてくなんて
なんて心が狭いのか

もちろんアンディの対応にも問題があったと思う部分もある
けど、なんとういうかアンディが今頑張っていることに対して応援するのが友達なのでは?彼氏なのでは?と思った
これは自分の価値観だから、そう思わない人もいるかも
でも、私は思う
一緒に成長してこその友達だし、彼氏だって

だからこそ変わったねという皮肉はあまり好きじゃなかった。

あと、これって仕事か家庭かっていう二項対立になってた
仕事を優先して離婚するミランダ
最終的に家庭(彼氏・友達・家族)を優先したアンディ
(家庭を信念とか価値観と結びつけていたけど、)

これを見て最終的に家庭を選んだ方がいいのか?と思わされる
仕事に誇りを持ってやっているミランダは素敵だと思うし
(ミランダの心ないやり方には懐疑的だけど)
それぐらい仕事できる人はやはり達成感、やりがい、成長を
感じることができるんだろう

ただ、仕事ばかりで親バカで継父と離婚する女性は
素敵だが人生において孤独だ

だからといって家庭かと問われると
ミランダの元で働いて成長はしたけど
私には悪い言い方をすると
仲良しごっこをしてる古巣に戻っただけにしか見えなかったし
アンディの「あなたのいう通りだった」「私が全て間違ってた」
というような発言は別に的を射ていないと思った

家庭は大事だけど、仕事も大事
家庭を大事にするを前提に仕事をしていくっていう
仕事を第二軸に置いて生活できるような
そんな生活を送れるんじゃない?って思った

けどアンディの選択はどっちかっていうと
家庭を大事にする女性として描かれていたように思う

ここで思い出すのは近代的家族の在り方
近代化に伴って家庭と仕事の分離が行われて
どちらか一方を達成しようとする人が出てきてしまったって話

その近代的な家族像をもとに作られている感じがして
それが嫌で
いやワークライフバランスのある生活ってあるんじゃないの?と思った

けどまぁそれが厳しいってことの表れなのかもしれないとも思って
少し自分の未来に絶望して
ただ自分が送りたい生活は
家庭を第一に仕事を第二におけるような生活だから
それを軸にやり方を模索していけばいいと思った。

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