暮らしに役立つ!? 『物理的に便利なスマホ活用法』のゆるネタたち。
スマートフォンは便利です。より正確に言えば、中に入っているアプリやら何やらが便利なわけですが、固くて四角くて手頃な重さのブツが身近にあると、意外な場面であら便利! なんてことがあったりします。
例えば筆者の場合、ハサミやカッターがない状況でコピー用紙をきれいに切る必要に迫られ、スマホをヘラのようにして紙に押し当て扱き、クッキリと折り目をつけてから紙を裂きました。綺麗に避けました。ヘラとしてのスマホ。ヘラホです。
きっとジョブスも許してくれる、バッテリーをまるで消費しないスマホ活用術。みなさんの暮らしではどう役立っているでしょうか。
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● 使いすぎた!熱っ!ホッカイロや!
スマホ使いすぎて熱っ!となる時、どうしますか? お腹に乗せてみてはどうでしょうか? ホッカイロみたいで癒されますよ。もちろん火傷には気をつけて!
一番多かったのが、スマホの発熱を利用した活用術。日常的に持ち歩く道具でほんのり熱を帯びるモノ、ってそれまであまりなかった気がします。この人は、完全にスマホをカイロとして見なすドライさが痛快。
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● ゴリゴリなゲームをやりながら指先から温まる
最近は暖かくなってきましたけど、寒い時の活用法です。ゲームはできるだけ3Dのギュンギュン動く奴がオススメです。静かに温まるスマホで指先からポカポカ🤗
スマホの熱をどう使うか工夫している人が多い中、この方はどうやってスマホの熱を上げるかに着目。逆に夏場など、スマホの熱を上げたくない時にも参考になるでしょう。
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● アイスメルター・フォーン
なつかしの、新幹線の車内販売のアイスクリーム……のようなカチコチのアイス。 すぐに食べたいときはなかなかもどかしく感じますが、そこでライフハック。 しばらく手にして使ったほのかに温かいスマートフォンをアイスクリームの蓋の上に載せておくと、じんわーり表面があたためられて、スプーンが入りやすくなります。 夏の夜、スマホのオーバーヒート防止にも如何でしょう。
スマホの熱利用で優勝はこの人。たしかにカッチカチに凍ったアイスを食べるときは、全面的に柔らかくするのではなく、表面だけ溶かして中心へと掘り進めたい。そんな欲望を叶えてくれる、まさにクールなアイデア。天才!
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● スマホ鏡
スマホの液晶の反射で鏡になるしインカメでも鏡になる👁❤️ 前髪の崩れとか気になった時はめっちゃ便利だけど目に入ったゴミは割と至難の技なので大人しく鏡を探す😇 大人しく鏡付きのスマホカバー買えばいいんだけど!😚
スマホのインカメラで化粧直ししている人、たまに見かけますね。スマホをそうやって使うんだーと感心しながら眺めていたことはあるんですが(電車での化粧は別に気にならない派)、液晶の反射を鏡にしていた人もいたとは。ギリギリまでバッテリーは減らさん、という強い意志に敬意を表したいです。
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● 肩たたきにスマホの角がいい感じ
肩こった時に指で揉むとすぐ疲れるのよ〜 なのでスマホの丸い角でぐっぐっと押すと楽 優しく叩くのもいい感じ。
中にどれだけ精密機器が詰まっていようが、ひどい肩凝りの前では単なる「ちょうどいい角がある道具」。100均の商品と扱いはそう変わりません。ネットスラングに「魔法(物理)」というものがありますが(魔法攻撃と言いつつ結局は杖でぶん殴ってる、みたいな意味)、こちらはさしづめ「スマホ(物理)」ですね。
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● 買い物メモの貼っつけ場所として
分かっている。このスマホの中に、もっと便利な買い物メモアプリが存在することは。 だが、スーパーの中でちまちま手元のスマホをいじって、棒のように突っ立っていると、元気がありあまって、スーパーボールのように跳ね回るお子さまにとって、危険な障害物に自分がなりうる可能性がある。 なるべくなら他人にとって無害な存在でいたいので、買い物メモは頑固一徹、紙の付箋でやらせてもらっている。 紙付箋は「気がつくと、どっか行ってる」というデメリットがあるのだが、固定位置として常にスマホに貼るようにしたところ、それなりの重量でもって、存在感を示してくれるので、「付箋どこいったー」と全ポケットをひっくり返して泣かずにすむようになりました。
わかる〜。筆者の場合、スマホに打ち込むよりそこらへんの紙に書き込んだほうが圧倒的に早い、というのが手書きメモを手放せない理由ですが、重要なものだからこそ普段肌身離さず持ち歩いているスマホとニコイチにする、というコバンザメ作戦は理にかなっています。
ちなみに鉛筆マニアとして知られる文房具ライターの小日向京さんは、著書の中で、iPadなどのサラサラとした裏面を「鉛筆向きのいい紙」と書いていて、どんなデジタルガジェットもすべて文房具と見なす豪腕振りに戦慄したことがあります。
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● スマホのサイズを覚えておいて、メジャーとして活用する
SE(第一世代)のサイズはおおよそ縦12cm、横6cm。 これさえ覚えておけばアバウトにちょちょっと測れるのだ…!! まぁ手でもいいんですけど、手のコンディションによって結構変わっちゃうのでこちらの方が信頼できます✌️
今回の優勝はこの人! おおよそのサイズが知りたいときって、確かにある。そして手よりはスマホのほうがなんとなく信用できる……という、理にかなってるんだがアバウトなんだかの案配も絶妙。今度自分のスマホのサイズも計っておこう。
古川 耕
放送作家/ライター。放送作家としてTBSラジオ『アフター6ジャンクション』『ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ』などを担当。
ライターとして文房具や書評などを行う。連載は月刊GetNavi「手書きをめぐる冒険」。
https://twitter.com/2dawn
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