コロプラの最果てのバベル、不正課金問題から考える
今回はニュースで語る企画です。
まずはこちらのニュースをご覧下さい
自社の新作ゲームに対してセールスランキング上位につけさせて人気があるように消費者に思わせて、ゲームのプレイを促進させよう、ダウンロードしてもらおうという狙いがあったと思います。
この問題はコロプラに限った事ではない可能性があります。
セールスランキングの推移とSNSでのゲームの熱狂度を私はよく調べますが
SNSが盛り上がっていないにもかかわらず、セールスランキング上位に位置する不可思議な新作ゲームを私はよく見つけています。
証拠がないのでそんな怪しい新作ゲーム達の運営会社が課金の指示を出していると断言は出来ませんが、
私はかなり臭いなといつも思っています。
この自社課金はコロプラだけの問題ではないのではないでしょうか?
運営会社側は自社のアプリに注目してもらうために出来る限りのことをしているのかもしれません。
しかし、消費者の立場から見て、自社で課金してセールスランキング上位に位置するように操作していた噂が出れば、
その企業への信頼とセールスランキングの価値は一気に低下するでしょう。
信頼は非常に大切なものですし、築き上げるには時間がかかりますが、崩れるのは一瞬です。
根本的なゲームのクオリティと高い運営力が伴わなければソシャゲの大ヒットは望めなくなっています。オリジナルIPのゲームは当然苦戦しています。知名度が無いからこそのセールスランキングでの人気アピール戦略なのでしょう。
しかし、据え置きゲームでは新しいIPでもヒットが誕生していますし、
漫画、アニメ原作のソシャゲはヒットを飛ばしている事からも昔からある王道のIP創出ルートは未だに健在です。
王道のゲーム、王道の漫画で多数のファンを獲得してからソシャゲ制作に取り組むことが本当のヒットに繋がると思います。
群雄割拠のソシャゲ市場においてソシャゲからIPを一から生み出すというのは一昔前よりもかなり難しい時代になったと開発会社側には考えて頂きたいですし、無理矢理な広告戦略も控えて頂きたいですね。
また、消費者の立場としては人は昔からランキングというものが大好きなのですが、
ランキングというものは人が作っているものであり、誰かの意図により本当の消費者ランキングを捻じ曲げる事も今回のように可能だということを頭の片隅に置いておいた方が良いかもしれないですね。
全く知らない人の口コミやランキングよりも
SNSだろうがリアルだろうが少しでも人間性を知っている知人の口コミの方が100倍参考になると思います。
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