教師130日目~シナジー~
スケジュール
7:00~8:30 朝課外電話当番&課題チェック
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~10:40 教材研究
10:50~11:20 理科会
11:20~11:50 教材研究
11:50~12:40 授業
12:40~13:20 昼食&休憩
13:20~14:10 授業
14:20~15:10 初任研
15:10~15:25 掃除
15:25~15:30 ST
15:30~15:50 生徒対応
15:50~16:30 職員会議
16:30~18:00 部活動
18:00~18:50 怪我人対応
今日は朝課外の電話当番で、7:00から学校に居た。
5:00に起きる予定だったのが、5:50になってしまったので焦ったがどうにか間に合ったので良しとしよう。
僕は専門が理科なので朝課外を担当することは少ないが、毎週これだと思うとさすがに気が滅入る。
国語・数学・英語の先生は本当にすごいなと感心するばかりだ。
でも、朝課外をここまで頻繁に力を入れてやっているのはこの地域くらいなものである。
教師も生徒もここまで大変な想いをしてまでやらなければならないのかについては疑問が残る。
もし、やるならやるできちんとその成果を確認しておかねばならない。
何となくやった方が良さそうだよねでやるのではなく、何を目的にして、その成果はどうやって測るのかまで設計しておく必要があると思うのは僕だけだろうか?
今日1日を過ごしてみて、さらにスケジュールに書いてみて改めてすごく感じたのが、無駄な会議の長さだ。
約1時間にも及ぶ会議を100人近い人を集めてやる必要が本当にあるのか?
1人時給1000円だとしても、100000円のコストをかけるほどの価値がある会議が出来ているだろうか?
寝ている人や話をほとんど聞いていない人がゴロゴロ居る会議なんて聞いたことがない。
共有事項は掲示板で共有すれば良いし、本当に検討したい項目について、本当に必要な人だけでやれば良いと思う。
その1時間あるなら、もっと他のことに時間をかけたいと思ってしまう。
まぁ、これもこの職場を選んだときから分かっていたことなのでそこそこ折り合いを付けつつ、これが当たり前だと思わないようにやっていきたい。
話は変わるが、今日は久しぶりに部活動に顔を出した。
いや、顔を出せるくらいの時間的余裕が久しぶりに出てきたとも言える。
そして、終わりを任せられた時に限って怪我人が出る。
怪我人はもちろん心配だが、やはりここにも部活動の限界を感じた。
怪我等の緊急時の対応の専門家ではない教師が顧問としてほぼ1人で部活動を見れるわけがない。
ましてや自分がやったことない競技なんぞ指導出来るわけもない。
生徒も上手くもなんともない顧問に教えてもらうよりもしっかりと競技経験のある指導者に教えてもらった方が良いだろう。
教師で部活動を頑張っている人は外部顧問に任せると競技の指導しか出来なくなると言うけれど、教師だから部活動を通して生徒指導が出来るわけではないと思う。
教師の中にもそれが出来る人と出来ない人が居て、教師じゃない人でも然りだ。
スポーツ選手のセカンドキャリアを考えるうえでも、外部顧問は積極的に取り入れるべきだし、そういう人たちはそれを本業として組織作りもシステム化していけたら持続可能なビジネスになるのではないかと思う。
ただ、やはり教育にお金は回ってこないので何かしらと組み合わせてシナジーを生んで部活動指導×何かでお金を生み出さねばいけないとも思う。
そういうことを考えながら、きちんとお金を作り出して、教師を幸せに出来る持続可能な学校って作れないものだろうか?
簡単ではないが、不可能とも言えない。
人生をかけて、追ってみたいと思える夢だ。
そんな夢を叶える為にまずは今の仕事できちんと成果を出して、まわりに認められるように頑張っていこう。
今読んでいる本で職場でフィードバック探索(自分から様々な人にフィードバックを求めていくこと)をする人の方が成果をあげると書いてあったので常に色々な人からフィードバックをもらって、自分を過大評価しないようにしたい。
人は誰しも自分を過大評価しがちなので、コイツダメだなと思ったら自分と同じくらい、コイツ普通だなと思ったら自分より遥かに良い、コイツスゴいと思ったら天と地の差だと自分に言い聞かせて、さらに知の探索を続けていきたい。
まずは目の前のことを一生懸命。
終わり!