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寒いから暖かい。『旅をする木』

アラスカでの生活が主に描かれたエッセイ。

アラスカでの実際の生活から表現される
言葉の数々は
やはりリアリティがあって想像力を掻き立てられた。

この本を読んでいて思い出されるのは
デンマークでの日々。
寒い北国で冬の日照時間が短い。
その分室内での楽しみ方をたくさん知ってるし、
外で自然と戯れる貴重さも知っている人々。

国家的余裕も関係あるけど、
人々に余裕があって他人に優しくて、
寒い分その優しさが本当に暖かい。

この本を読んでいても
外の冷たい描写と
それ以上の人々の暖かさを感じられる。

私もデンマークのそんなところが好き。

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