ジャンプ新連載 半年後に生き残る漫画を予想する サムライ8 八丸伝
新企画です。私はソシャゲのヒット予測には自信を持っていますが、そのノウハウを使ってジャンプの新連載漫画でも人気が出るか否かを予想してみようと思い、この企画を思いつきました。
題して
ジャンプ新連載 半年後に生き残る漫画を予想する
そのまんまのタイトルです。
新連載を最低3話以上、読んで半年後に打ち切りになるか否かを予想していきます。
週間少年ジャンプは本当に一流の舞台であり、長期連載=アニメ化決定と言っても過言では無い漫画家のエリート中のエリート達が集まる夢の舞台です。
しかし、ほとんどの漫画は長期連載ができずに打ち切りにされていくのもジャンプで連載する作家の宿命です。
非常に厳しいが夢のある舞台
それが週間少年ジャンプです。
漫画は基本的にストーリー物なので序盤で人気が出ないと中盤でストーリーが盛り上がって面白くなってもキャラクターを理解している読者の絶対数が少ない為、中々人気は上がりません。
つまりスタートダッシュが超超超大切です。
個人のウェブ漫画ならば打ち切りは無いので作家のペースで連載が出来ますが
ジャンプでの連載は次から次へと凄い才能が突き上げてくるので中盤から盛り上がるから待ってくれと作者が願ってもジャンプは容赦なく打ち切りにしていきます。
良くも悪くもこの手法でジャンプは超一流雑誌の座を守ってきましたし、超大ヒット作を数え切れないほど産んできました。
新人漫画家は最初の3話以内で多数の読者を獲得出来なければ非常に厳しい戦いを強いられています。
打ち切り間際に語られる主人公達の隠された設定が面白い事は非常に多いですが打ち切りが決まっている為、漫画は駆け足で展開し面白い設定でも楽しさは半減しています。
本当にもったいない。
この新企画では
私、個人が何様と思われるかもしれませんが、この点が面白い、この点が残念と具体的に語りながら10点満点で評価を行い(6点が及第点)
最終的に半年後に生き残る確率を%表記して行きたいと思います。
第1回はNARUTOの作者、岸本先生の新作
サムライ8 八丸伝
第2回はふたりの太星
第3回はビーストチルドレン
第4回はトーキョー忍スクワッド
の予定です。
1番最初にサムライ8 八丸伝を題材に出来るのは非常にやりがいがありますね。
では参ります。
サムライ8 八丸伝
目次
①ストーリー展開
②キャラクターの魅力
③絵の魅力
④この漫画の良いと思う所
⑤この漫画の気になる所
⑥半年後に生き残っている確率
①ストーリー展開
まず第1話から1度流し読みしただけでは理解が非常に難しい構成で新連載は始まりました。
まさか巻頭カラーがゲームの話だったとは思いもしませんでしたし、
メガネの病弱少年が主人公に変身するとは思わなかったですね。
色々と世界観を作り出す用語が飛び出して、わかりやすい1話とは言えないと思いました。
しかし、既に多数のファンがいるNARUTOの作者ならば最初からフルブーストで読者を獲得する必要は無いと思います。
最初から伏線を張りまくる事が出来るのは大ヒット作家の特権だと思います。
第1話は個人的に抜群に面白いストーリーではなかったですが、魅せる所はしっかり魅せているストーリーだったと思いました。
2話、3話と個人的にやや盛り上がりにかける展開が続いたと思います。
師匠キャラクターがNARUTOよりも魅力に欠けているからではないかと感じています。
師匠キャラクターは序盤は絶対的な強さが定番ですが、八丸の師匠は最初からやや苦戦の描写もあります。それが伏線なのかもしれないですが、魅力的なキャラクターがいないとストーリーもつまらなく感じやすくなります。
一方で伏線を張りまくるそのスタイルは続きが気になってしまう作りだと思います。
凄い面白いとは思わないけど毎週読んでしまうのは伏線が気になるから、設定の詳細が気になるからかもしれないですね
ストーリー5.5
世界観6
伏線7
②キャラクターの魅力
物語序盤では全てのポテンシャルを図る事は難しいですが
主人公の魅力 5
師匠の魅力 5
親父の魅力 6
新キャラの姫6.5
第6話でようやく登場したヒロインポジションのキャラクターは期待大ですね。
可愛らしく王道のヒロインの予感がします。
主人公と師匠の印象が良くないのは強力なボスキャラを倒していないからだと思います。
新人作家とは異なるゆったりとした物語の進行ペースや伏線の張り方が大ヒット作家の作品だと感じるところです。
③絵の魅力
絵の読みやすさ5.5
絵のカッコよさ6
コマ割りのセンス6
正直、主人公の八丸と師匠はカッコいいデザインだとは思いませんが、周りのキャラクターは魅力的なデザインのキャラクターがいるなと感じています。
バトルシーンも爽快感が物凄くあるわけではないのでこれからに期待したい所です。
④この漫画の良いと思う所
スケールの大きさを感じます。
八丸もNARUTOと同じように何か秘密を持った存在なのは間違いなさそうですが、それが明かされるのはいつの事になるのか読者は皆気になっていると思います。
伏線を張った後に平気で新しい伏線を重ねていくスタイルが魅力につながっています。
世界観がブレていないのもいい感じだと思います。
⑤この漫画の気になる所
主人公のキャラデザがやはりカッコよくない所
ただ主人公は少年なのでNARUTOのように成長してカッコいい青年になる可能性は残されています。
主人公らしくもっとカッコいい表情を見たい所です。
絵のパンチがまだまだ弱いと思います。
⑥半年後に生き残っている確率
連載開始から6話が経過しましたが未だに毎週伏線を張っている事がある意味凄いと感じるこの漫画。
侍同士の本気の戦いすら未だに見る事が出来ていません。
そもそも侍がなんなのかすら未だによくわからない状態の漫画です。
八丸伝が盛り上がりを見せるのはここからなのは間違いないでしょう。
NARUTOの作者の新作が半年後に打ち切られているとも思えません。
半年後に生き残る確率は90%と非常に高い数値予想をしておきます。
一年後まで生き残る確率は現在の情報で予想できる数字は50%でしょうか。
最初の大きなエピソードで盛り上がる展開があれば一年後も人気は安泰でしょうし、大きなエピソードでコケたならば一年後の人気は怪しいかもしれません。
現状の状態はつまらなくはないが面白くもないという状態ですが、他の連載陣で終わりに向かっている漫画がいくつかあるのでそれを追い越してまで短期間で打ち切られる程ではないと感じています。
まだまだ底を見せていない漫画だと思うので大化けするか、半年後にはかろうじて生きているかどちらに転ぶかわからない漫画だと思います。
最後に岸本先生の漫画のタイトルって不思議ですよね。
NARUTOって普通に考えたらおかしなタイトルですよね。
サムライ8 八丸伝も
全くピンとこないタイトルですが大ヒットすれば当たり前のタイトルに感じてしまうのでしょうね。
次回の新連載漫画生き残り予想は大ヒット作家の新作ではないので半年後に生き残る確率90%という高すぎる予想は出しませんのでご期待下さい。
皆様の応援に支えられて毎日連続投稿継続中。ゲームアプリの触りの部分をプレイする事でゲームの出来を独自に判断し半年後のセルラン を予測をしていましたが、エンタメ未来予測全般に挑戦したいと思っています。